• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ひろしちのブログ一覧

2024年03月10日 イイね!

【i-DMs九州】Be a driver.なオフミ2024開幕戦へ参加、そして『特別レッスン』の成果報告

昨年の7月に初めてi-DMsのプチオフ会に参加させていただき、メンバーの皆さんが一様にしなやかに運転をされるのを目の当たりにして衝撃を受けてから早いもので半年が経ちました。
初回参加の時にメンバーの方から(継続して練習すれば)「3か月後にはG-bowlで9点台をコンスタントに出せるようになりますよ」と言われた言葉が脳裏に焼き付いて離れませんが、我が家の愛車のCX-60は納車からこれまでリコール3回(4本のリコールと2本のサービスキャンペーン)、さらに10日間ほど乗らなかったのが原因か、購入から1年未満でバッテリーが上がってしまうという事象に見舞われ、なかなかi-DMの練習をする機会のないまま時間だけが過ぎてしまいました。

年が明けてi-DMs九州の2024年の開幕戦が3月10日、福岡県下の某所で実施されました。
今回は過去最高のエントリーとのことで、我が家のCX-60を入れて総勢9台での開幕戦となりました。

開幕戦の結果は・・・、一体私は何を学んできたのだろうか、と頭を抱えるほどのスコア的には体たらくで、何も身についていないということが良く分かる結果となりました。
(午前中の0.2G、午後の0.3G、いずれもブービーメーカー・・・)

しかし!今回の開幕戦は、私にとっては初回参加時と同等・・・否、自分自身ができるようになったことを考えるとこれまでで最高の衝撃を受ける出来事がありました。


開幕戦終了後、0.2Gでも0.3Gでも常に9点台以上のアベレージをたたき出されていたメンバーの中でも上級者の方にマンツーマンで凡そ1時間の『特別レッスン』を付けて頂きました。
その効果たるや凄まじく、そのおかげでコツといいいますか、コーナーを駆け抜ける際の"爽快さ"を感じ取り、より多くの頻度で再現できるようになりましたのでレポートいたします。

1.何はともあれ"正しい"ドライビング・ポジションをとることが大事!
今回、マンツーマンレッスンを付けて頂いた上級者の方(以降、この方のことをコーチと呼ぶこととします)に、先ずはドライビング・ポジションから見直して頂きました。
正しいドライビング・ポジションができていないと、爽快な走り(マツダ車の場合、i-DMのスコアが5.0が満点)に繋がらないことを痛感しました。
私は身長が188cm、体重も凡そ100kgの”巨漢”ですので、これまでのドライビングポジションは、
 ・シートの座面は一番下、
 ・ステアリングは一番奥(引っ込めた状態)
にしていました。ただ前後だけは、極力座席を後ろに下げないようなポジションを取っていました。

しかし、それだとブレーキとアクセルの操作が足首の先、厳密にはつま先で操作することになり(実際今まではそうでした・・・)、2時間も運転すれば足が攣ってくるという状態になります・・・。
 
コーチ曰く「ドライビングポジションは最もリラックスした姿勢で運転できるポジションになるのが望ましい」とのことで、合わせて頂いたポジションは(私の場合)頭が天井に着くか着かないかほどの高さの座面になり、腰はシートに一番深く入れた状態で、ほぼいっぱいに下げた位置となり、ステアリングは思っている以上に手前且つ、下になりました。

コーチに設定して頂いたドライビングポジションではCX-60のi-DMのランプがステアリング上部に隠れて見えなくなるほどステアリングは下がっています。
しかし、このポジションに座ると脚がスッと自然にブレーキもしくはアクセルの位置に来るようになりました。
そしてアクセルワークをつま先ではなく脚全体(どちらかというとももの筋肉)を使って自然に操作することができるようになりました。
 
これは画期的なポジションで脚全体の筋力を使うことができるので、これまでのつま先に依存していた運転方法と比べ、圧倒的に楽になり、かつ微細なコントロールも脚全体を使った方がやりやすいことも判明しました。
これによって修正前のドライビングポジションと比べ大幅に脚への負担がなくなり、かつ微細なコントロールができるようになりました。
デメリットは運転席の後ろには我が家では誰も座れなっくなってしまったことですが、我が家の普段の定員は3名なので、今は正しいドライビングポジション優先で行きます!

