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どくれんぼのブログ一覧

2019年05月06日 イイね!

愛車で行く北海道・その1

愛車で行く北海道・その1序章からの続きです。

4月29日(月)20時30分
正確に言うと、私の車が下船したのは20時45分ごろでした。
さぁ、いよいよ北海道上陸です。

これより、一気に宗谷岬を目指します。

夕方にフェリーで睡眠をとっていたので、夜通し走る予定。
宗谷岬までオホーツク海経由で439kmあります。
オホーツク海より上る日の出を見たいのです。

22:00
まずは、小腹が減ったので(笑)札幌市内に立ち寄りラーメンを。


上陸前に船の中でネットが繋がるようになり、色々と調べた結果、「夜遅くにでも営業してる店」「高速から近い店」、この2つを重視し、この店にしました。
麺や 虎鉄 白石店(札幌市白石区)です。



「ザンギ」という唐揚げとのセットで、辛口の味噌ラーメン系に。
けっこうコッテリでした(^^;

22:46
一路、札幌ICより道央道を北へ。



日付は4月30日(火)になりました。
平成最後の日です。

AM0:45
日本最北のPA、比布大雪PAにて小休憩。


この時点で、気温は3℃(^^;


苫小牧は10℃くらいありましたから、さすがに道北に入るとこの時期でも寒い!

士別にて高速は終了。
その後も、オホーツク海・宗谷岬を目指し、国道40号を北上を続けます。
AM2:00ごろ、美深町を通過。


さらに国道40号を北へ。しかし、道は真っ暗!
なので、雄大であろう北海道の風景も、まだ見えません。
対向車もほとんどありません。「鹿に注意」の看板が、あちこちに出てます。
新車なので、あまり飛ばさずに走ります。

音威子府(おといねっぷ)へ到着したころに、ナビを見ると宗谷岬到着予想が午前4時半過ぎに。
日の出は4時20分ごろ。
なので、日の出を見るには宗谷岬よりも、もう少し手前の浜頓別(はまとんべつ)辺りのオホーツク海がよさそう。
音威子府より道道220号→道道12号を経て枝幸町を午前3時頃通過。
そしてオホーツク海に出た後は、国道238号を北へ。
途中の北神威岬に行こうとしたのですが、岬までの道は通行止めだったので、そのまま238号をさらに北上し浜頓別町へAM3:30頃、到着しました。
鹿が飛び出してくるのが恐かったのですが、幸い遭遇したのはキタキツネに2回だけ。キタキツネも100mくらい向こうで見かけた程度でした。

さて、浜頓別で日の出を見るには、海岸線ということなら国道238号で市街地まで行く前の海岸線沿いがいいと判断。そこで日の出を待ちます。
目の前にはオホーツク海が広がっているようですが、真っ暗なので見えません。

30分くらい時間があったので、寝過ごさないように目覚ましをかけ少し仮眠。


AM4:00
そろそろ、夜が明けそうです!(^^


漆黒の闇だった回りが徐々に見え始めてきて、オホーツク海が姿を現しました。

今気づいたのですが、インサイトちょうど1500kmだったのですね。

インサイトの気温は12℃と出てますが、実際の気象庁のデータを後日調べると、浜頓別のこの時間の気温は約8℃ほどでした。
しかし、風がすごく強く、体感温度はもっと寒く感じます。
レーダー探知機の真ん中のメーターはエンジンの水温計ですが、パワーオン状態で55℃(^^;  
ハイブリッド車は、冬場のアイドリングって水温下がりますね~。
シートヒーターが活躍します。

さて、日の出も間近なので、車外にてその瞬間を待ちます。
オホーツク海の日の出を見るのが夢でした(^^

愛車とともに、最果ての地、オホーツク海にて。
日の出前でも、すでに素晴らしい景色が広がっております。

こんなオホーツクの絶景は、多分、一生に一度だけだと思います(^^;

もし、またオホーツク海に来ることがあっても、もうこんないい天気には恵まれないでしょう。

AM4:20
ぼちぼち太陽が!


おお~!すご~っ!めっちゃきれい!

