雲霧仁左衛門　第6巻

先週末、「雲霧仁左衛門」第6巻を、電子書籍で購入しました。



この第6巻の表紙が関口雄介になっているのは、この６巻で重要な役目を果たしているからです。この第６巻では、松屋吉兵衛が当主である名古屋の大店「好蘭堂」をめぐって、雲霧一党、火付け盗賊改め（以降火盗改め）が動いている中、雲霧仁左衛門と懇意にしている暁一党の頭・暁星右衛門の腹心である、櫓の福右衛門が動き出し、雲霧一党の山猫の三次と接触してくるという展開は。テレビシリーズや映画で描かれてきた話ですねえ。この先の展開がどう描かれるかが楽しみです。

今、ＮＨＫＢＳプレミアムでは、「雲霧仁左衛門６」が放送されていますが、京都が舞台のためか、雲霧一党、火盗改めとも、これまで出ていたレギュラーメンバーが出なかったり、第１話でちょびっとだけ出たりしていますね。雲霧一党では、七化けのお千代が、江戸に居残りで、そこから文をよこすことで、存在を表していますが、火盗改めは、浅草の政蔵親分が出ていません。まあ、今作の話では絡む必要ながないから、そうなのかもしれませんが、ちょっと寂しいかな？。その分、雲霧一党、火盗改め側とも、面白いキャラが出ていますが。今作もオリジナルストーリーながら、かなり面白いです。