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SPEED GROOVE @ yoshiのブログ一覧

2013年12月07日 イイね!

Inspired by GT-R Magazine Vol.114



 ガレージヨシダさんがレストアして仕上げた、あの酷く錆びたオーテックの33GT-Rの走行テストの模様が掲載されていました。
錆びたボディを修理していく際、パネル交換を伴う部分のスポット溶接の点数を増やすということを、この33GT-Rに採用したということです。
具体的にどの程度増やしたのかは誌面からはわかりませんでしたが、以前、代表の吉田さんに聞いたことを思い出してみますと、ドア開口部一周とサイドシル部分とのことだったと記憶しています。
今回の一連の作業においては、ピラー部分の下部からパネルをカットしてつないだようですので、ドア枠回りのピラー部分に関してはオリジナルの溶接状態の合間にスポット溶接を追加したと、そういうことになるようです。
走り屋さん系の話でよく聞かれます、大きな修理を要しない、いわゆるスポット増しをしたGT-Rのボディ剛性に近いものになるのでしょう。
溶接箇所の数、その溶接面積が増えればパネル接合部の密着強度を向上させることが出来ますから、パネルに張りが出てきます。
そして、その結果としてボディ剛性の向上が感じられるようになると、そういうものだと思います。
 GT-Rマガジン編集部の山崎氏がテストした感想としては、
「ボディの塊感が強まり、それが凝縮された雰囲気を生んでいる・・・」とありました。
そして、さらに興味深く思えた感想としては、
「スピード感が薄まる」、というのがありました。
これは一見すると、GT-Rのその速さに魅力を感じるオーナーにしてみれば、それはマイナス要素とも聞こえるものかもしれません。
ひと言で言ってしまえば、つまらないクルマになってしまうのか、と。
しかし、それは、その後で山崎氏がこう書いていることで安心できることかと思います。
「知らないうちに速度が乗っている印象で、フーガに乗っているような質の高さがある」。
つまり、それは乗っていて安心できる、安定感が向上する、ということになるのではないでしょうか。
私なりに思うことを書いてみますと、
今までと同じ感覚で運転していると、思わずいつもよりアクセルを踏めてしまう。
以前よりも安定した車両感覚に変化した。
と、いうことになるのだと思います。
 クルマの挙動の限界が低いほうが運転していてハラハラする感じがありますから、それを楽しいと感じることも勿論できます。
一方で、より安定した車両感覚、いわば余裕であるということを楽しむということも出来ることかと思います。
そして、今回のガレージヨシダさんの狙いと思われます「大人のGT」というコンセプトは、断熱材の施工の影響もあいまってのことかもしれませんが、トータルで見て、ヨシダさんなりに思ったものを具現化できたのではないかと、そう思ったものです。

Posted at 2013/12/07 09:46:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | GT-R Magazine | 日記

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