
もう昨日になりますが、航空ファンとJウイングを買ってきました。
Jウイングはしばらく買っていませんでしたが、やはり東北のあの大震災での情報が気になりましたので約4年ぶりに入手です。
なんといいますか・・・・航空ファン、Jウイングともに言葉がないですね・・・・
とても我が国で起きたこととは思えないです。
改めて亡くなられた方々のお悔やみと、被災に合われた方々へお見舞い申し上げます。
新聞、テレビ、海外メディアなどでその悲惨な様子はたくさんとりあげられていますが、救助・災害派遣する側の様子はどうしても押さえ気味になりますし、あまりにも巨大で広大な地域ので災害ですから、派遣された自衛隊やTOMODACHI作戦の米軍がどのようなことをどこにどれだけの規模でおこなったのかわかりづらいものがあります。
ですがさすが専門誌だけあって自衛隊や米軍の航空部隊視点での活動に絞れば他のマスメディアとは次元が違うほど詳細かつ、わかりやすくまとめられています。
それらから伝わってくるものはは、あらためてこの震災が巨大で想像を絶するものだったのだったということ、自衛隊の献身的な救援活動とOPERATION-TOMODACHIの規模の大きさと感謝でしょうか。
何葉もの写真はまさに目を疑うようなものばかり。
電線のすぐ上でホバリングして要救助者をホイスト救助するUH-1、中学校とされていますがもはや住宅地だったのか学校のグランドだったのかすらわからない場所に着陸して物資をおろすCH-47、水没した松島基地、津波で流されてハンガー内で各座したUH-60、もはや完全に水没しておそらくは住宅地や田園だったと思われるところの上空を飛行する米海軍のSH-60、放射能による被曝をうけて甲板上で除染作業を行う米艦艇、福島原発へのミッションを行うために離陸する米空軍のU-2・・・・
悪夢のような状況下の元で自衛隊、米軍のの一体となった行動はものすごく頼もしく感じます。
会社でも同じ会社内なのに違う部署と合同でなにかをやるときは意思の疎通がうまくいかなかったり、足並みがそろわなかったりなんてことザラにありますよね。
でも10万人規模の部隊派遣では陸海空それぞれの違う自衛隊が、全く違う部署・部隊を越えてさらに米軍とも協力して作業に取り組んでいるのですから驚きです。
普段どれだけ他の部隊と協力して行動する訓練をつんでいたのか、そして部隊間や全く組織の違う米軍とも混乱しないように調整した後方支援部隊の努力の賜物だったんだろうなと感じました。
米軍では被災地上空の米軍機を管制するためにロナルド・レーガンとCVW-5のE-2Cを展開させたそうですが、それだけの規模の米軍航空機が飛んでいたということになりますね。
そういえば横須賀で定期修理中のCVNジョージ・ワシントンが突然出航したことで米軍家族を乗せて逃げたんじゃないかなんて報道ありましたが、その後佐世保に入っています。
放射能汚染云々ではなく、どうも自身が原子力艦なので、放射性物質を検出すると艦の装置の調整が大変になったり、あるいは横須賀周辺で放射性物質が観測された場合、空母から放射能が漏れてるのではないかと濡れ衣をきせられないためという一面もあるんじゃないかなんてありました。
なるほど・・・・
さて、気になる記事ですが、瑛空軍のトルネードF3がついに引退だとか、クロアチアのF-Xにドイツ空軍から引退するF-4Fを選定するんじゃないかなどもありますが・・・・
やはりこれです。
第7艦隊揚陸作戦部隊第76任務部隊のスコット・ジョーンズ少将のインタビューがとても印象的でした。
「この作戦は条約上の義務の外(日米安保では防衛の義務はあっても災害救助の義務は規定されてません)ですよね、それなのに米軍は来てくれた、何故ですか?」
「友達だからさ。それ以外に何の理由もない。」
Posted at 2011/04/24 01:18:09 | |
トラックバック(0) |
ミリタリー雑誌 | 日記