自作雨樋サイドステップ段取り中
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
さてさて、今回はエアロ計画の最後の砦である、サイドステップの作成になります。
とはいってもまだ完成はしておらず段取り中なのですが、備忘録として記しておきたいと思いますです。
と、このタウンボックスの純正ドアパネル装着車だと、そのパネルのおかげでサイドステップのマウントにちと難があるので、多数の方が自作されている為私も真似してみる事にしまして。
素材は定番とも言えるかと思いますが「角型雨樋」を用い、角いサイドステップを作成してみる事にしました。
で、早速寸法等を取ってホームセンターを回ったのですが…高さで50㎜位になるオール塩ビ製の角樋を見つけまして。
んが、これは「カド」のデザインがイマイチな上、エンドのフタになる部分がとっても格好悪いという事に気付いたので、結局は定番品(?)としました(笑
パナソニックの「シビルスケア PC50」シリーズという物でして、これが上手い具合に1800㎜品が売ってたのでそれを2本とエンドのフタ4個、後はフタの接着用に塩ビ用の接着剤を購入しましたよ。
ちなみにこれだけで材料コストが5000円近く掛かっているので、万が一にも失敗は許されません(汗
2
そして車体側のドアパネルの一番前から後ろまでの中間寸法を取り雨樋をカットしますが…
これ、車体の右側と左側ではその部分の長さが異なっており、私の車両ですと右側は「1738㎜」で左側は「1734㎜」でした。
もちろん、雨樋本体にはフタがはまる為、フタ2個分の厚み3~4㎜程度を加味した上で、フタがはまった状態で計測寸法に合致する様に雨樋をカットしていきます。
ちなみにこの雨樋、内部には1㎜弱の鉄板が仕込まれている為に見た目よりは強度がありますんで、サンダーで切らないとちと加工に苦労するかとも(汗
なお、この写真で「右側」になっている面を車体上側に持ってくる段取りです。
ドアパネルを回避して装着する、といった方向性だと、「面」が斜めになってる写真左側の雨樋の面を「上側」にした方が良さそうなのですが…
こちらを上側にするとどうしてもマウントの関係上、ドアパネル下ツラと雨樋の間に隙間が大きく出来そうなのでとりあえずこれで進めてみます。
…黒っぽいカラーリングの車両だとあまり目立たないかもしれませんが、私の車両は銀色なので(泣
3
次に、車体側へ雨樋をマウントする為のステーを採寸して作成します。
この雨樋、重量としては1800㎜分で1kgちょい位で軽量ではあるのですが、風圧等に負けたくないので一応保険を掛けておこうかとも。
なおホームセンターの資材館をうろつきながら雨樋用のマウント金具も見たのですが、どうにもしっくりくる物が無かった上、溶接変更とかまではしたくないので適当な鉄板から切り出す事にしました。
厚みとしては2㎜弱のペラい鉄板を用意しましたが、曲げ加工の段取りを考えるとこれ以上の厚みはちと難しいので…写真の様な寸法の物をいくつかこしらえます。
一応、物がぶら下がって振動する部分である、という点も鑑みてアルミではなく鉄をチョイスしました。
なんか変な形になってますが、これは一応「コの字」ちっくに整形し、雨樋そのものの形を内側からリベット固定する、といった狙いもあります。
エンド部分はきつめにはまるフタがあるので強度はそれなりに保てるのですが、中間部分はちと不安なので。
(※作図寸法はおおよそであり、実際には現物合わせを行いながらの微調整&板金は必須です)
4
ステーを雨樋にはめこんだ状態がコチラになります。
が、実際にはいくら薄板とはいえ、万力&ゴムハンマー&ハンドパワーで曲げ加工を行ったステーが全て同じ寸法になるか、といえばそれは無理です(爆
ベンダーでもあれば良いのですが私は持って無いですし、エンジン部品とかではないのでぴったしカンカンの寸法が必要な物でもありませんからねえ~
一応、このステーを主幹とし、車体下側のサイドシルの袋部分の下、合わせのスポットがある場所に片側3~4箇所にて固定予定です。
…スポット部分に新規で穴をくるのはちと嫌なのですが、サイドシルの袋部分に穴をくるのはもっと嫌なので(笑
この手法ならば、ドアを開けた状態さえ維持すれば取り付けもそれなりに手間が掛からないだろう、という狙いもありますね。
5
で、適当な作成でも数時間掛かったステーを、フタを取り付けた雨樋にあてがうと…
なんと、フタのはまっているエンド部分付近はしっかりと「角い」形状になっているのに、写真で分かるかと思いますが中間部分はRが付いたままでしなったままだ、という事に気付く罠(爆
これ、エンドのフタそのものが雨樋に対して結構きつめの挿入になるので、雨樋のはじっこ部分は良いですが中央に行くにつれて雨樋の「底」部分がふくらんでいるという。
なので、写真の「下側」になる部分、すなわちサイドステップとして見える部分はあんまししゃっきりとはしない可能性がありますが、「上下」になる部分はリベットでステーに固定するつもりなのである程度はなんとかなる、と信じますよ。
なお、ステーの下側が雨樋の一番はじっこまで届いていないのは、雨樋の不要部分をカットする予定だからですね。
この雨樋、写真右側の折り返しのある部分が地面側になるのですが、実はここから地面までの距離で90㎜あるかないかギリギリになる部分があったんですよ_| ̄|○
現状、純正ドアパネルで、一番前に付いてる所の下端から地面までが「210㎜」、一番後ろの物が「230㎜」となってまして。
そして雨樋、「幅」は一番広いところで110㎜あるので、取り付け位置等を考えるとフロントタイヤ後方のドアパネル直下に雨樋をくっつけると結構ヤバい、というオチです(泣
…折り返し部分をカットすると長手方向の強度がそれなりに落ちるはずなので物理的にあまりやりたくはありませんが、これは様子を見つつ修正して行きたいと思いますよ。
とまあ、現状では取り付け寸法の段取りやステー作成のみですが、結局は補助としてドアパネル下側も用いて固定する事になるかなとも。
このあたり、位置決めが一番難しいのでこればかりは人手を使ってやるしかないのでしばし中断ですね~
ちなみに余談ですが、私最初はこういった雨樋をベースとし、FRPのメス型をこしらえてFRP製でサイドステップ作ろうかと考えていたんですよ。
んが、材料を段取るのにホームセンターで雨樋を買った時に、何故か「2本」買ってしまったので(笑
…左右対称的なメス型を作るのであればとりあえず1本だけ買えばよかった、と気付いたのは家に帰った後だった、という(爆
なのでこのまま進めますが、今後計画が頓挫&方向転換する可能性も0ではないのでよろしくです(汗
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