ステアリングの持ち方も、いわゆる10時10分の位置を順手で握るのではなく、"3時40分" の場所を薬指と小指で軽く支える程度で握る という目から鱗の握り方を教わりました。
確かにこれで握ると肩の力が抜け、ステアリングを回した時に腕の筋力ではなく肩甲骨の筋力で回すことができるようになり、結果"運転が楽"になります。
 
その状態で先ず行ったのが、停止からブレーキを緩め時速1km/hの表示にならない範囲ぐらいの微速(本当に蟻より遅い位の微速)をコントロールできるかを確認していただきました。
恐らく、補正前のドライビングポジションではこの微妙なコントロールを長時間維持すると、足が攣って大変だったと思います。。
しかし補正後のドライビングポジションだと体の大きな筋力を使ってコントロールするので、そこまで苦にならないことが体感できました!
この時点で既に未体験ゾーンの世界です。
 
さらにハンドリングについて先ほどの 3時40分 を薬指と小指で軽く握る程度で停止時からタイヤが動く前のゴムがグニュっと曲がる感覚がステアリングから伝わるのが理解できるかを体感しました。

確かにこの一見異形と思われるこの握り方にすることで、微細なステアリング操作も身体に負担なく行うことができました!
この"タイヤがよじれることがステアリングを通じて分かる"のも、マツダ車の"人馬一体"の思想からそこまで意識して造り込んであることを後から知りました。
マツダのその姿勢を賛同し、応援していきたいと改めて思いました。

ドライビングポジションが決まり、ハンドリングの基礎を学んだところで、いよいよコースへ走り出しました。


2.i-DMの3要素(ブレーキ、ステアリング、アクセル)のうち、最も大事なのはブレーキ。
ブレーキがベーシック(基礎)となり、その上にステアリング→アクセルと繋げるイメージ・・・。
このあたりの話は諸先輩方には”釈迦に説法”となりますが、初心者の私にはイメージとして理解しやすい内容でした。

0.3G設定で、最初は各コーナーでのブレーキで4.5以上をコンスタントに取れるようになること、その上でコーナリング時のステアリング(G)とアクセルでGを保ちながら"駆け抜ける"ことを教えて頂きました。
最初のうちは、なかなかブレーキングのスコアを伸ばすことができませんでしたが、コーチに根気強く毎回できていた点、できていなかった点を指摘していただいているうちに段々と何となく”こういう事かな?”と感覚が徐々に掴めるようになり、コーチが同乗中に初めて0.3G設定で9点台を出すことができました!

その後、コーチとドライバーを入れ替わり、助手席で0.3G設定での常時9点台+i-DM5.0の世界を体感させて頂きました。
これは自分のクルマでの出来事でしたので、まさに「百聞は一見に如かず」で電撃を食らったような物凄い体験でした。

その時点で時計の針は『特別レッスン』開始から凡そ1時間が経過(!)しており、陽も西に傾いてきていましたのでコーチをお見送りし、つい先ほど食らった”電撃”の感覚と自分が9点台で走った時の『あの感覚』を忘れないよう、碁盤の目コースを走ってみたところ…

 第一コーナー:3.9 + 2.7 + 1.8 = 8.4
 第二コーナー:1.9 + 2.5 + 1.7 = 6.1
 第三コーナー:5.0 + 2.7 + 1.7 = 9.4
 第四コーナー:4.4 + 2.8 + 2.0 = 9.2
 第五コーナー:4.6 + 2.8 + 1.8 = 9.2
 第六コーナー:4.0 + 2.7 + 2.0 = 8.7
 第七コーナー:4.7 + 2.9 + 1.8 = 9.4
 第八コーナー:4.4 + 2.8 + 1.7 = 8.9
 第九コーナー:4.0 + 2.3 + 1.8 = 8.1
 第十コーナー:4.1 + 2.3 + 1.5 = 7.9
 最終コーナー:4.4 + 2.1 + 2.0 = 8.5
 合計:93.8/OverG-Limit:0/i-DM:5.0
 

という、本日最高得点(非公認)を出すことができました!!
(後半ちょっと集中力が落ちていますが・・・)

i-DMs上級者の皆さんは、"この感覚"を自転車に乗るのと同様に身体で覚えているのだろうということを身をもって理解することができました!
直々にマンツーマンをつけていただいたコーチには感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました!
 
