
スカパーのファミ劇でやってる西部警察がいよいよ最終回です。
その集大成ともいえる最終回スペシャルが放映されました。
実はこの最終回スペシャルは前回ビデオで録画してますので40回以上見てるのですが、例外なくラストでは号泣しますね。
100点満点中500点をつけられるまさしく日本のテレビ史上に残るすばらしい作品です。
まず規模が凄い。
3時間スペシャル(実際にはCM等をはさむため本編は2時間20分ですが)ですよ?
今のテレビドラマの最終回が最終回スペシャルと言いながら15分拡大版がせいぜいです。
テレビドラマによく3時間を投入できたものです^^;
ロケ地もすごい。
東京都内はもちろんですが北海道夕張、静岡の日本平、福岡、岡山(最後の決戦となる剣島は岡山の犬島)とまさに日本をたった1話のために縦断ロケをやり、さらに冒頭では仏蘭西の巴里でもロケをやってます。
wikipediaを見るとこの1話作るのに6億だったとか・・・・
十分すぎるほど納得です(^^;
3時間という長い時間にもかかわらず全く飽きさせる場面がないのはすごいことです。
従来の西部警察のもつストーリーの強引さ、テンポのよさはそのままに、演出や音楽は比較にならないほど凝っています。
犯人(国際テロリストグループ)が大規模なテロを行うシーンはワルキューレの騎行をバックに流すことで不気味さを際立たせたりしています。
特にすごいのはラストの小暮課長(故裕次郎さん)が大門殉職後に東京港に自分と大門の警察手帳を投げて別れを告げるシーンです。
港を歩く小暮課長をだんだんカメラを引いていって最後に東京港からの夕焼け風景を映して「西部警察PARTⅢ 終」とバンと文字をかぶせるわけです。
まさに映画の演出です。
が、このシーンを見ていて鳥肌が立ちました。
これってムチャクチャすごいシーンなんでは?
ただカメラを引いていくだけではなく、まず波止場を歩く裕次郎さんを真横(左側)から映してそのままカメラを引いていくと同時に回りこんで真正面上側にゆるやかにいってさらに右側にいって東京の風景。
カメラの映像からたぶん200メートルぐらい離れてると思います。
もちろんノーカットですから・・・
これってヘリコプターで映してるんですよね?(^^;
でもヘリコプターで真横から映してるってことはどうカメラを回しながら飛んでるんだろう?
ストーリー、面白さ、迫力、音楽、演出、感動すべてが満点を超える作品でしたね。
まさしく最高でした。
ストーリーはネタバレになるので詳細は書きませんが、機会があれば是非見てください。
あ、そうそう。
夕張で大規模な銃撃戦&大爆破がありますが、その銃撃戦で重症を負ったジュン(石原良純)の手術をしている医師は当時の夕張市市長です。
当時はものすごくにぎやかな街だったんだなぁ・・・・
Posted at 2008/09/28 00:39:19 | |
トラックバック(0) |
西部警察 | 日記