
天気も良かったので、南の方へお出かけ(^^
暑いのは嫌いなので、涼しい所へ行こうと、大台ケ原を目指すことに。
日本百名山のひとつで初心者向けなので、前々から行きたい山でした。
思い出せば、
ちょうど1年前にも百名山登山をしました。
伊吹山ですね(^^
伊吹山も初心者向け(笑
たぶん、この2つの山は百名山の中でも、もっとも初心者向けではないでしょうか?(笑
てか車でかなりの所まで行けると言う点で、プチ百名山マニアには優しい山でしょう。
四国の剣山も登山リフトでかなりの標高まで登れるので初心者向けとは思いますが、伊吹山・大台ケ原の方が断然楽に登れます(笑
しかし、今回の大台ケ原は、1年で400日雨が降ると言うくらいの雨所。
よく台風がやってくるときに雨雲レーダーなんかで紀伊半島の南東部が真っ赤になってますよね。
太平洋の湿気が南東の風に乗って、わずか15kmほどで標高1600mまで駆け上り雨雲が発生するそうです。
果たして、雨に降られることなく登山を終えられるか?(笑
念のため、雨合羽を用意しておきました。
さて、奈良県に入り、国道169号を南下。
途中の吉野川にて大滝ダムというダムに遭遇。
この奈良県南部から和歌山三重各県境にかけて、相当な数のダムがありました。
やはり雨所なので、ダムが多いのですね。
川上村に入り、169号から大台ケ原ドライブウェイに。
登り初めは、かなり狭い道!(^^;
対向車に気を付けながら登ると尾根筋に出て、そこからは快適な山道。
景色も楽しめました。
しかし、途中で路線バスと大型バイクの衝突事故に遭遇。
ライダーさんは救急車に乗った後でしたが、血だらけのライダージャケットが道端に置いてました。
救急車が2台も来てたからと帰ってから調べてみると、大型バイク2台がバスと衝突したみたい。
さてさて、気を取り直し、登山口の駐車場に到着です。
ここからは当然歩き(笑
本当は、ぐるりと周遊できる山頂まで3時間コースを行きたかったのですが、出発が遅くここに着いたのが12時過ぎだったので、山頂まで40分の最短コースで登りました(笑
最短コースと言えど、傾斜は超ゆるやか!
山頂付近の気温は20℃ほど(^^
気持ちいい気温でした。
こんな感じで、ハイキング気分で大丈夫(^^
最後に、階段があり、そこだけは少ししんどかったけど。
山頂は、標高1695m。
百名山の中では低い方ですよね。
山頂からの景色。東方面を望む。
天気が良く空気が澄んでいれば、富士山や御嶽山も望めます。
この日は天気は良かったのですが、夏特有の霞みがかかっていて、太平洋がやっと見えたくらいでした。
周辺図はこんな感じ。
結局、往復と休憩で2時間ほどでしたが雨には降られず(^^
大台ケ原登山で雨に降られないのはラッキーらしい?
さて、大台ケ原を下り、国道169号をさらに南下。
上北山温泉という温泉に到着!
泉質は先日行った和歌山の龍神温泉に似た感じ。
ヌメリ感もあり、私の好きな泉質でした(^^
さてさて、すでにここで17時(笑
ここまま大阪に帰るのも、まだ走り足りないので、さらに南下をしてみました。
169号を南へ。
やがて、飛地で有名な和歌山県の北山村へ。
飛地、実質的には和歌山県本体からは離れて三重県内にあるのに、なぜか住所は和歌山県という日本でも珍しい村です。
市町村単位で一つの自治体すべてが飛地というのは、日本でもここだけ!
この村は、花粉症の私にとって「じゃばら」でお世話になっているのです。
興味のある方はググってみてくださいね。
しかし、この169号から168号、ほんとダム湖に沿って走ることが多い。
落ちたら多分助からないでしょうね(^^;
住民の方も、山の斜面に家を建てて住んでいらっしゃる。
平地が少ないのです。
さてさて、169号も終わり、右折して168号を今度は北に向かいます。
このポイントで、すでに新宮市。
しかし新宮市街地まではまだ南へ20kmほどあります。
ほんとは市街地まで出て1泊するのも良かったのかもしれませんが、気ままな日帰り旅なので(笑
今度は新宮川に沿って168号を北へ。
途中で愛車と新宮川。
すごい河原が広い!
しかし実際に流れているのはわずかな範囲。
たぶん、台風とかの豪雨時にはこの河原一杯に流れが広がるんでしょうね。
雨所のすごさをこの河原で見てとりました。
で、熊野本宮大社へ到着!
熊野古道の最終目的地として世界遺産に登録されてます。
すでに18時を過ぎてましたが、参拝は19時までOKなのでギリギリOKでした(^^;
2500年もの歴史がある由緒ある神社。
かなり背が高い(30mはある)杉の木に囲まれて、幻想的な雰囲気でした。
参拝を終え、すでに18時半(笑
帰路に着くことにしましたが、帰り道はナビに任せてみると、そのまま168号を北上し奈良県五條市から国道24号と県道30号経由で葛城市から南阪奈道で高速に乗り近畿道経由でという選択をしてきました。
熊野本宮神社からだと、和歌山の田辺市に出て阪和道近畿道で帰るという選択もありそうなのですが、断然168号の方が面白そうなので、ナビ通りに(笑
ちなみに、和歌山田辺経由だと高速比率が6割位だと思いますが、168号ルートの方は2割くらい。
下道でかつ山道をひたすら大阪へ、約150km以上あります。
行きで通った169号と帰りの168号、どちらも初めて通る道。
169号はまずまずの快適なワインディングが多かったのですが、168号は、まだ所々で狭い道が残ってます(^^;
対向もままならない箇所が多いのが168号!
恐らく沿線の人口が整備の進んでいる169号の方が多いんでしょうね。
途中、こんな滝が!
オートライトは、この段階ですでにスモールランプON。
道路沿いでしたので、止まって記念撮影(^^
十津川村は、ダム湖の村と言った感じでした。
十津川温泉。
さすがに、ここには入りませんでしたが(笑
この後は、真っ暗になった168号の1車線しかない細いクネクネ道を走ります。
おそらく地元の車でしょうか、やや早めのペースで走ってましたが、見知らぬ「なにわ」や「大阪」ナンバーの車ばかり3~4台でその後を離されないようについていきます(^^;
1台になると、こんな山奥の細い道では、さすがに心細い!
しかも落ちたらダム湖の底!(笑
先行車がいると、細い夜道でも安心して走れますよね。
五條の街に着いた時にはホッとしました(笑
熊野本宮大社から自宅まで155km。
帰宅は21時半ごろになりました(汗
食事は大台ケ原山頂でコンビニで買ったおにぎりを2個だけ。
晩ごはんは抜きで走りました(笑
でも、途中の奈良県葛城市で偶然にも花火を車窓から見ることができました(^^
最後に、動画で169号川上村付近。
この辺は快適な道でした(^^
そして、大台ケ原への登り始めの頃。
久々にこういった山道を走りました(^^;