暖房強化計画
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
アウトランダーPHEVは暖房を使用すると、エンジンをかけて暖めた冷却水を熱源とするか、電気温水ヒータ付ならば駆動バッテリーを使用し車内を暖めます。
暖房能力的には普通のガソリン車に対して全く劣るものではありませんが、暖房を使用しないときのエコなEV走行がウリの車、走行以外の目的でバッテリーやガソリンを消費しては、せっかくの経済性が失われてしまいます。
なので、できるだけ少ないエネルギー消費で快適な暖房を目指して手を入れてみようと思います。
2
一枚目の写真、既にセラミックファンヒーターが仕込まれていますが、コノ車では100V(1500W)の電源が常時利用できますので(オプション、今は標準?)、セラミックファンヒーターをシート下に置くのが定番です。
しかし、シート下では暖かいとはいえ実際の足までは少し距離があり、シート下に入る小型のセラミックファンヒータ程度では「物足りない」印象。
なので、標準のエアコン吹き出し口に近い位置でコノ温風を出せないか?というのが今回の計画デス。
写真はカバーを外した中身の様子。
エアコンの吹き出し口は写真に写っていませんが左手前にあります。
3
この写真のカバーはハンドル下(足の上の部分)のカバーで、2枚目の写真のフタです。
試しにこのカバーを外し、裏側の空きスペースにセラミックファンヒーターを強引にw仕込んでみたのが1枚目の写真。
仕上がりはイマイチですが見えない場所ですので…^^;
コレがまたナカナカ具合がイイッ。仮止めながらコレでも良いか?と思える位には満足できたのですが、もう少しスペースもあるし、足元なのでシッカリ固定しなきゃデス。
4
と、言うワケで、3枚目の写真のカバーを新聞紙で型取りします。
ま、別に新聞紙でなくても良いですが、凹凸にある程度、追従できる紙が宜しいかと。
5
型取りした新聞紙を今度はダンボールに写し取ります。
その際、不要な凹凸や切り込みは無くす方向で、できるだけシンプルな形状にしました。
また、セラミックファンヒーターを仕込む穴等の位置決めも、実際に現物を当てながら慎重に決めていきます。
6
で、出来上がったダンボールを今度は金属板、今回は厚さ1mmのアルミ板に写し取ります。
厚さは加工がし易いか否かで強度を考慮したギリギリの薄さで決めましたが、やはりもう少し厚めの方がヨカッタですね〜(後述)。
できれば最低でも1.5mm以上をオススメしておきます。
7
6枚目の写真、良く見るとわかりますが、細い部分がだいぶヨレています^^;
やっぱりちょっと薄すぎましたね〜。
なので補強用にもう一枚切り出し、強度の必要な部分は2枚重ねに。
で、セラミックファンヒーターを2つ、金属ステーやらネジやらを駆使して固定しました。
8
で、仕込んで固定したのがコノ写真。
ハメる際にアチコチキズだらけになってしまいましたが…^^; まぁ、見えない(見ないw)場所だから気にしません。
手前のファンヒーターが飛び出しているのは、奥行きが十分に取れなかった為デス。
で、効果は?と申しますと、コレがまた強力でして\(^O^)/ 吹き出し口から足までの距離が短いせいもあり、1時間もつけっぱなしで乗っていると熱い位。
極度な冷え性な私でも大満足な暖かさデス。
この他にも従来通りにシート下にもセラミックファンヒータが仕込んでありますので、一人で乗る分には車の暖房いりません!(顔は冷たいケド^^;)
【免責】
ハンドル下部分には運転に重要な構造が集中しており、またこの車にはエアバッグの装備もあります。
この改造には、それらに対して注意はしておりますが保証はできません。
参考にされる方がもしもいらした場合、あくまで自己責任で判断および作業頂きたくお願い致しますm(_ _)m
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