バカなのか？

「『はだしのゲン』教材から削除」で大論争　小銭稼ぎ、鯉泥棒の描写が「今の実態にそぐわない」に「当たり前じゃん」

↑Yahoo!ニュースサイトより

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買った時、続きも出たら買おうと思ったのに、結局出なかったですねえ。原爆投下時の話ばかり取り上げられているけど、実はその後の話もかなり重要なんですが。

広島市の教育委員会が、４月からこのマンガを平和教育の教材から削除するというニュースを知った時、ここの教育委員会の連中はバカなのか？と思いました。教育委員会の言い分として、「主人公が街角で浪曲のまねごとをして小銭を稼ぐ場面と、栄養失調の母親に食べさせるために、池の鯉を盗む場面。なぜこういう状況になったのか、じっくりと理解して考えさせるためには時間が足りない」というのがありましたが、第二次世界大戦末期、当時の日本で何の苦労もせず生きていけた一般市民がどれだけいたかと言いたいですね。

戦時中の話が現代の実態と合わないというのがあるようですが、そりゃあ原爆投下から今年で78年になるのだから、現代と比べたらそういうことにもなろうってものです。

記事にもありましたが、広島サミットがあるからアメリカ様に忖度したんじゃないでしょうか。逆に広島でサミットが開かれるなら、こういう漫画をアピールすべきだと思いますが、岸田総理は絶対にしないでしょうなあ（地元出身者の岸田総理だけでなく、他の総理でもそうしないでしょうが）。

こんな教育委員会で、広島の子供たちが大丈夫なのか？と思いました。このマンガは原爆投下時のことだけでなく、それ以降の話もかなり重要なのですが、それもスルーかなと思いました。教育委員会の面々も世代が変わっていったので、こんなバカな判断をしたのかもしれませんが、時代が移り変わっても遺すモノはあると思いますし、このマンガはそうだと思っています。