ハイエースワゴン セルモータープランジャ修理の思ひ出

こちらは経年劣化によるトラブルの一つ、セルモーターの不良です。
この車だと結構あるトラブルみたいですが、私も例に漏れずトラブってしまったという(泣

WEBをアテにしたらなんとなく自分で出来そうな具合だったので、内部交換部品のみを発注して自分で作業する事にしたのですが…下から潜ってセルモーターを外そうとすると締結ボルトは2本しか無いにもかかわらず、かなり力が掛けづらくちょっと苦労した上に見た目よりも重くてちょっとビビりました(笑

で、これがフタをあけたところですが真ん中のプランジャ（？）というパーツが遠心力で下側にある接点に接触して導通する様ですが、これらが磨り減ってまともに電気が流れなくなる、という…

銅のカスだらけなのですが…この車、中古購入時に一度セルモーター自体を交換していたのですがさすがにそこから数万km走るともう駄目だった、という感じですね＿|￣|○

これが接点側の状態ですが、丸く磨り減っている部分は元々は平坦だったご様子ですね(笑
これだけ磨り減るなんてちょっと設計的におかしいだろ、と思いましたがおNEWのパーツはきちんとここが分厚くなってて対策はされてましたよ。

こちらは真ん中のプランジャ側ですが、接点部分と触れ合っている部分はほんの一部しかないという(汗
これでよく動いてたな、というのが正直な感想ですが…たまに「カチン」といった音でセルが回らない、となってしまった場合はもう危険信号かなと。

で、交換パーツは意外と安くて3000円位でした。
品番等は多数の方が公開されているので割愛しますが、壊れる前にO/Hしておいても良い箇所かなと思ったりもしますね。

最後にコチラはセルとは関係ありませんが…セルを直して半年後にぶっ壊れたオルタネーターです(泣
さすがにコレは出先でトラブった上に色々とあって自分でやる場合では無かったので泣く泣く修理工場にお願いしましたが、リビルト品オルタネーターとエアコンプレッサーのところの軸のベアリングも逝っており、5万円の出費になってしまったという。

…これがトドメとなってハイエースはもう手放そう、と考えてしまったきっかけの一つでもありますね。
いくらハイエースが頑丈とはいえ、19年落ちで近年の修理費や維持費を考えるともう無理、となってしまったのは否めません(泣

一度、家族が運転している時に貰い事故で左のスライドドアに突っ込まれてかなり修理していますし、自分でも以前雪の松山オートランドの駐車場の上り坂で滑ってしまい、門扉にリヤゲートを直撃させてリヤガラス粉砕&ゲートべこべこにもしてたりしますしね＿|￣|○
ボディのガタは我慢するとしてもエンジン周りのトラブルまで出始めたのではさすがにつらい、という事で…

この車、実は自分で100％選んだ車では無かったのですが実際に乗ってみると本当に良い車でして、人気があるのもうなずけましたしね。
トランポや実用車としては申し分ない性能でしたし、関西やら関東まで遠征するのにも頑張ってくれたのですが本当にお疲れ様、といった感じですよ。