あたらしい朝がきた~♪
・・・・疲れたときに聞くとなんかむかつく歌だ・・・w
さて起床は6時。
いつも思いますが旅行でゆっくり寝たためしがないです。
まあ目的が目的なのでしょうがないですけどね。
今日は
GREAT☆ONEさんと
SL-35さんと一緒にパシフィコ横浜で行われる国際航空宇宙展の見学です。
むしろこっちがメインなんですよ~。
新横浜駅でSL-35さんとGREAT☆ONEさんと合流し、パシフィコ横浜へ!
・・・でかい。
むちゃくちゃでかい。
何これ?
私のような田舎ものにとって横浜の町はまさにコンクリートジャングル(死語)です。
大都会恐るべし!!
さあパシフィコ横浜に着きました。
入場券1200円を・・・微妙に高いな・・・
では中に入ります。

エアバスのブースではA380の模型が展示されていました。
・・・前から見るとイルカみたい
これだけ巨大だと日本で効率的に運行できるのか気になります。

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NH-90ヘリコプターです。
欧州の4カ国の共同開発で操縦系統をフライバイワイヤで行っています。
海上自衛隊ではEH101を導入するなど欧州機の採用の動きがありますので今後どのような形になるのか楽しみです。
(NH-90を出展してるNHインダストリーはパンフを日本語で書かれていて大変好感がいいぞ!)

次は大同特殊鋼のブースです。
これは”最強の鋼”マルエージング鋼を削りだしで作ったエンジンの主軸です。
これは高いぞ~

日本ムーグのブースではグローバルホークやMDシステムのコアユニットの展示がされていました。
こちらはMDシステムのスタンダードSM3ミサイルの姿勢制御スラスタシステムです。
SM3の弾頭はスラスタを使って姿勢を微調整し、敵の弾道ミサイルの弾頭を破壊します。

こちらは・・・・な、中島の栄十二型エンジン?
空冷の星型エンジンで零戦などに用いられていた伝説のエンジンです。

次はIHIのブースです。
こ・・・・これはネ20エンジン?
そう、大東亜戦争末期に開発した日本初の実用ターボジェットエンジンです。
元々日本はジェットエンジンの研究とジェット機の開発を行っていましたがドイツの技術提供で僅かな図面(断面図のみ)が入手できたことでそれを参考に基礎研究をもとに特殊攻撃機橘用のエンジンとして完成しました。

新明和のブースではUS-2飛行艇が展示されていました。
1号機と2号機が既に納入されていますが量産機にはこのような紺色の塗装が施されるようです。
P-2Jみたいでかっこいいぞ!
US-2はコクピットを与圧キャビンとすることで高空での飛行が可能になり、さらにCCVにより今まで職人技が必要だった操縦の負担が軽くなったとのことです。

次はロッキードマーチーンのブースです。
第5世代戦闘機のF-22とF-35が展示されていました。

こちらはボーイングのブースです
F-15FXとF/A-18スーパーホーネットが展示されています。

米海軍のMDのブースではMDシステムが展示されています。
これはSM3ミサイルの運動エネルギー弾頭。
MDシステムはスタンダードミサイルのほかパトリオットPAC3など力を入れた展示がされていました。

富士重工のブースです。
開発中のビジネスジェットはいいのですが、何故かミニヴァン(エクシーガ)も一緒に展示。

NECのブースでは衝撃にすぐれたノートパソコンの展示がされていました。
落下したり水にぬれても大丈夫というまさに漢っぽいものでした。
写真はおみやげにもらった時計。

今回もらったパンフ(のごく一部)です。
ほとんどすべてのブースを回りましたが、その中でも日本の加工メーカのブースが一番興味深かったですね。
どうやってこれを削るのか、どうやって加工するのかなど。
また防衛省はステルス実証機の模型を展示していましたが撮影禁止。
たぶんエンジン排気口あたりの形が機密なんでしょうが、だったらシートでもかぶせておいたり別の部品につけかえればいいのにと、ひじょ~に疑問でした。
しかも機体の前には警備員がいますが、10メートルも離れていれば写し放題じゃないのかな?
意味あるのかちょっと疑問です。
さて同じく注目していた欧州戦闘機タイフーンのブースですが、ここにいたっては完全に「残念だ!」という気持ちです。
関係者以外立ち入り禁止でパンフの配布もなし。
はぁ?というのが正直なところ。
今回感じたのは欧米のメーカーに対して印象が悪いなあというものでした。
それは多くのメーカーがパンフレットはすべて英語で和訳はほとんどなしの状態だったからです。
確かに市場規模を考えれば日本は小さいでしょうし対象も業界関係者でしょう。
でもトレードデーならともかく一般公開の日なのに何故英語のままなの?
来場する大多数は業界の人間ではなく普通の人です。
モーターショーなどでは日本では数が売れなくてもそれでも日本のお客様を獲得する為に日本語パンフをつくったり努力をしています。
ましてや防衛関係の装備ということは日本がそれを買う場合もあるわけです。
買う担当者は商社や役所かもしれませんがそのスポンサーは国民一人一人なのですからどういうものなのか説明をするべきです。
特に欧州戦闘機はタイフーンが航空自衛隊のF-4後継の候補の1つとなっているのに簡単な説明すらありません。
1機100億、200億という大変高価な製品なのですからこういうときこそスポンサーである国民に理解してもらえるチャンスではないでしょうか。
(それとも売る気がないのかあきらめてるのかわかりませんが)
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