11月23日の気になる交通事故のニュース

その１．いつまで運転できるのか

先週報道された交通事故のニュースで、一番記憶に残ったのは、17日に大阪狭山市でスーパーマーケットに車が突っ込み３人が死傷した事故だと思います。この事故を起こしたのは89歳の高齢者ドライバーですが、事故の時の防犯カメラ映像をニュース映像で見たら、とても正気の沙汰とは思えない動きだと思いました。しかも、この事故が報じられた時は、名前と年齢が伝えられましたが、その後は「男」という呼び方だけで終わり。この高齢者、事故を起こしたあとは逮捕され拘留されていたものの、大阪地方裁判所堺支部が19日、検察の勾留請求を却下し、検察はこれを不服として準抗告したものの、裁判所は棄却したため、男は１９日夜に釈放されたとのこと。何で高齢者にそんな気遣いするのかなと思いました。これが20代くらいの若者だったら、すぐに釈放にはならなかったのではないかと思います。

この事故のニュースから、人間いつまで運転できるのか？というのが問われていると思います。さすがに89歳で運転はまずいでしょう。その結果はこの大惨事となりましたし。今、高齢者ドライバーの免許返納が叫ばれていますが、今回の事故の映像を使ってそれをアピールしたらいいのではないかと思いました。「高齢になって運転を続けた結果、このような事故を起こしてしまいました」と。あと、商業施設に高齢者ドライバーが運転するクルマが入るのを禁止にしないと、こういう事故は減らないのではないかと思います。実際、商業施設での事故が多いですし。

その２．運送会社で

大阪府河南町の運送会社の事務所に大型トラックで突っ込んで上司を殺害しようとしたとして、45歳の男が逮捕されというニュース。

運送会社での事件ということで、上司と運転手の間にはいろいろあったと思いますが、トラックを使って事務所に突っ込むというのはあまりにはひどすぎますね。しかも突っ込んだトラック、荷物積んでいましたが、この荷物この後どうしたのだろう？と思いました。トラックは事件の調べで使えないはずだし・・・。

どの会社でも上司と部下の間で揉め事はあると思いますが、それが最悪なことにつながるのだけは駄目だと思います。