
185/60-13を履いていたこのブログのタイトル画像の写真はえらく車高が低く我ながらカッコイイ!と感じますが、この黒塗りのホイールは今どうなっているでしょう?
ブログタイトルの写真は2007年7月群馬ツーリングの時のものでした。まだタイヤ付きで譲り受けてキャップも付けずにそのまま履いてみた最初の時です。
当時(1997年を中心にした前後10年くらい)仲間のあいだで大流行したCD30。まあ、中古で手に入れるのですが… 1世代遡れば1980年代クイックトレーディングでカスタムされたX19でも確認できますし、正規輸入一桁台?号的な、このみんカラでも有名な白いS氏のXも履いているから大昔から定番のホイールです。
流行りも廃れてきた2007年辺り(X1/9でタイムアタックするとリアホイールは5.5Jでは物足りず仲間のあいだではオバフェン付けて6J〜8Jを履くように)、最終的に黒いガンダムチックなオバフェンを自作して付けていた、こちらもSさんですが、その方から戴いたこのCD30、もう何人ものX19ユーザーの脚でヒビが入ってパテ補修されたり、黒く何度も缶スプレーされた物でした。

こちらのSさん
カタログ値3.7kgという超軽量マグネシウムは、実際に軽量すると4.0kgを割ることはまずなかったようですが、初期ロットがそうだったのかも知れません。
体脂肪も測れるタニタに乗せてみましたが、4.0-4.2kgの範囲。誤差0.2kgが最小の仕様なのであまりにもアバウトなのですが、前輪用に履かせた2本はJWL刻印入り1975年製で、何度も乗せ直すと4.0を表示することがあり、後の2本はもっと新しく1983年製で、4.2-4.4を表示することから考えると、初期ロットが軽いのは、あながち間違いでもなさそうな気がします。と言っても3.9とか3.8でしょうかね…
つや消し黒だったのをいつしか青系ガンメタという…、これも後で失敗だったと後悔しました。
クロモドラのCD30タイプについて軽く掘り下げますと、初出はあのフィァット124スパイダーのラリーモデル専用としてX1/9デビュと同じ1972年の暮れに発表された物です。フィアット傘下になって初のWRCで気合の入ったフィアット・アバルトがクロモドラに製造させたという。サイズはこの5.5J-13インチと、のちにミニなどの10インチモデルが同じデザインで製造されました。最初の写真は1980年代の代理店イージーライダースのもので日本では勝手にDタイプとなっています。
アバルト124ラリーの標準タイヤサイズは185/70-13で、あの少し出っ張ったオバフェンでカバーするのでオフセット7ミリという、かなりの深リムなわけです。X19に履かせると、厳密に日本の車検をクリアするのは難しく、ボディがそのままなら5.0Jオフ22ミリくらいの標準ホイールで通すのが無難です。
ただ、1300モデルが南アフリカデビュー時にオプションでCD30を履いたプレス写真を確認できるので、全くおかしくないスタンダードなホイールです。記事にはmagnesium alloy (option) 5.5Jと確認できます。
このガレージで眠っているCD30を完璧にとはいかないまでも修復させようと、頃合いを見計らっているのでした。
まだどこに出すのか、やるからにはマグ修理専門店だが、コロナショックであまり費用は掛けられないから自分で缶スプレーかな…とも思い、先にタイヤを買って自分を追い詰めるか?という気持ちが、さらにブレて血迷い… …185/60-13を検索して、ノーマルタイヤにすべきところを、ファルケンがあるのですが、まだ弾数余って工場ストックの7、8年ものだとか。。。
そんなうわさ少し前の話なのに、焦って買うから・・・・・・
まさかの・・・
まさに血迷っていました(汗 jj…
酔っ払ってポチッと押したんでしょうねぇ
届いたタイヤがコレです。タイヤを自宅まで配送するとお金掛かるから、営業支店どめ。X19で取りに行きました(汗
・・・・セミスリ??
しかしなんてバカでしょうね。寿命は極めて短いですし、雨の日危険すぎ、脚周りにもエンジンにもブレーキにも負担がかかりますよ。
そう思っても後の祭り。次の車検までに試したいなーとガレージでくすぶっている今日この頃です。
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X1/9 | 日記
Posted at
2020/07/23 22:10:21