今回のタービン修理では私の勘違い、
うっかり発言から引くに引けず、意図せずに、
次のステップへ進むことになってしまいました。(悲
お金に余裕ないっす!
前回つけたものをバージョン1とするのならば、
Version1
・クイックパワー(オプション)
・メタル(スチール)ブレード(オプション)
・強化アクチュエーター(オプション)
今回修理したものはバージョン1を更に強化したタービン。
ということで、私的にバージョン2という別物の位置づけ。
Version2
・クイックパワー(オプション)
・メタル(スチール)ブレード(オプション)
・強化アクチュエーター(オプション)
+
・ハイフロー
・タービンシャフトSPP-M(オプション)
・排気ハウジングスネークアップSP(オプション)
・オイルインレットパイプバンジョウボルトオリフス加工(オプション)
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以下、オプションの説明(コピペです)。
8、タービンシャフトSPP-M
タービンシャフトをSPP-Mすることにより、油膜保持性を良くし強度をアップさせる。フリークッションロスを少なくし、加給の立ち上がりを早くすることにも一役かっています。
9、排気ハウジングスネークアップSP
排気ハウジングとタービンブレードのクリアランスを大きくすることにより、排気の抜けを良くする。それと共に、排ガスを強い渦巻にすることで、直管マフラー等ではエンジンシリンダー内に新しい空気の充填(掃気)を早めることに貢献します。すなわち、パワーアップにつながります。タービンブレードカットバック加工と同等の効果がりますので、カットバック加工できない、セラミックタービンブレードの場合に有効。
18、オイルインレットパイプバンジョウボルトオリフス加工
オイルインレット油量を適正化し、オイルドレーンをスムーズにする。
また、タービンシャフトのフリークッションロスを5~10%低減する効果もある。
※ハイフローのうんちく
ハイフローターボは、低・中速から高速まで
ノーマルと同様のセラミックブレードタイプは、レスポンス重視。スチール(メタル)ブレードタイプは、ブースト1.6キロでも大丈夫なので、大パワー・高ブーストに対応しています。(ブースト1.6キロで700~750PS位出している、ユーザー様もいます。
※ハイフローターボのP/Sは、エンジン又はその他の付属パーツ、CPU等の状態により多少異なる場合があります。)
ハイフローターボは、コンプレッサーホイルのブレード形状を見直し、加給の立ち上がりを良くするようにし、パワーバンドを高回転方向に移動し、低中速が失われないように、出来るかぎり小ぶりで高性能なものを組み込んでいます。
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排気ハウジングスネークアップは
メタルブレードのカットバック費用を抑えるために選択したものです(費用3分の1)。
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前回のオプション説明。
1、クイックパワー仕様
当社オリジナル仕様で、ターボのきき始めが早くなる加工を施す。(同等の風量のターボと比較した場合)風量アップをしないのであれば、燃調の必要がなくレスポンスが良くなり、省エネ!!
14、強化アクチュエーター
高風量・高ブースト用にアクチュエータースプリングを固くする。また、レスポンスアップにもなります。大きいコンプレッサーホイルを付けると、ノーマルのアクチュエーターは早く開き始めるのでそれを防ぎます。
(例:FC3Sノーマルターボアクチュエーター時 0.7~0.8キロブーストがかかりますが、ハイフローターボにて風量がアップすると、ブーストが0.3キロしかかかりません。これは風量アップすることによりパワーが上がり排圧が高くなり、その風量にアクチュエータースプリングが負けてしまうからです。)
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前回発注から日が浅いこともあり、
ターボショップM様にスペシャルプライスでお願いできました。
まともにやったら今回の仕様は諭吉30人超!
前回よりもリーズナブルお願いできた事はありがたい限りです。
そんなわけで、タービン仕様を決めるのと並行して
ターボショップMさんで推奨している
HKSオイルフィルターを入手。
このアイテム装着でタービン類へのカーボンやらスラッジ類の混入を防ぎたいんですけど、
フィルター自体が詰まるほどの多量なカーボンがエンジン内に存在しているんじゃないかと
精神的にトホホな状態です。
ちなみに、ターボショップM様のハイフロータービンは
強化オートマ+インジェクター交換が行われてることを前提とした
600PSオーバーの仕様だそうです(メカニックさんの説明では)。
そのような中、
今回依頼したハイフローはノーマルで400PS前後を目指すタイプとなってます。
ただし、伸びしろがあって、強化オートマ+インジェクター交換をすることで、
600PSまで目指せる仕様になってます。
何かの書籍でノーマルのオートマは420PS程度まで対応できると記載されてた気がするので、
ターボショップM様の言ってる数値を裏付けてると言えるのではないでしょうか。
そうそう、メカニックさんのアドバイスで、
排気温度が900℃を超える場合、インジェクター交換をするようにと言われ
排気温度計の装着を勧められました。
しばらくは街乗りしかしない状況ですから
おいおい装着していきたいと思っているアイテムです。
- 蟻地獄 -
Posted at 2012/02/08 00:17:15 |
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