最終的には街中でも i-DM:5.0の爽快な走りを持続できるよう身体に覚えさせていきたいと思います。

以上で今回私がi-DM上級者に付けて頂いた『特別レッスン』のおかげでスコアを飛躍的に伸ばすことができた体験談のレポートを締めくくります。
皆さんのi-DMスコア上達のヒントになれば幸いです。長文にお付き合いくださりありがとうございました!
Posted at 2024/03/17 13:09:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | i-DMs | クルマ
2023年07月09日 イイね!

i-DMsのプチオフ(練習会)に初参加してきました。

19歳で免許を取り、33年(!)愛車を乗り継いで来ましたが、2023年3月4日(土)に私の車歴では初めてのMAZDA車となるCX-60が我が家にやって来ました。
(思い出しましたが免許取得時に通った自動車学校の教習車が「カペラ」でした)

CX-60に乗り始めてMAZDAと他メーカーとの考え方(フィロソフィー)の違いに気が付くことが多々あり、特に魂動デザインを取り入れて以降の割り切りっぷり(いい意味で)は、本当に日本車で唯一のプレミアム・ブランドに成り得るのではないかと、思わせるものがあります。

色々と感服させられた機能や考え方の中で、最初はその意味を理解できななったのが『i-DM』。
クルマがドライバーの運転(走る・曲がる・止まる)を判断して評価(スコア化)してくれるものとのことでしたので、他メーカー車にもあるエコ運転を判定するシステムと似たようなものだろうと勝手な先入観で思い込んでいました。

ところがこの機能は、他メーカーの”判定機能”とは一線を画するシステムであることを、みんカラの『i-DMsグループ』の皆さんが上げられている過去ログ等で知ることができました。
『i-DM』は走る・曲がる・止まるを正しく理解できる→クルマの運転が楽しくなる→同乗者もドライブが快適になる→結果として正しいドライビングテクニックを身に着けることで燃費もよくなる…という真の意味で運転が上手くなる画期的なシステムでした!
こんな機能を地味に標準搭載しているMAZDAは凄いなぁと思います。
世の中には運転が上手くなりたいという潜在ニーズは高いと思います。それを解決できる手助けになる機能を搭載していることを正確に宣伝するだけで、MAZDAユーザーはもっと増えると思うのですが、、、

そして2023年7月9日(日)、九州・山口エリアの「i-DMs」のプチオフにお声がけを頂きまして、初参加してきました。
参加にあたっては、インテリジェント・ドライブ・マスターの喫茶凡さんが懇切丁寧にご案内くださいました。
参加前のメールで『「G-Bowl」は(最初は)必須ではないですよ』とご案内いただいたのですが、形から入りたい私の悪い癖が出てアプリを購入して当日は臨みました。(結果としては大正解でした)

当日は梅雨末期の大雨でしたが、ミーティング場所は雨露をしのげる場所があり、豪雨を横目に参加された皆さんにご挨拶させていただくことができきました。
集合場所には、4名のインテリジェント・ドライブ・マスターの面々がいらっしゃり、ご挨拶もそこそこに「では、ひろしちさんの(今の)運転を確認しましょうか」と早速、コースへ出ることに。

今から考えると超贅沢な講師陣(喫茶凡さん、tailor1964さん)が同席され、G-Bowlを”0.2G”にセッティングしていただき、いざスタート!

コースはいわゆる碁盤の目となっていて、減速して曲がって加速して…を繰り返すことができる練習にはうってつけの場所でした。
「最初はG-Bowlの音を出さずに走ってみましょう。」と今思えばtailor1964さんの優しい心遣いにもその時は気が付かず、私はいつもより多少丁寧に運転したつもりでコースを周回しました。

周回後、G-Bowlに残されたログを観ながらtailor1964さんと喫茶凡さんが、これまた懇切丁寧にログの見方だけでなく、このログからどういう走り方をしたかが分かることまで教えてくださいました。
「これがG-Bowlのログってやつかぁ」とそれだけで感動していた私は、そこに表示されているグラフが何を意味しているのかを、その時は恐らくあまり理解していなかったと思います。
「グラフの山が高いのは良くないからもっとなだらかにブレーキもかけるべき」とその時は何故か単純に思い込んでいたんですよね…
tailor1964さんが丁寧に説明してくれている内容の半分も理解できていなかったのでしょう。。。(tailor1964さん。白状します。ごめんなさい)

「それでは理論も理解できたところで、経験者だとどういう走りになるか、体験してみましょう。」ということで、tailor1964さんのクルマに同乗させていただき、コースイン!

