さて、横浜です。
今回の第2の目的地なわけですが、いつみても・・・・

横浜は大都会ですねぇ・・・・・
みなとみらい線で日本大通駅からぶらぶらと探索です。

横浜のシンボル赤レンガ倉庫をみてきました。
ハイカラな建物ですね。
平成元年まで保税倉庫として使われていましたが、その後は放置されていたようです。
ところが「あぶない刑事」のエンディングで話題になり、人が集まったために荒れてしまったことで、逆に再開発をすすめて今のような展示スペースやレストラン街になったようです。
なにがどうなるかわからないものですね。
赤レンガをもう少し前に進むと・・・・

海上保安庁の海上防災基地に隣接する海上保安資料館に見学に行きました。
平成13年12月22日に発生した九州南西海域での北朝鮮工作船事件の展示資料館です。
工作船を引き上げてあの事件では何があったかを伝えていくための施設です。
写真は工作船ですが、艦尾に弾痕があるのがわかります。

工作船は海上保安庁の巡視船に対して銃撃を加えてきました。
海上保安庁はわが国の安全を守り、かつ自らの身を守るために正当防衛射撃を加えました。
弾痕はその正当防衛射撃の跡です。
船尾と船首に弾痕が集中しているのがわかります。
これは海上保安庁の巡視船の正当防衛射撃が、一般的に人がいない船尾と船首に集中して射撃を加えたことを意味しています。
荒れる海の中では射撃を集中させることは非常に困難ですが、射撃管制システムを搭載した機銃を装備した海上保安庁の巡視船の能力の高さが伺えます。
極限の状況の中で、相手がこちらに銃を向け、自分たち海上保安官を殺そうとしている中でも、海上保安庁はなるべく相手の生命を奪わないように判断している証拠ですね。
正当防衛射撃が正当だったことを示しています。

北朝鮮の工作船に搭載されていたZPU-2 14.5mm対空機関銃です。
工作船事件ではこれがまさに巡視船に対して火を噴いたわけです。
対空機関銃ですからヘリコプターを撃墜できる威力がありますが、巡視船に対しても恐るべき破壊力を発揮します。

工作船の中で発見された搭載火器です。
対戦車ロケット砲や機関銃、自動小銃、携帯地対空ミサイルなどが引き上げられました。
これらが巡視船に向けて火を噴いたわけです。
もちろん対戦車ロケット砲などが命中すれば破滅的な損害が考えられます。
実際に銃撃を受けた巡視船では海上保安官3名が負傷しています。

工作船に搭載されていた小型船です。
これをつかって各種工作活動を行うものと思われます。

工作船の艦尾の様子です。
ハッチがあり、その中に小型船を搭載するスペースが設けられています。
このハッチは当然普通の船にはありません。
甲板に対空機関銃用レールがあるなど、一見普通の漁船ですが、非常に不審な工作船だったわけです。
工作船は海上保安庁の停止命令を無視した上に巡視船に機関銃や対戦車ロケットなどで銃撃を加えたため、やむなく正当防衛射撃を実施、激しい銃撃戦となりました。
その後工作船は自爆・自沈し、東シナ海に沈みました。
さて、その後中華街をみてきました。
中華街は中国の国策的な一面もあるのであまり手放しでは喜べない部分もあるのですが・・・・
それはともかく、東洋最大の中華街をぶらぶらしてきました。
豚まんを3個と中華饅頭を買ったのですが・・・・
やたら甘いなぁ・・・(苦笑)

中華街から山下公園にもどってきました。
山下公園は関東大震災の瓦礫を埋め立てて作った公園です。
その一角には貨客船”氷川丸”が展示されています。
氷川丸を横目に元町・中華街駅まで歩いてみなとみらい線で横浜駅に、そこから地下鉄で新横浜、そして新幹線でもどってきました。
あ~つかれた(^^)
でも駆け足でしたが楽しかったです。
Posted at 2010/06/28 21:34:41 | |
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