新ヘルメット 初装着！

今日も激いい天気なので、新ヘルメットの装着レビューを兼ねてツーリングに行ってきます。
とはいえここ数日、夕方に激ゲリラ豪雨が襲ってきているので、家に帰るめどはお昼過ぎ。

早速屋内でのフォトクロミックシールドの状態をパシャリ。



まぁ至って普通のクリアシールドですわね。
さてこれがどのくらいまでのスモーク具合になるのか。
ツーリング途中の休憩場所で検証してみましょう。




写真では、はんなりとしたスモーク（ショウエイ表現でメロウスモーク）に見えますが、実際はガッツリ系スモークです。
途中トンネルも通過したのですが、調光のスピードはクリア←→MAXスモークはおおよそ体感で2分くらいでした。
300mくらいのトンネルではMAXスモークからクリアまでは戻らない感じです。
今回通ったトンネルは1キロ半くらいあったので、途中からはクリアシールドになって調光の恩恵に預かれました。

まぁ調光の恩恵もすごいのですが、実際に走ってみると見え方がめっちゃクリアなのです。
夏の直射日光でギラギラ木の葉がほとんど気にならなくなる上、シールドそのものの歪みを全然感じないので、暑さを感じない季節だとシールドの存在を忘れそうです、こりゃすごい。
標準装備のクリアシールドとの差があるとは思えないのですが、兎に角この歪みの無さは素晴らしいです。

ヘルメット自体の装着フィーリングですが、パーソナルフィッティングのおかげで非常に快適。
とはいえ新品なので、若干フィット感は圧を感じるのですが、そのうちいい塩梅になると思います。

でまたこれが軽い！
風の抵抗もさほど感じないので、歪みのないシールドと併せて軽快感しかないです。
換気孔もよく考えられていて、今日は結構な暑さでしたが、メット内部はさほど蒸れるような事もなく、街中のスローペースでも暑さが気になるようなシーンはあまり無かったです。

そしてやはり地味にSENAの音質はイイ！
伊達にサウンドbyハーマンカードンの看板は挙げていないようです。

ですがやはりまだまだ荒削り感は否めずで。
例えば周囲の騒音に応じてボリュームを調整してくれる機能があるのですが、レベルが弱・中・強の3択。
周囲の騒音への反応強度かと思いきや、調整時のMAXボリュームが大きくなるだけのような感じ。
（強だと風切り音が大きい時は「うるさいわ」って感じになりました）
そして設定時ボリューム→調整時MAXボリュームまでの変化も、なだらかに変化するというより3段階くらいで変わるので、ちょっと粗いかなーと。
実際、ヘルメット周囲から人間が感じる風切り音は気になるほどではないので、この機能は最終的にお蔵入りに（笑
ファームアップ等で使い勝手が良くなれば再び活用される事もあるかも？

本体の操作はボタンの大きさやクリック感が良い事もあり、グローブ越しでも全然気になりません。

そのほか、スマホアプリからの設定変更で本体の操作アナウンスを日本語に出来たりして、意外な使い勝手の良さがあったり。
インカムについては色々な機能がついてるので、追々ですかね〜。

そしてちょっと写真がなくてアレなんですが、このヘルメットのシールドはセンターロック方式なのです。
これ、家で素手で開ける時、意外と手間取ってしまったのですが、グローブつけた状態だと自然に開けられるんですね。
シールド側の爪部分にグローブの指がかかると、グローブの厚みで自然にロックが外れるという。
素手状態だと厚みがないので上手く開けにくい、という仕組みでした。
これもまた実際に装着して使い勝手の良さを感じたポイント。

この辺りの設計の良さは流石に最新モデルだなーと思った次第。
そりゃここまで内容が進化してると、メットの値段も結構高くなってきてますが、コスパで考えるとかなりおトクですよ！

最後に、昨日のゲリラ豪雨で若干濁ってる吉野川でカヌーに興じる方々。


水量多いですが、ゆっくり流れてるので、いい感じに遊んでおられました。
涼しそうでいいなぁ〜。