初めてみるオホーツク海!
素晴らしい日の出だ!(^^

苫小牧から夜通し走って来た甲斐がありました。

感動的でした。


晴れるかどうか、イチかバチかの賭けでした(笑









すぐちかくに風車が!





その後、オホーツクライン(国道238号)を北上。


夜が明けると私を待っていたのは、広大な北海道の風景でした。


AM5:05
通称「エサヌカ線」にて


果てしなく続く直線の道。
本州そして私の生まれた四国には、こんな風景はない。



回りに建物や電柱など、まったくない風景。


車の向きを反対にして。

目の前にオホーツク海が広がります。

気温は8℃と上着を着こまないと寒い状態。


直線は、最長部分で長さ約8kmほどあります。

ほんとまっすぐな道! 地平線まで続いてるかのようです。

オホーツクライン(国道238号)に戻り北上を続けます。


もうすぐ最北端のようです。


AM6:30
ついにやって来ました!
日本最北端の地!

インサイト、日本の中で一番北にいる車に・・・(笑

ほんと、遠いところまでやってきたという実感がありました。
北海道に上陸しても、夜通し走ってきましたからね(^^;

改めて、宗谷岬です。



おっ?
ひょっとして、樺太(サハリン)も見えてる???


う~ん、微妙ですが、見えたことにしましょう(笑
樺太は、天気が良いと距離的には見えます。


AM7:50
さて、岬にある日本最北端の食堂にて朝食。
食べたのは、塩バターラーメン(笑


2食続けてのラーメンでしたが、昨夜の札幌でのラーメンより、こちらのほうが美味しかったです。店のおじさんも優しそうな人でした。

AM8:11
その後、日本最北端の給油所で給油。


最北端給油証明も出してもらいました(^^


といっても、この用紙と貝殻をくれただけ(笑
ここの店のおじさんも優しく声をかけてきてくれました。

おじさん「この車、インサイトって書いてあるけど、あのインサイトなの?」

私 「ええ、最近モデルが新しくなって発売されたんですよ。」

おじさん「へぇ~!大きくなったんだねぇ!インサイトも変わったもんだ!」

私 「えへへ・・・」

AM8:20
次は岬から少し上に上がったところにある灯台横。


上から岬方面を望む。


ん?
んんん??

あれは、もしや?


おおおっ!樺太(サハリン)が見えてる!

ロシアだ、ロシアだ~!(^^
北方領土は、我々日本人にとってはロシアじゃないから、日本から見える唯一のロシアですね!

時間が経つにつれて、霞が晴れてきて、本当に樺太が見えるようになりました。

朝一番の、オホーツク海での日の出と言い、宗谷岬から樺太が見えたことと言い、こりゃ運がいいなぁ~!(^^

AM8:48
今度は、宗谷丘陵の方へ。


風車がたくさん!


所々に白いものが見えますが、残雪です。
さすが最北の地。
さほど標高が高くないのに、GWでもまだ融けないんですね。



さすがに、風が強いですね。
オホーツク海を走っているときも、そう感じました。

今度は、その宗谷丘陵から宗谷郵便局方面に繋がっている道。

AM9:08
その名も「白い道」。


↓肉眼だと、はっきりとロシアが見えました(^^ 


宗谷丘陵の風車をバックに。


この白いのはホタテの貝殻が敷かれてるのです。
対向車が来ると、数百メートルは下がらないといけませんが、幸い対向車は数台で、待避所があるところですれ違えましたので良かったです。

運転席から見るとこんな感じ。対抗は、ほぼ難しい。
少し先の右手に待避所があり1台止まってますね。

次は、礼文島と・・・


利尻島が見えるの分かりますか?
インサイトのフィン型アンテナの上あたり。
雪をかぶった利尻富士が見えてるんです。
なんか、幻想的でした。
利尻島だけ、スクリーンに映されているような感じ。

↓ほら


と、まだ北海道で実質初日の午前中なのですが、その1はここらで終わりにしたいと思います。
こりゃ、すべてアップするのに、けっこうかかりそうだなぁ~(^^;

その2へ続く・・・

Posted at 2019/05/06 12:57:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 愛車で行く北海道2019 | 旅行/地域
2019年05月06日 イイね!

