日本シリーズ第５戦

ソフトバンクが今日で日本シリーズを制するのか、それともヤクルトが勝って、舞台をヤフオクドームに移すのか。注目の日本シリーズ第５戦。

今日の第５戦の両チームの先発投手を知った時、あらためてソフトバンクの選手層の厚さを感じました。ソフトバンクは５人目の（もしくは５番目の）先発、スタンリッジ投手。対するヤクルトは第１戦で先発した石川投手。まあ、今日負けたら終わりなので石川投手の起用となったわけですが、第５戦でも予定通りに投手ローテを流すソフトバンクと、切羽詰まったとはいえ、こういうローテしかできないヤクルトの差を感じました。

ただし、スタンリッジ投手は神宮での防御率がめちゃめちゃ悪いので、それが心配されていたようですが、この日は６回無失点で先発の役目を果たしました。

打線はソフトバンクが李大浩選手の２ランホームランで先制。打った球が微妙な感じでスタンドに入ったため、ビデオ判定をしてその結果ホームランと認められました。テレビでこのシーンを視たけど、レフトスタンドのポール上空を内側から左方向にまわるように入ったように見えたのでホームランだったと思います。

その後も、ソフトバンクは追加点を重ねていき、９回表には柳田選手待望のタイムリーが出ました。守りの方はスタンリッジ投手の後、森→バリオス→サファテの３投手によるリレー登板によりヤクルトの攻撃をしのぎ、見事日本一になることが出来ました。ソフトバンクの監督、コーチ、選手、そしてファンの皆様、

日本シリーズ制覇、おめでとうございます

いや、やっぱり強いわ。悲しいかな、ヤクルトは１勝するのが精一杯だったようで．．．。

試合終了後、怪我のためこの日本シリーズに出場できなかった内川選手がグランドに出てきた時は、何か胸が熱くなる感じがしました。きっと、この時のために呼ばれていたのでしょうね。

この後、優勝記者会見に続き、恒例のビールかけとなるでしょうが、今宵はとことんまで喜びに浸れるのでしょうね。

来季は他球団からマークされるかもしれないけど、今年のソフトバンクを見る限り、その天下はしばらく続きそうな感じがします。