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アンチコのブログ一覧

2011年02月21日 イイね!

気になるアジアニュース2つ

ネットを徘徊していたら気になるニュースをみました。

まずは読売。
某大手家電会社が中国に液晶工場を建設しようと進めていることに関して、中国は最新技術の液晶工場でなければ拒否だそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110221-OYT1T00631.htm?from=main4
まぁストレートに最新技術をよこせって言ってるわけですね。
私はあえて中国を批判するつもりはありません。
・・・だってわかってたことでしょ?
中国ってそういう国だし、技術という製造業にとって利益以上に大切な「宝」を簡単に奪われちゃうこと誰でも知ってるでしょ?
ある日突然自分たちが長い時間と莫大なお金をかけて築いた技術をもっていかれること、誰でも想像できることです。
中国には大きなビジネスチャンスがあるのかもしれませんが、チャンスにはリスクが伴います。
そういうリスクを承知で海外に進出してるはずです。
ですからこの家電メーカにとっては最初から想定の範囲内かもしれませんね。


それともうひとつ。
こちらは産経ですが韓国のニュースです。
FTAや韓国国産の訓練機(米国と共同開発した高等練習機T-50のことかな?)の交渉に関して、訪韓中のインドネシア大統領特使団の宿泊先にドロボーがはいりました。
ところが大統領特使団とばったりはちあわせして未遂に、
なんとこのドロボー、実は交渉を有利にするためにインドネシア側の情報を盗もうとした韓国の情報機関の人間だったわけです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110221/kor11022110200000-n1.htm
もちろん被害にあったインドネシアにとってみれば不信感もへったくれもないわけで、一部の交渉については白紙になったとか。
なんともオマヌケな話ですが、私はこれを単なる笑い話とは思いません。
今回「たまたま」公になっただけで、実際にはこういうスパイ活動が日常的に行われている証拠だといえるわけです。
国家戦略にかかわる軍事情報の入手だけがスパイ活動ではありません。
外交交渉ではこういうスパイ活動はごく当たり前に行われているはずです。

そういえば安倍官房副長官(当時)が小泉首相(当時)と北朝鮮を訪朝したとき、盗聴器があることを意識してあえて北朝鮮に対してあえて強い口調を”演出”することで北朝鮮との交渉を有利にすすめたことがありましたね。
外交とはニコニコして握手するものではなく、ニコニコしながら相手の腹の探りあいをして、ポイントとタイミングを狙って相手を打つ戦いです。

あらためて「情報」について考えさせられるニュースでした。
Posted at 2011/02/21 21:37:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 政治・外交・安全保障 | 日記
2011年02月19日 イイね!

太平洋の奇跡を見て「え?」とおもったこと

タイトル、悪い意味じゃないですよ。

映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」を見てきました。
実はこの映画、早いうちに注目はしてたのですが、見に行くかどうか迷ってました。

日本で作る最近の戦争映画といえば、どこか何らかの思想が見え隠れして、安っぽい感動やお涙頂戴で、しかもいったいどこの国が撮ったプロパガンダ映画?と思うものがチラホラありましたものね。
しかもこの作品、テレビ局が作ったのですからそういう意味でも、とても心配でしたが・・・
心配は外れていました。
評価は分かれるかもしれませんが、私はたいへんすばらしい映画だと思いました。
見に行ってよかったです。



ネタバレになってしまうので細かいところは書きませんが、ストーリーはマリアナ諸島攻防戦でサイパンは圧倒的な米軍の攻撃の前に陥落、守備隊は壊滅状態になってしまうわけですが、その中で遊撃戦を行った部隊のものです。
マリアナ諸島攻防戦では昭和19年7月7日にサイパン守備隊最後の突撃が行われて壊滅、組織的戦闘が終わって9日に米軍による占領という形になりますが、突撃後に生き残った兵が終結します。
その指揮官が主人公となる大場大尉ですが、米軍による掃討戦がおこなわれる中で野営中の民間人を守りながら部下を率いて翌20年12月1日まで戦うことになります。
日本が終戦の玉音放送を流したのは8月15日、連合軍に降伏したのが9月2日ですから・・・・終戦してから実に3ヶ月の間は戦争は終わっていなかったんです。
守備隊が壊滅したのが7月7日、9日にはサイパンが陥落して・・・・
昭和20年12月1日までの間、地獄のような遊撃戦が続きます。
敵である米海兵隊にさえ高く評価された大場大尉を軸として話が進んでいきます。