愛車で行く北海道・序章

愛車で行く北海道・序章私の長年の夢・・・。

それは愛車で北海道に行くことでした。
北海道そのものは、旅行や出張等で4度ほど行きましたが、すべて飛行機&レンタカーか観光バス。
雄大な北海道を自分の愛車で回りたい、それが長年の夢だったのです。



しかし、関西から愛車で行くと言うことは最低でも8日間程度は必要。
長い休みがとりづらい私にとって、「愛車で行く北海道」は夢にしか過ぎませんでした。
それが今年のGWは、私もなんと9連休が取れることに・・・(^^

もう、これは行くしかありません。計画当初は、当然、愛車はRC1オデッセイ。
24万キロ走っていた老体オデに頑張ってもらうつもりでしたが、諸事情により愛車が出発の1週間前にインサイトに変わりました。納車直後の新車で行きます。

今回は、その旅行記を上げさせていただきます。

尚、今回の旅行に関して、私の古くからのみん友さんであり北海道通であるPIAAさん に、色々と相談させていただき、ご助言を下さいましたこと、深く感謝いたします。PIAAさん、ありがとう!(^^

では、まずは出発から上陸まで。

4月28日(日)18時
大阪市の自宅を出発。新日本海フェリーに乗船する為、敦賀港を目指します。
特に渋滞も無く、21時過ぎ敦賀に到着。
ナビは、京都東ICで名神を降り、湖西道路を選択。その指示に従いました。
出港まで時間があったので敦賀の赤レンガ倉庫とやらを見学。


21時30分、新日本海フェリー敦賀ターミナルへ到着!


おおっ~!でかっ!
乗船予定の「すずらん」です。
出港は日付が変わって29日(月)の0時30分発、苫小牧東港行きです。

さあ、インサイト、いよいよ乗船。
この日は乗用車の乗船が一番最初で、22時30分より開始されました。
しかし、私の車が乗船できたのは、その30分後の23時頃。

家族は車両とは別に、一般乗客と同じ23時より乗船開始でした。






私の部屋はツーリストAでしたが、とても静かな船室で、ぐっすりと眠れました(^^
瀬戸内海あたりの短距離・中距離のフェリーとは大きさも違うし、なにより静かで快適性が全く違いますね。

4月29日(月)

夜が明けて、AM5:20頃。
能登半島が見えます。


船上での日の出です。


AM8:00
船首にあるフォワードサロンに行き、事前に買っておいた朝食を。

GW中とあって、船内は満員状態でしたが、早朝のここは乗客にはあまり知られてないようで、ゆっくりと景色を見ながら過ごせました。
場所的には5FのステートルームAの奥にあるので発見しにくいのです。
船首にあるので、景色は抜群! 



しかし徐々に人が増え10時半を過ぎると、満席に近い状態に・・・(^^;
朝食をとった後、船内をブラブラし始めた乗客が、この特等展望席を発見し始めたようで(笑  
ビンゴ大会が終わったのもあるでしょう。ここは基本的に誰でも出入り自由ですから。
しかし私は、ここで7時頃から11時頃までと、お昼すぎの13時頃から15時頃まで船首からの展望を見ながらのんびりとさせていただきました。

船内の様子です。
私の船室は、4FのツーリストA。

船室は「A5」。10人同室です。ベッドの番号は100番でした。(上段です)
それぞれのベッドは上段と下段が互い違いに一対づつ配置されており、私のベッドからだと下段の103番がカーテンを開けた状態で見えるくらいで、それ以外のベッドは全く見えませんでしたので、プライバシーもある程度は確保されています。(画像の見取り図を参照)
ただし、一対の向こう側、つまり101番はカーテンを開ければ、お互い丸見えですので、家族や友人などと一緒の場合は、この一対で申し込み時に指定すればいいと思います。

このツーリストAは、一番安い船室となります。
本当は、個室のステートルームAを取りたかったのですが、ネットの予約争奪戦に負けてしまいました(^^;

