シャリィパワー測定

いや、たぶん４馬力くらい（笑

それは兎も角、５速ミッションの乗り味を確かめなくては。

とりあえずエンジンに火を入れて、スタート・と・と・と・と。
あれ、シフトアップ時にクラッチが切れてない（というか切れる前にシフトされてる）感じ。
遠心クラッチのアジャスターで合わすが、限界まで調整しても切れる前にシフトが変わってしまうようだ。
そういやギアシフトアームを５速ミッション付属の奴に交換したんだが、確かアレってシフトアップ・ダウンを小気味よくするようになってるんだったっけ。
シャリィの遠心クラッチの仕様だと、ちょっと合わないのかな？
元のヌルいシフトアップ・ダウン仕様のギアシフトアームに変えないと、クラッチが切れてくれない模様…

まぁ全く切れてない訳ではなさそうなので、試走に乗り出します。

ちょうど５速ミッションの３速がノーマル３速に相当するので、＋２速増えた感じですね。
今まではエンジンが唸ってた速度域でも、ヨユーの回転数（タコメータ無いから何回転か知らんが）です。
当然、エンジンパワーがモノを言ってくるレンジになってきますが、いかんせんエコノパワーと呼ばれるエンジン。
これ、構造的にパワー（とかレブ）が抑えられてて、電子制御的なリミッターは無いのに、純正３速だとちょうど６０キロ辺りでエンジンが回らなくなる仕様とか。

そんな訳ですから、ボアアップしてるとはいえ、平坦路では５速巡行も余裕のパワーですが、少しでも登り斜度が入ると徐々に減速し、４速に落とさざるを得ない。
４速でも怪しい場合は３速まで落としますが、ここはノーマルミッションと同じ感覚なので、エンジンもある程度回りますし、回れば６０キロ＋αはなんとか。

結局、予想通りと言いますか、計算上は９５キロほど叩き出せるはずのギア比ではパワー不足が露呈し、ゆふキロあたりが限界の模様です。（追い風参考。向かい風だとあっという間に速度が落ちていきます（笑））

パワーをこれ以上求める場合、ヘッド換装＋キャブ大型化＋剥き出し化が必須になってきます。
純正外見を維持したまま…となると、今のパワーでなんとかせねばなりません。
やはりギア比（２次減速比）で美味しいところを頂戴するように探りを入れていかねばならないか…

いろいろ細かいトラブルはありましたが、なんとか無事５速ミッション換装成功し、ボアアップ＋黄色ナンバーの恩恵が実感できてきました。

副産物といえば（当然ですが）燃費は激しく向上し、５速ミッション初のガス補給で測定したところ、66.6キロ/リットルという鬼のような数値を叩き出しております。（一応ワインディング含む）
３リットルの携行缶を持つと計６リットルのガスが実装できますので、４００キロくらい航続距離が稼げますね。

むちゃくちゃやな。