
発売日ですものね。
買ってきちゃいました。
今回の特集は海上自衛隊の艦載兵器。
目新しさはないですが、海上自衛隊成立から今日までの艦載誘導弾、砲熕兵器、ASW兵器、機雷戦兵器がその歴史をわかりやすく整理してありました。
誘導弾や射撃管制装置などの発達の歴史を振り返ると面白いですね。
ASM-1~ASM-1Cの複雑な歴史
(ASM-1→SSM-1→SSM-1B→ASM-1C)は何度読んでも混乱しますね(笑)
その中で特に興味深かったのは武器輸出の記事です。
日本の国産兵器は輸出商品になるかという内容ですが、武器輸出に対するハードルが紹介されていたのは興味深かったですね。
自衛隊の装備が壊れたら扱いが悪い、乱暴だと叱られる為に、製品に問題があっても表面化しにくいというのは考えさせられますね。
どんな会社でも組織でも大なり小なりそういうのはありますから。
元々銃把が折れやすかった62式機関銃は、不始末を恐れて部隊が報告しなかったようですが、何かの会合でポロっとそれを話すとうちも、うちもという話になって、それがもとで対策が採られたなんてありましたが、現場の苦悩が感じられます。
問題があればどんどんそれを改善していくべきですが、正当な使い方、考えられる普通の使い方をしてるのに壊れたら「扱いが悪い」と言われるので上にあげにくい空気というのはきっとどんな組織でもあるんでしょうね・・・・
ましてや官公庁はそれが国民の税金で作られたという目に見えない縛りや世間の目があるわけですから。
でもよい製品を作るためにはできるだけ問題を早く出させてそれをつぶすためにも、クレーム(問題の報告)こそが商品改善の一番近道のはずなんですが・・・・
Posted at 2010/01/25 21:17:05 | |
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