この映画は実話をもとに作られています。
なんといいますか・・・・いろいろ考えさせられます。
思わず目頭が熱くなってきますね。
私の前の席には60歳ぐらいと思われる方が見てられましたが、やはり目頭を押さえられていました。
決してお涙頂戴の映画ではないですが、当時の状況を考えるとその「行動の意味」を考えさせられずにはいられません。
形の上では「敵に寝返る」になってしまう人たちも「裏切る」のではなく、同じ日本人を救いたいからという一心での行動だったわけで、その苦渋の決断、辛さは強く感じました。

この映画をは当時の状況を何も考えず、戦争にも関心がなく、単に俳優のファンだからで見に行った人にとっては日本軍の異常性として受け取る人も多いかもしれません。
「もう負けたんだからさっさと降伏して捕虜になればいいじゃん」
たぶんそう簡単に考える人も多いと思います。
でも「捕虜収容所では食料が与えられ、ある程度の医療をうけられる」という情報を知っている今の目だからこそう思うのであって、捕虜になることをよしとしないという当時の風潮、教育もあったということは忘れてはいけません。
(連合軍による日本軍捕に対する凄惨な虐待も多数あったようですよ、実際は)
また、仲間や肉親は米軍の攻撃で死んだわけです。
その米軍の捕虜になりたくないという心理的なものも大きいと思います。
このへんのことは米側視点でひとつのキーポイントとして描かれていますよ。

また、組織として壊滅してしまったのですから他の部隊と連絡が取れず、終戦の情報が正しくはいるかどうかもわかりません。
そういう当時の状況を考えた上でこの映画を見ると、よりこの映画が見えてくると思います。

もうひとつあまりに自然で受け流してしまいそうになりますが、とても重要なものがあります。
守備隊の突撃は7月7日に行われ壊滅、9日にサイパン陥落となりますが、生き残った兵士は自決をとろうとした方も多かったと思います。
陥落を知った時点で自決していてもおかしくなかったわけです。
その中で自決という道を選ばさせず、時には多くの民間人を抱えながら極限状態の中で最終的に47名の将兵を率いて生き残り、弔銃の後整列して降伏の場に向かうわけですから、大場大尉の統率力はものすごいものがあったんでしょうね。

是非おすすめしたい映画です。


さて、タイトルの「えっ?」ですが、劇中のセリフに驚くものがありました。
大場大尉が「歩兵第18聯隊・・・」というのですが、この部隊、実は私の地元愛知にあった部隊なんです。

同じ愛知県のすぐ近くに営設していた部隊なんです。

歩兵第18聯隊の歩兵哨舎

歩兵第18聯隊址の碑

聯隊記念碑

※当時駐屯地のあった豊橋公園の模様はここをみてね

もちろん歩兵第18聯隊がサイパンで戦い、玉砕されていたことは地元民として知っていましたし、サイパンの守備隊として玉砕したのも同じく豊橋から出征していった歩兵第118聯隊というのも知っていました。
ですが、サイパン陥落後に長い遊撃戦があったことも大場大尉のことも全く知りませんでした。
大場大尉も元は愛知の御津町の学校の先生だったそうで、地元の方だったとしって驚きました。
地元民なのに何も知らなかったというのはショックですね・・・・

地元について過去に何があったのか、どういうことがあったのかをもっと知りたくなりました。
Posted at 2011/02/19 23:36:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 映画・漫画 | 日記
2011年02月17日 イイね!

歴史群像アーカイブの新刊

歴史群像アーカイブの新刊さて、会社帰りに歴史群像アーカイブの新刊をゲットしてきました。
タイトルは「太平洋島嶼戦」。
その名の通り太平洋での日米戦闘での島嶼戦です。
ガ島やタワラ攻防、サイパン、そして硫黄島、沖縄です。
なんだか読むだけで重くなりそうですが、当時どのような戦いだったのかをできるだけ客観的に知ることができますものね。
とはいえ、いくつかは米軍側視点だったりするのでときどきムっとするときはありますが・・・

もちろんまだチラ読みしかしていませんが、その中でも興味深かったのは硫黄島攻防戦でしょうか。
栗林中将の戦術で圧倒的な火力と規模を持つ米軍を苦しめたことで有名ですが、高く評価されている中将の戦術は日本陸軍のドクトリンから根本から異なっているものだったこと、その根底には絶望的な状態で圧倒的な相手を迎え撃たなければならなかったのですから考えさせられますね。
もはや運命が決まっている絶望としかいいようのなく、陥落が前提の戦いと、圧倒的な相手には日本軍のドクトリンは通用しないこと。
根底から間違っていた部分があるんだと思うと銃を構えてそして散られた多くの方々のためにも、60数年前に何があったのか、なぜこうなったのかを知らなければならないなと感じます。
Posted at 2011/02/17 00:09:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2011年02月16日 イイね!

