昨日のつぶやきで弾薬庫の横にいますと書きましたが、あれ本物の弾薬庫の横だったんですよ。
実は昨日は愛知県は春日井市にある陸上自衛隊春日井駐屯地の創立44周年記念行事にいってきました。
久しぶりのミリタリーイベントですが、やはりこの空気いいですね(^^)
ちなみに春日井へは中央線でいくのですが、あいかわらず名古屋行きに間違って乗ってしまって時間ロスしたぞ。

観閲式は10時からです。
来賓にヒゲの隊長の参議院議員佐藤氏と同じく参議院議員藤川氏。
あれ?与党議員は来賓にこないの?(笑)
来賓の方々の挨拶を聞いてみますとやはり佐藤氏のそれは次元が違う気がします。
もと自衛隊の部隊指揮官としての現実を知っているだけにその言葉一つ一つの重みが違うことが私のようなド素人でもよくわかります。
事前準備以上のことはできない。
現場を知ってるからこその言葉なんでしょうね。
駐屯地の隊員にむけてというよりは全自衛官に向けての言葉という感じでしたよ。
さて、春日井駐屯地ですが、中部地域の防衛を管轄する中部方面隊の第10師団の諸部隊が駐屯しています。
師団の目となり偵察行動を行う第10偵察隊、師団の工兵となり陣地設営や障害の設置、処理を行う第10施設大隊、師団の輸送業務や物資の補給、車両の整備といった兵站業務を行う第10後方支援連隊です。
これらの部隊は戦車や大砲などのようなメジャーなものではないどちらかといえば地味目な印象がありますが、情報、兵站、工兵は軍隊では最も重要な分野です。
これらの部隊の支援があるからこそ歩兵も戦車も砲兵も活動が出来ます。

式典の後は第10音楽隊の演奏、アトラクションとして第10偵察隊のオートバイドリルが実施されました。

訓練展示では例年と違い災害派遣での展示が行われました。
確かに戦闘部隊は第10偵察隊しかないので後方支援連隊と施設大隊で判りやすく紹介するのは難しいですものね。
先日のニュージーランド地震のこともありますし、我々愛知人にとっては地震は身近すぎる危機なので実際の行動を見学できることはありがたいですね。
偵察隊の機動力をもって倒壊区域の被害状況を確認し、施設大隊が進路にある障害物を除去、後方支援連隊が救助と要救助者の輸送、さらには飲料水と食料の確保、そして施設大隊が倒壊した家屋を解体して復旧支援と、「機械による力」と「人力による力」をくみあわせた災害派遣展示を披露していただけました。

戦車の体験試乗もあったでよ。
Posted at 2011/03/07 22:59:23 | |
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