回生ブレーキは使わないほうがいい？

EVやハイブリッド車の最大の特徴と言ってもいいのが回生ブレーキ発電。
でも、過信してもいけない。

車が加速して得たエネルギーを全部回収できれば100％ですが、ブレーキを踏んだ時だと回生できるのはせいぜい50％くらい。
残りの半分はブレーキで熱となって捨ててます。
下り坂でも回収できるのは高くても75％くらい。

だから信号が多い街中では電費が悪くなる。
「回生発電しているのに」と勘違いしている人は、回収されずに捨てられるエネルギーがあることを見落としてます。

ちなみに同じ下り坂でも速度が高いほど回生発電量は減ります。
速度に比例して走行抵抗が増えるからです。

もっとも効率が良いのはブレーキと回生発電を使わない走り。
でも速度制限や周りの車の流れがあるので理想通りにはいかない。
許される速度範囲の中で、できる限りブレーキと回生発電を使わない走り方ということになる。