感動のハイコストパフォーマンス

三連休は206CCをオープンルーフにして
友人と車の試乗をしてきた。

私の中では先代のプジョー308-T9モデルが
ベンチマーク。
あの1.2Lガソリンターボエンジンは秀逸だし
シャーシ性能も含めトータルバランスに優れる。

そこで同じく1.2Lクラスの日本代表の
新型スイフトに乗ってみた。
FFの6ATのCVT、マイルドハイブリッドモデルに試乗。

座ってすぐに内装のプラスチック感がある。
しかし、そんなことより驚くのは装備がてんこ盛り！
前席にシートヒーターが標準装備。
6ATにはパドルシフトと電動パーキングが付く。

6MTモデル（引き上げパーキング）の設定があるのも嬉しい。

全方位カメラによる見下ろし画像が
日産のアラウンドビューモニターより見やすく
画像処理は、日産のはるか先を行く。
車体を半透明化して周囲を写し出す。

安全装備も実にすごい。
ミリ波レーダーによる前車追随自動コントロール。
カメラによる緊急ブレーキも、車両と歩行者だけでなく
自転車、バイクも認識する。
障害物検知ソナーも車両の前後に装着。
楽々運転で眠くなったりすると目の瞬き回数をカメラで監視。
ドライバーに警告する。
サイドミラーも画角が広いが、全方位の視界も広くて運転しやすい。

で走ってみると素直なハンドリングと
非常にロール感の少ないコーナリング。
ボディ剛性も十分に高い。
それで脚がよく動くせいか乗り心地も良い。
しかしフワフワ感は全くない。

昨今の大きくなり過ぎた他車のボディより
市街地の狭い道もサクサク走れる5ナンバーサイズも良い。

マイルドハイブリッドのモーターアシストで、レスポンス良く加速する。
バカっ速く加速はしないが、車重約1.2tのボディに大人3人乗せてキビキビ走れる。
6MTモデルもあるので期待してしまう。

カタログ燃費はCVTで、24.5㎞/L。
6MTなら、25.4㎞/Lだが丁寧に走ればもっと上を行くだろう。

カーオーディオ的には今時珍しいCDプレーヤーが装備されるのは嬉しい。
もちろんスマホ連動のスズキコネクトでなんでもできる。
モニターも大きな9インチで見やすい。

ここまで充実の標準装備、安全装備、走りの良さをお伝えしたが
何よりビックリなのはその車両価格。

これだけてんこ盛りの装備で
6MTのFFマイルドハイブリッドなら
なんと172万円！
6ATの4WDの最上位モデルでも233万円。
間違いなくハイト系の軽自動車より安い。
ハイト系のカスタムターボ車は250万円越えます。

どこからこの車両価格を絞り出したかわからんが感動した。

内外装、ボディ剛性も含めトータルではプジョー308に分があるが
「超」が付くほどのハイコストパフォーマンスは魅力的。
プジョー308-T9は自転車を認識できないし、価格差が大き過ぎる。

機会があれば新型スイフト・スポーツも見てみたい。

見た目はキープコンセプトでも
全く別物のフルモデルチェンジが好印象。

過去にアルト、アルトワークス、キザシ、現在エブリイバンに乗ってて思うが

SUZUKIって、すごいな。

そこの社長さんや理事長さん、社用車にもセカンドカーにもベストですよ。😄


同行した友人（iincho）のみんカラブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/3420592/blog/47526211/