
かねてから施工したかった、金谷オートサービス様のTEREXSエンジン洗浄をやってきました。
以前、車屋のメカニックやってた頃に、金谷の社長にエンジン洗浄をお願いしてて、その効果の程は実感してたので、ぜひ自分の車でやってみようと思い決断。
GW使って、オイル漏れ修理をするつもりなので、その時にシリンダーヘッドを降ろすので、その洗浄効果を確認してみようとw
いや、普通にガラガラ言ってるエンジンが静かになる瞬間を目の当たりにしてるから、疑ってるわけじゃないんだけど、「非分解オーバーホール」とも言われるTEREXSの実力を確認しようと。

なんか、ビルシュタインの洗浄機みたいな機械だなぁ~(ぉ
この機会でにひゃくウン十万だそうな・・・(汗
ここでフラッシングの種類について。
一般的にフラッシングというと、添加剤タイプと機械洗浄タイプがあります。
添加剤タイプはエンジンオイルに混ぜて、アイドリングをして、洗浄する方法。
これはコストが安いメリットがありますが、アイドリングの油圧なので、洗浄効果が弱いということがあります。かといって、エンジンを回して温度を上げると、化学石油なので、シールを痛めやすかったり、逆に熱が入ってカーボンになることも。なので、手軽だけど効果は×。
機械洗浄の場合は、オイルフィルターの穴から、オイルギャラリ(オイル経路)を通して、洗浄液を循環させて汚れを落とす方法。
若干稼働コストが嵩むのと、作業時間も30分程度かかります。
この場合は洗浄成分が強いので、綺麗になりますが、オイルギャラリから離れた部分の洗浄効果は薄いです。ついでに言うと、強力なのでシールを痛めやすいです。なので、効果は〇?
で、TEREXSの方はというと、循環方式とエンジンの高回転という、フラッシングのイイとこ取りなのです。
しかも洗浄液の成分がオイルベースなので、洗浄中にエンジンをかけることができます。
極端な話、洗浄液でそのまま数千キロを走っても問題ない、耐シール保護性を持ってます。
そして、エンジン回転を上げて、油温を上げることで、カーボンスラッジを溶かして落とします。
と、ここまで書くと、ほとんどの人が眉唾モノな反応をしますwww
まぁ、そうですよね。
でも、この洗浄で、不調な中古車が快調になって、売れてたんだからしょうがない・・・(ぉ
タペットがカタカタ鳴って、タービンのメタルが痛んでガラガラ言ってた、パジェロミニが復活した時は、なんかの魔法か?と思いましたよ。

機械に接続してエンジンをかける。
普通のフラッシングしか知らない人が見たら「おいおい!」って言いたくなるけど、これでいいんです。

エンジン回転をブンブン上げて、油温を上げていきます。
五月蠅い車なので、近所迷惑でした・・・スミマセン・・・
試運転してみましょう。ってことで、ぐるっと一回りしたら、
明らかに出だしが違う。
毎日乗ってる車だから、その変化には気づきます。
重たいフライホイールのせいで、シャープさはないけど、低速のトルク、立ち上がり、吹け上がりも一回りアップグレードした感じでした。
以前に、車屋でお会いしてたことを思い出してくれたみたいで、工賃を少し割引していただきました(てへぺろ
10年10万キロ越えの、ちょっとクタビレたかな?って具合のお車だと、その変化に驚くことでしょう。
TEREXSエンジン洗浄は体感できるフラッシングでした。
だって、入れたオイルは安いカストロールGTX10w-30ですよ?
すぐに分解するから、安いのでいいやと思って入れたけど、明らかに変化があって、しかもオイル性能のせいじゃないんですよ?
関東圏にお住まいで、ちょっとお疲れ気味のお車にお乗りの方には、超お勧めですw
Posted at 2018/04/23 21:22:18 |
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