2020年11月11日
その1.最後の12球
昨日の阪神vs巨人戦は、4対0で巨人が勝ちました。この試合、1回表に、阪神の小幡選手のエラーや、挟殺プレーの失敗等、今季何度も出てきた阪神のひどい守備が、阪神の先発だった、青柳投手の足を引っ張ってしまいましたね。その結果、巨人が
3点取れたのですが、青柳投手が可哀想でした。でも、その後5回まで追加点を与えることなく投げた青柳投手はよくやったと思います。
この試合は阪神の藤川球児投手の引退試合でした。9回表に藤川投手がマウンドに上がると、巨人はこの日ベンチスタートだった坂本勇人選手を代打で送りました。その坂本選手と、その次も代打の中島選手を三振に仕留め、その後の重信選手はセカンドフライで凡退させました。しかも、この回投げた12球はすべてストレート。引退試合としてはこれ以上ない働きだったと思います。
阪神→メジャー→阪神と22年間の野球人生に幕を閉じた藤川投手。本当にお疲れ様でした。
その2.パ・リーグの個人タイトル
月曜日でパ・リーグの日程は終了しました。それにより、投手部門及び打者部門の個人タイトルが確定しましたが、全部門のうち7部門のトップがソフトバンクの選手で、投手部門の最多勝は、ソフトバンクの千賀投手と石川投手、楽天の涌井投手が並ぶというもの。そして、千賀投手は防御率でトップとなりました。打者部門では、今季中盤から後半にかけて注目された周東選手が規定打席未到達ながら、50盗塁でトップに立ちました。
7部門を獲ったソフトバンクの選手のうち6人が育成出身というのも凄いですね。他のチームも育成から出てきている選手はいますが、今これが一番うまくいっているのはソフトバンクですねえ。
セ・リーグはまだ全日程が終わっていないので、タイトルが確定していませんが、周東選手の盗塁数、打点部門でトップの日本ハムの中田選手(108)と同部門2位の楽天・浅村選手(104)が3桁の数字を出しているのを見ると、巨人の岡本選手も97と頑張っているけど、ちょっと物足りないかなあ。阪神の近本選手の盗塁数31も周東選手と比べるとねえ・・・。
投手部門は巨人の菅野投手の14勝や、中日の大野投手の防御率1.82があって、パよりは頑張っているけど、打者の方は頑張ってほしいですね。CSを勝ち抜いてソフトバンクが日本シリーズに進出した場合、何か巨人を圧倒しそうで怖い・・・。勿論やってみなければわかりませんが・・・。
Posted at 2020/11/11 02:50:02 | |
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