しかし、これでも寝るのには問題はなかったです。

船室の気温は体感で20℃前後くらいでしょうか。半袖では寒いと思う気温です。
船内でも、2枚3枚重ね着ができるよう用意してたほうがいいでしょう。
常備されている薄めのキルケットだけでは寒そうなので、乗船20分後、まだ車両甲板に出入りできるうちに、車に積んであったシュラフを取ってきました。
私は持参したシュラフとこの常備されているキルケットと2枚掛けで寝ましたが、ちょうどよかったくらいです。(シュラフは中に入るのではなく、ただ1枚に広げて上から掛けるだけ)
今回のGW中の船内の気温なので、夏や冬は、もっと船内の温度を上げて、このキルケットでもOKにしてるのかもしれません。
コンセントは、照明の所に1個あります。スマホの充電以外にも使いたかったので、3口のタップを持参しました。

あとは、苫小牧到着が夜の20時30分なので、それまでの時間を潰すのに、このスペースではちょっと退屈といったところでしょうか。

船内ロビー。


船室以外にも、くつろげるスペースがあります。


大浴場。

露天風呂もあり、快晴の日本海を見ながらの入浴は最高でした。

こちらは映画館ですね。

13時からと16時からの2本見ることができます。
もちろん、上りと下りで内容が変わります。

パソコンスペース。Wifi環境はありませんし、陸地が近い所を除けば、ネットはつながりません。


食事ができる所は、グリル・レストラン・カフェの合計3つあります。

グリルは事前予約が必要。なので、一般的にはレストランかカフェで食事ということになるでしょう。
私は、朝食はパンを持ち込み、昼食は11時頃にカフェでビーフカレー(700円)、夕食はカップラーメン(本格的な夕食は上陸後に)としました。
レストランの営業時間が朝食・昼食・夕食とも短めでしたので、GWやお盆に乗船される方は、念のため予備の食料を少しだけ持っておいたほうがいいでしょう。

船の通過時間です。右が乗船した苫小牧行きです。(下から上へと時刻進む)


AM10:00
姉妹船の「すいせん」(敦賀行き)とすれ違います。
この日は快晴で波も無く、快適な船旅でした(^^


両船が連絡を取り合い、すぐ近くをすれ違うようにしてくれているようです。

14:00ごろ
世界遺産の白神山地もはっきりくっきりと見えました。


15:00ごろ

これがフォワードサロンからの展望です。
ちょうど、北海道(左側)が見え始めたころですね。
右側の陸地は青森の津軽半島、その先端が竜飛岬です。

この後、15時頃から18時ごろまで、私はツーリストAの自分のベッドに戻り仮眠。この後の北海道での夜の走行に備えます。
たぶん船は津軽海峡を通過してたと思います。

18:30ごろ
船は恵山岬を通過し、夕日が見られるとの船内アナウンスが。
さっそく起きて(笑)船尾にあるデッキに出てみました。


おおっ!これも素晴らしい!
場所的には、恵山岬を越えてますので、北海道の向こうに見える夕日となりますね。
ほんと天気も良く、いい船旅でした。

船は順調に進み、定刻の20時30分には苫小牧東港に到着。
さぁ、いよいよ上陸です!

20:44
船が到着後15分くらいたってから私の車も下船OKに。


下船時、他の車はスルーだったのですが、私のインサイトが船から出ようとしたら、係員の方に停められました(汗
そして、ゆっくりと進むように指示されました。

結局、下を擦るかどうか、係員の方がしゃがんでチェックしてくれました。

インサイトもちろんノーマル車高なのですが、前車RC1オデッセイよりも下を擦りやすそうなのは、納車後の1週間でも感じておりましたが、プロの船員の方から見ても、明らかに最低地上高が低く見えたのですね~。

というわけで、序章はここまで(^^;

次からは、いよいよ、愛車で北海道に上陸です!

夢の実現ですね。

その1へ続く・・・。





Posted at 2019/05/06 09:22:49 | コメント(7) | トラックバック(0) | 愛車で行く北海道2019 | 旅行/地域

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