そこで、これまで感じたことのない走りを初体感することになります。
”走る・曲がる・止まる”が滑らかで不快な横Gも全く感じず、まさに『人馬一体』でコースを駆け抜けていく様は、まさに爽快そのもの!
自分の運転とは明らかに違うことには、恥ずかしながら直ぐに気が付けるレベル違いな走りでした。
”G-Bowl”からはコーナーを曲がる都度「♪9.3です」「♪9.5です」と音声案内が。それがどれだけ凄い数値か、直後に思い知ることになります。

「今度はG-Bowlの音を出して走ってみましょう」ということになり、私の2周回目に入りました。
「♪4.5です」「♪5.0です」…
9点台なんてとんでもない!私の場合は、よくて6点台の走りでした。
主にコーナーを曲がる際のG計測での数値なので、横Gを同乗者は強く感じている状態ということになります。。。
tailor1964さんの走りの後に、ご説明いただいたtailor1964さんご自身のG-Bowlのログを拝見すると、減速して加速するまでのプロセスがキレイな台形を描いていて、台形のピークも0.2Gを超えていません。
一方、私の走りでは、コーナーリング中にブレーキを踏み足したり、ステアリングを切り足したりして、”台形”には遠く及ばない歪な形を描いています。。。

こうして「走る・曲がる・止まる」が見える化されるだけでなく、諸先輩方からの懇切丁なご解説によって「どうすれば正しい走りができるか」も理論と身体で理解することができました。
誰しも、運転はうまくなりたいと思っていると思います。
でも、具体的に”どうやったら”上手くなるのか、普通はそこで挫折するものですが、このG-Bowlと『i-DMs』メンバーの蓄積されたノウハウによって、自身の走りを可視化して修正箇所も見直すことができる。。。
これは本当にすごい!

その後も、私の走りについてG-Bowlのログと実走で、少しずつ”正しい走り方”へ近づけるようアドバイスを頂きました。
プチオフは初参加の私のための講習会のような感じになってしまい、何だか申し訳ありませんでしたが、私個人としては大きな収穫と目標ができた日となりました。

プチオフ終盤、喫茶凡さんの"0.3G"試走にも同乗させていただき、0.2Gとはまた異なる世界のキビキビした走りに感動しっぱなしでした。。。
速度も速く、私のこれまでの感覚だと急ブレーキに近いのに、同乗者はダイブすることなく「♪9.8です」「♪9.9です」…と9点台を連発。。。
9点台の走りでは同乗者は全然不安になったり気持ち悪くなったりしません。
私ももう少し(とはいえ10年ぐらい)前からこの走り方を身につけていれば、子供たちが小さい頃に色んなところにクルマで連れて行った時、快適ないい思い出を残してあげることができたのに、、、と感慨深く思いました。

楽しい時間は加速度をつけて過ぎ去り、早くも終了時間に近づいてきましたが最後には『i-DMs』的ドライビング・テクニックだけでなく、私のドライビング・ポジションのチェックもして頂きました。
私の場合、マツダが推奨するドライビングポジションと比較すると随分前に出して運転していたようで、矯正後の周回では初めて(1回だけですが)9点台を出すことができました。

自分でも何も知らなかった時と、今とではGのかかり方が雲泥の差なのが分かります。
今は最後の周回で唯一9点台が出た時の"あの感覚"を忘れないうちに、早く練習がしたいです!

プチオフで様々なアドバイスを頂いた諸先輩方、引き続き今後とも宜しくお願いいたします。
Posted at 2023/07/10 11:27:02 | コメント(3) | トラックバック(1) | i-DMs | 日記

プロフィール

「[整備] #CX-60 KeePer技研 ダイヤモンドキーパー・Bメンテナンス https://minkara.carview.co.jp/userid/205864/car/3401978/7791625/note.aspx
何シテル?   05/11 22:43
クルマを買うのが趣味です。 (家族に迷惑かけています…) これまでの車歴は次の通り。 01:HONDA Prelude inx XX / E-BA4 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

燃料噴射量学習 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/15 07:27:11
[マツダ CX-5] 【お手軽チューン】AT補正学習の作業について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/12 11:08:14
テレビキット データシステム 取り付けの記録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/09/30 18:32:13

愛車一覧

マツダ CX-60 CX-60 / XD 4WD (マツダ CX-60)
2023年3月4日、X3から乗り換えました。 見た目は似てますが、全く別物です。 私は ...
BMW X3 BMW X3
2018/07/22 (Sun) 真夏の炎天下に我が家の一員として来てくれました。初のデ ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
念願のFR車に乗ることができました!
レクサス RX レクサス RX
2016年3月21日納車。 ソリッドのブラック(212)はお手入れが大変です。。。

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation