Carrozzeria純正でもMMCSで光VICS
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
DSRCが話題の中いまさらですが、MMCSのアホさ加減を少しでも解消したく、光ビーコン受信機能を追加したいと思います。
MMCSにはもともと、オプションで光VICS受信用のアンテナが用意されていますが、これが凄く高い(31,500円!)。では、自動車純正パーツに限定せず、三菱電機まで視野に入れたとするとCJ-90Hなる商品だと思うのですが、これも実売価格で17,000円位と高い。
得られる情報の内容を考えると新品の部品ではコスパが悪いので、ココは中古部品で何とかしたいと思います。
2
使う光VICSアンテナは、前の車で使っていたCarrozzeriaの楽ナビ用でND-B6なる商品、これを廃品利用しようと思います。
Webで調べた情報によると、ある時期以降の光VICSアンテナは、中身は同じで配線(コネクタ)のみが違うOEM商品らしいとの事。ならば配線の解析とコネクタさえ用意できれば、大抵のメーカー品は流用できる事になります。
とすればCarrozzeria製の商品は流通量が多く、オークションでも手に入りやすいし、新品でも実売価格は安め。素材としてはオススメです。
3
まずはND-B6の配線の解析から。
Webで先達の情報をひたすら検索しまして、以下であると判明。流石、人気メーカー製の商品だけに、この辺の情報はさほど苦労せずに入手できました。
赤−−−−−情報
青−−−−−情報
橙−−−−−電源
緑−−−−−使いません
シールド−シールド
ここまでわかれば、後は勇気を持ってエイャっとケーブルを切断します。
4
次はMMCSの側の配線を解析。
ところがマイナー機のせいか、この情報が全然Webで見つかりませんで。
ここで挫折しかけたのですが、根気よく調べていくと、ホンダ純正で三菱電機のナビが使われた事があるとか。で、そのホンダ車を手がかりに調べ、「“たぶん”これで良いハズ?」の情報見つけました。(ココはちょっとバクチでしたケド^^;)
そして、その情報を元にND-B6との配線を図式してみたのがコノ図です。
5
配線がクリアすれば、後はコネクタを用意して結線するのみ。
しかしながら、電子の世界には全く知識のない私には、そのコネクタをどうやって入手すれば良いか分からずに困っておりましたところ、このコネクタのカタチに見覚えが…。
既にピンと来ている方はマニアだなぁwと尊敬しますが、昔のMacintosh(Apple製パソコン)で使われていたケーブルに似ている。で、そこから調べるに「MiniDIN8pinプラグ」と言うらしい事が判明。
名前さえ分かればWebを検索して、以下の場所で入手しました。なんと1コ180円w。
共立エレショップ
http://eleshop.jp/shop/default.aspx 6
ここまで来れば、後はハンダで結線してMMCSに接続。
私は半田付けがヘタクソなのでとても見せられませんがw、コネクタが完成したらMMCSの背面に行き、写真の場所へ接続します。
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アンテナ本体はダッシュボード上か、ミラーの裏等の空が見える場所に配置します。
私は、ミラー裏がスマートで良さそうだと思ったのですが、フロントウィンドウ上部のプリント部分がどう影響するか心配だったので、結局はダッシュボード上に配置しました。配線はダッシュボードとフロントウィンドウの間の隙間に押し込み、左のAピラーを外してダッシュボード内に落としてMMCS背面まで持っていきました。
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取付け作業が完了すれば実験あるのみ。
とはいえ、光ビーコンが受信できる場所って、地方都市では少ないですから苦労します。
正しく受信できていれば写真のようにVICSの画面(ナビ画面で右側にあるVICSのアイコンをタップ)に受信した時間が表示されます。
その時には画面にも進行方向での渋滞情報などが表示されるようになりますよ。
これで少しはMMCSのアホが解消されれば良いのですが…(涙)
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