音質改善 ドアスピーカーのグリル加工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
custom-おやぢさんが2015年09月10日に
作業されたスピーカーグリル加工をほぼ忠実に
真似させて頂きました。
まず加工するフロントドアトリムを取り外します。
あれ?、音質重視と言いながらビニールも付いてるし
大したことしてないと思われるかも知れません。
ドアパネル内側に薄い鉄板のビビり止め程度の軽い防振をしています。
よく見るサービスホールの穴やそドア全体に防振材をたっぷり取り付けると
音楽の本来の響きも抑えてしまい音がつまらなくなると考えるからです。
ホームオーデイオでスピーカーエンロージャー(箱)全体に
防振材を貼ってもいい音にはなりません。箱の適度な響きも
音質の要素と考えています。
あとカーオーディオには一般的で無い、面では無く点での制振材で音を整えています。
2
その代わり、ドアトリムの内側に吸音材を大量に貼っています。
建築素材でアクリアの断熱材です。
数度の視聴で量を調整しています。断熱剤なので保温効果も見込んでいます。
家に持ち帰り加工します。
3
グリル部は6角形ハチの巣状になっておりその内側に小さな穴が沢山開いています。
この部分をくり抜く発想は私には有りませんでした。
custom-おやぢさんのアイデアの勝利です。
刃が斜めのカッターナイフでは切り抜きにくい為、彫刻刀を使用。
何度かカットしていたら彫刻刀の柄から刃が外れてしまい、刃をペンチで挟んで使用しました。
片側を仕上げるのに1時間、両方で2時間掛かって切り取りました。とても地味な作業でした。
4
マスキングをしてプライマーの後に黒の半つや消しでスプレーしました。
5
乾燥後にマスキングを外したところ。
マスキングの境目は適当です。
時間短縮もあります。
6
4mmの装飾メッキモールで囲み完成です。
適当なマスキングムラも隠れます。
良い仕上がり感です。
何か改良も考えましたが完成度が高く、custom-おやぢさんの作業そのままです。
いま流行りの佐野ってしまった感じです(笑。
7
元に戻して完成。
ユニットがよく見える様になりました。
効果が期待できます。
8
早速音出しで効果を確認。
加工前は如何に音をスポイルしていたかが分かります。
今まで気にはなっていましたが、ここまで改善するとは思いませんでした。
中音域の物足りなさが払拭し、クロスオーバーのパラメーターの大幅な修正が必要です。
現在、調整中ですがツイーターのクロスオーバーが4KHzから8KHzまで上げてもバランスは崩れません。
調整で何処まで良くなるか楽しみです。
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