自衛隊を私兵化し市民を思想調査する現政権

なんといいますか・・・・
経済政策がうまくいかないとか、政治の後手後手とか、そういうレベルではない、自由と民主主義の根幹をゆるがすようなことが次々と明るみに出てきますね・・・・

今まで自由だった自衛隊の式典での来賓挨拶に少しでも政権批判と思われるものがないように民間人であっても言論を制限したり
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110111/stt11011121520137-n1.htm

自衛隊OBの後援会に誰が来ていたのかを監視する
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110127/plc11012702520028-n1.htm
など、特に自衛隊やそのOBに対する徹底的な思想や言論の制限・弾圧を行っていて大問題になっていることは皆さんご存知だと思います。
(テレビでは薬物犯罪者のタレントの居所や八百長ばかりとりあげられていて意図的に報道されていませんけどね)
また新たな思想調査の事実が・・・・

昨年衆院北海道5区補欠選挙で民主党が押す候補者が落選したことがよほど気に食わなかったのでしょう。
自衛隊OB票が自民党に流れたのではないかと疑い、自衛隊OBが負けた選挙区にどれだけ自衛隊OBがいるのかを国民の税金を使って調査しています。
今日の産経新聞の記事。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110216/plc11021601310000-n1.htm

・・・すごいですよこれ。
自衛隊OBってことは現役ですらありません。
完全な一般市民です。
国民は自分の考えで誰に投票してもしなくても良いはずです。
これ完全に思想調査です。
個人がどんな思想をもっているかは調べられませんが、現政権が自分たちに都合が悪い(と勝手に思い込んでいる)相手がどこにどれだけいるのか調べてるわけですから。

ちなみに衆院北海道5区の補欠選挙ってのは、北教組から違法な献金をうけとっていたり選挙法違反で先の衆議院選挙で当選した民主党議員が辞職したことに伴って行われたものです。
違法献金うけとる大事件やってるんだから最初から不利なのは当然。
言ってみれば自分のところが悪いことやって(候補者に直接の関係はないとしても)その結果信頼を落としての落選なんですから身から出た錆です。
それに頭きて票を入れなかった相手を「犯人探し」ですか・・・・


それにしてもいきなり自衛隊OBを調査するあたり、自分たちが自衛隊員に信頼されていないと自覚あったんですね(笑)
責任ある政府を自称するなら、なぜ自衛隊員に信頼してもえらえるような努力をしないんでしょうね。


ちなみにそんな言論弾圧してる上司の現防衛大臣が誰かさんの普天間での方便発言に対して
「人生で1、2を争う衝撃」
だそうです(苦笑)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110216/plc11021614490015-n1.htm
あなたたちが選んだ元首相ですよ?
何他人事のように言ってるんですか?


もっとも、漢字の読み間違えが許せないからと、前首相をひきずり下ろして「人柄がよさそう」で誰かさんを選んで7割以上の支持率を与えた私たち国民の責任も重いですけどね・・・・
国民の多くがあの誰かさんを拍手喝さいで迎えたんですよ?
Posted at 2011/02/16 22:01:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記だぎゃ | 日記
2011年02月13日 イイね!

懐かしいしーでーが出てきました

懐かしいしーでーが出てきました部屋を掃除していたらすごく懐かしいしーでーが出てきました。
10年ぶりぐらい?
三石琴乃の「バースディオブザサン」と小森まなみの「バース」です。
いやぁ、これ学生時代と高校時代に買ったものですよ。
「バース」聞きながら受験勉強を、「バースデイオブザサン」を聞きながら地元から離れて一人暮らししたなぁ。
三石琴乃といえば当時大人気の声優でした。
サイバーフォーミュラのあすかとか、SMの月野うさぎとか、タイラーのキムキョンファとかむしむしQのあげはとか。
見てたなぁ。
今ではほとんど見てませんが(昨年はトランスフォーマーアニメイテッドとひだまりスケッチ☆☆☆の2作品のみ)、高校~大学時代はすごいアニメファンでしたし、周囲もそんな友達多かったので(理系の大学だと・・・ね^^;)、声優さんのしーでーを買ったり借りたりしてヘビロテして聞いてました。

よし、カーステレオで毎日聞くかな。
Posted at 2011/02/13 22:46:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記

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「commもそうですが、「LINE 個人情報」「LINE 危険性」でぐぐって、それでもokと判断できるなら使ってもいいかも。私はちょ~っと躊躇して未だに使ってませんけど。」
何シテル?   04/11 00:38
こんにちは。 アンチコと申します。 車はレガシィTWに乗ってます。 やっぱトランスフォーマーG1といえば「ロボット殺虫剤だって?」のあの人だよね~ ...
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