ターボチャージャー修理
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タイミングベルト交換の時にターボチャージャーとマフラーを繋ぐフランジ部分のスタッドボルトを折ってしまったので、その修理です。
さすがに今回はジャッキで車を上げての作業はキツいと思って近所のガレーをお借りしての作業です。
(レンタルガレージ)
川崎市宮前区にあるボルテックスさんです。
お店の方はみなさん親切で安心して作業できます。
リフトが使用できるので大変快適に作業できました。
リフトは快適なんですが、作業自体はなかなか大変でした。
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これがゴルフ5GTIのターボチャージャーだ!
。。。。まあいいか
写真はいきなりターボチャージャーがはずれていますが、これはエンジンの後方にくっついているのですが、バルクヘッド(エンジンルームと車内との仕切り板)
とエンジンとの狭い隙間から抜き出すのですが、複雑な形でしかもでかいので
(タービンとしては小さい部類)これまたなかなか抜けてこないんですよ!!
ドライブドライブシャフト外して下から抜いた方がいいかもですね。
一応整備書にしたがって作業しました。整備書では上から抜け!となっています。
ゴルフのターボチャージャーはエキマニと一体型で、タービン部分のみ外す事はできません。
エキマニのスタッドボルトが錆びていてそこも折れるんじゃなかと心配しておりましたが、意外とすんなりゆるみました。錆び落としや、潤滑油等色々用意してたんですがね。エキマニの固定ナットは銅のような色で(多分銅製)
錆びないような工夫がされていました。
ターボチャージャーにはウォーターラインとオイルラインが繋がっています。
これらを外す時にクーラントがドバーっと漏れてくるのが心配でしたが
(オイルはオイルパンに下がるので出てこないと予想!!予想どうりオイルは出てきませんでした。)ウォーターラインのパイプを外した時点ではちょろっとでてきたのみでしたが。。。。。その後ターボチャージャーを抜くのに邪魔になる別な箇所のウォーターラインのホースを外したら、ドバーっと水漏れ、殆どでてしまいました。しかも受けた容器はゴミだらけでこのままでは車に戻せない状態!!新しいクーラントもないし、どうしましょう。とりあえずクーラントの事は後回しにして作業をすすめました。
とりあえずなんとかターボチャージャーが外れました。
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折れたスタッドボルトは頭が2cmくらい残っていたので、スタッドボルトリムーバー等で外そうとしましたが、びくともしない状態!
ガストーチでフランジ部分を熱したり、また潤滑剤も試しましたが、まるで緩む気配がありません。
時間も限られているので、残ってるスタッドボルトをドリルで貫通、タッブ切りをねじ込んでいったら、のこっていたボルト(薄く、スプリングのようになった)が出てきました。
写真はタップ切りの作業中です。ネジ山を再建というより、ネジ山をさらった感じですが、新しいスタッドボルトが再建完了!ターボチャージャーをエンジンに戻しました。
スタッドボルト2本交換しました。(全部で4本あります)
折れたのはエンジン側の2本だった為、やはり若干ですが排気漏れしていました。(ガスケットがすすで黒くなっていました)
大変でしたが、やらないといけない修理でした。
そうそう、クーラントですが、ゴミでよごれてしまったクーラントはジョウゴの先にペーパーウエスをつけてゴミを濾して再利用しました。
タイベル交換の時に入れ替えた新しいクーラントでしたから、再利用出来てよかったです。
しかし、どっか直すとどっか壊してる。。。汗
それでも車いじりは楽しいです。
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