
10日に十勝スピードウェイでEUROcup&Worldcup⑤に参加。
今回の走行会は、月刊雑誌のレブスピードの取材をうけつつ、複数参加区分で走行会を同時開催するというものだった。
11月の上旬に車検入庫を予定しており車両を車検バージョンに戻す都合上、今回の走行会を今年度最後のサーキット走行と決めていたので、コンディションを整えるために帯広で前泊して参加。夏に北海道一周旅行をした時にも帯広で宿泊したのだけれど、オーセンティックバーのレベルは、もしかしたら札幌市内よりも高いかもしれない(札幌も帯広も制覇したわけではないので、あくまでも今のところ)。少なくとも、青森市や名古屋市よりも上。
今回の十勝、9月の走行からの変化は、
1 気温が12℃と、十勝を走り慣れた7月以降で最も低い。
7~9月までは毎回25℃くらいだったので条件が良いはず。
2 安全マージンをいくらかカットしてみた。
本来はクリッピングポイントで到達すればよい速度までフルブレーキで減速してからコーナーに進入していたのを、ブレーキポイントを奥に突っ込むことで無理やりコーナリングスピードを上げた
3 フロントタイヤが擦り減るのをいとわないアクセルワーク
今履いている595RS-RRを使い切るつもりだったのでコーナー立ち上がりのアクセルワークを敢えて雑にして一気に加速
4 最終コーナーから最後尾グリッドまでのライン取りを換えてみた
出口戦略と命名。
5 靴をレーシングシューズへ変更
ヒール&トーが大概やり易い
6 オカルトアルミテープチューン
効果の程は不明
結果としては、ベスト更新。それでも、あと3秒は伸び代があるはず。ただ、1コーナーのブレーキ時点の最高速度はGPS読みで209Km/hだったから、2ピースロータ、社外インタークーラに出口戦略が加わった効果は十分にあったと思う。
今年は安全マージンを確実にとってコーナリングしたこともあって車両の破損は一切なく終えることができた。走行回数は4月から毎月1回ずつで合計7回、クーリングラップを含めたらクラブマンコースとグランプリコースで合計159Laps。
これから半年以上はサーキットで走らないから、ショボイとはいってもベスト更新・車両無事故は気分が良い。
ただ、今年の目標だった「初級者からの脱却」はまだまだだし、コーナリングスピードをブレーキを突っ込んで誤魔化すのは、タイヤが垂れたりタイヤカスを踏んだ状態でフルブレーキをした場合にグラベル一直線の未来が見えるので、もっと冷静に丁寧なブレーキングをするのが来年の課題
サーキットでの走行自体にはなんら不満が無かったのだけれど、帰りの高速道路で無駄な渋滞が起こっていたために30分以上も余分に掛かったのが残念。このとき道東道は、台風10号の被害で一般道が途絶したために、その一般道を日常の生活のために通行しているような住民への救済措置として道東道の音更帯広~占冠間を無料区間として設定されていた。その「無料の恩恵」にあずかるためには、ICでの乗り降りのそれぞれを「音更帯広~占冠」の間で済ませなければならないことから、本当は占冠よりも西側のICまで移動する車でも、一度、占冠ICでわざわざ降りてすぐにまた占冠ICで乗りなおす車両が列をなしたことが渋滞の原因。道東道は基本的に片側一車線のために、そういった車両の影響はICのずっと遠くまで出てくる。
占冠IC近辺の本線から料金所の間は完全に停車して渋滞していたから乗りなおすためには2、30分は余計に時間が掛かったはず。占冠ICで乗りなおすまでに掛かる余計な時間、その渋滞のために余分に消費するガソリン代、落とした品性の代償の合計は「無料の恩恵」(せいぜい2,000円)に見合うのかな、と。
Posted at 2016/10/12 21:10:12 | |
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サーキット走行 | 日記