ドア アウターハンドル交換 ~Y50フーガ用を流用してみる~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
V36を購入した時から気になっていた、ドアアウターハンドルの色褪せ。最初は塗装して元色に戻そうかなぁって考えてたけど、Y50フーガのドアハンドルが手に入ったので、こちらを取付けることにしました。
日産車は、わりとこの形状のドアハンドルが多いので、流用は結構どの車種でも行けそうな感じ。オールメッキもいいけど、Y50用のは一部がボディ同色になってるので、オシャレかなぁって(笑)
今回自分のV36のカラーコードであるQX1がY50にも設定があるので、同じカラーのものを用意しました。
ちなみに調べてみたかぎり、J31ティアナ、G11シルフィの一部グレードがこのタイプみたい。
2
交換に際し、必要になる部品も用意しました。
80652-9Y000
ガスケット ドア アウトサイド
125円×4(リアと共通)
80654-JK000
ガスケット,アウトサイド(リアと共通)
269円×4
80874-AX000
グロメット(フロント用)
154円×2
64891-W5000
プラグ シール ボディ(リア用)
107円×2
3
まずはフロント。
ドアを開けると、アウターハンドルの付近にグロメットがあるので、これを外します。
4
お次はリア。
ドアを開けると、アウターハンドルの付近にシールがあるので、これを剥がします。
ウェザーストリップをずらした方が、作業性がいいです。
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フロント・リアともにグロメット・シールをはずすと、中にT30のトルクスボルトがあるので、これを緩めます。
こちらは緩めても抜けない構造になっているので、落下の恐れはありません。
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T30のトルクスを緩めると、ドアハンドルの後端側(エスカッション)がポコッと外せます。
ただし、運転席側のみキーシリンダーが装着されていて、内部のリンク機構とつながっているので、こちらは外さずにずらすだけ。他のドアはキーシリンダーがないので、そのままポコッと外せます。
7
ドアグリップは、一旦後端側へスライドさせた状態で手前に引くと、こちらもポコッと外せます。
運転席・助手席のフロントについては、インテリジェントキーのリクエストスイッチと受信機が内蔵されていて、そのケーブルがドア内部へとつながっているので、ドアグリップのボディ同色のカバー部分をこの状態で交換します。詳しい作業手順は後程の説明で。
今回ドア内張りを外さずに作業したかったため、このような方法を取りました。内張りを外して作業する場合は、結構大掛かりな作業になるようです…。
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こちらはリアのドアハンドルを外した状態。
丸い部分には4枚とも引っかき傷がいくつかあったので、この際コンパウンドできれいに磨いておきました。
磨きが終わったら、ガスケットを装着。先端側が80652-9Y000、後端側が80654-JK000になります。
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再び運転席側フロントの作業に戻ります。
グリップ部とカバー部は+ネジ2本で固定されているので、これらを外します。また、これらは両面テープでも固定されているので、こちらも慎重に剥がします。
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こちらがインテリジェントキーの受信機。
この受信機に残った両面テープをきれいにはがし、脱脂後新しい両面テープで固定。Y50用のカバーを元の手順で取付け、グリップ部とカバー部を合体させます。
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合体させた状態がこちら。
運転席フロント側のドアハンドルは完全に取外せず、そのままではガスケットが装着できないので、仕方なくガスケットの一部に切り込みを入れて装着。
エスカッション側はエスカッションをガスケットにくぐらせることができたので、切り込みを入れずに装着できました。
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各摺動部にはグリスを塗布。
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エスカッションの爪部分にマイナスドライバーを差し込んで、エスカッションとキーシリンダーを分離。そしてY50用のエスカッションに付け替えます。
こちらの作業はキーシリンダーをドアに装着したままの作業となるので、突起部でボディに傷を付けないよう十分注意して作業してください。
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エスカッションをT30のトルクスで固定し、グロメットおよびシールでサービスホールを塞ぎます。
そしてドアの開閉、リクエストスイッチの動作確認をして、異状がないことを確認し、作業完了です♪
ボディ同色からメッキになって、質感がアップし、見た目にも満足なドアハンドルになりました♪
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