今年最後のゆったりドライブは、静かな比叡山~大原を散策してきました。
北限を奥琵琶湖に設定したことで、雪による悪影響はほとんどありませんでした。
行きは午後出発の都合で高速道路を主に使い、帰りは充電施設が充実した岐阜のR21を走りました。
寒さで手がかじかむことが無いように暖房し、窓が曇らないようにデフォッガー機能を適度に使いつつ、経路充電をできるだけ減らして充電による時間ロスを最小にしました。
ドライブにアベレージラリーの要素を取り入れて、到着時間の正確さを楽しんでみましたが、不確定要素が満載の充電を含めて予定から数分以内に収まりました。
走行距離:634km
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【充電記録】
駒ヶ根(自宅):200V/100% → 多治見(日産)
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走行距離 131.0km
消費電力 13.2kWh
平均電費 9.9km/kWh
充電待ちを避けるために急速充電器が設置された日産が二店接近している多治見を選択すると一店目が空いていた。
80%充電設定です。

多治見(日産):急速40kW型/80%設定で31分 → 長浜(日産)
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走行距離 92.2km
消費電力 12.3kWh
平均電費 7.5km/kWh
気温:7℃、バッテリー温度:19.3℃
宿泊するホテルで翌朝までに満充電にするには、バッテリー残量を半分ほど確保しておく必要があるから直近の日産長浜店を選択。
到着見込みの30分前から「満空情報」で確認すると使用中の表示。
これは都合がよい。到着する頃には充電が終わっているはずだから。
予想した通り、到着寸前に充電器が「空」表示に変わりました。

長浜(日産):急速40kW型/30分設定で80% → 奥琵琶湖(宿)
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走行距離 38.8km
消費電力 6.0kWh
平均電費 6.5km/kWh
気温:5℃、バッテリー温度:26.5℃
ホテルで100Vコンセントをお借りしてチェックアウトまでに満充電。
朝食時に乗る前エアコンを入れて車内を暖めておきました。
比叡山から銀閣寺を巡って大原の宿まで、経路充電なしで走り切る。

奥琵琶湖(宿):100V/100% → 大原(宿)
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走行距離 91.3km
消費電力 13.6kWh
平均電費 6.7km/kWh
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民宿の庭先で100Vコンセントをお借りする。
昼過ぎまで大原を散策したから100Vでも満充電にすることができ、さらに乗る前エアコンで車内はポカポカ。
琵琶湖岸道路など車が少なく快適なドライブで電費が伸び、予定よりもだいぶ先に進んで各務原へ残量計「---」で到着。
大原(宿):100V/100% → 各務原(日産)
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走行距離 124.6km
消費電力 13.8kWh
平均電費 9.0km/kWh
雪が降る寒い中の充電は時間がかかる。
30分では67%までしか入らず、15分延長させていただいた。
積雪と寒さでバッテリーを消費して、中津川にはバッテリーを空にして到着。

各務原(日産):急速40kW型/30分設定+15分で83% → 中津川(日産)
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走行距離 75.6km
消費電力 10.8kWh
平均電費 7.0km/kWh
気温:3℃、バッテリー温度:17.8℃
R21は混雑もなく流れが良いものの路面は積雪で寒い。
ここで自宅までに必要な電力をおかわり充電するよりも、先でもう一回経路充電した方が短時間になると判断して20分で切り上げる。

中津川(日産):急速40kW型/20分、63% → 飯田(日産)
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走行距離 47.0km
消費電力 6.9kWh
平均電費 6.8km/kWh
気温:1℃、バッテリー温度:20.7℃
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長野日産飯田店は24時間稼働の認証機付き充電器なのに、利用時間は営業時間内に限定しているから、営業時間外に利用するリーフは少ない。
到着見込みは営業時間外だが、電話で利用できることを確認して向かう。
飯田(日産):急速40kW型/10分、52% → 駒ヶ根(自宅)
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走行距離 33.6km
消費電力 6.1kWh
平均電費 5.5km/kWh
気温:0℃、バッテリー温度:22.1℃
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・二か所の宿で100Vコンセントをお借りしたことで経路充電を最小回数に抑えられた。
時短のために寄った日産飯田店を除けば、真冬並みに寒い600km超のドライブで実質4回の経路充電になる。
目的地充電の重要性を再確認した。
・一日目は半日の日程なので時間短縮のために高速道路を走ったが、逆にSAの充電器は混雑が予想されるのでIC最寄りの日産を経路充電に利用した。EVSPユーザーは高速の充電器利用が500円なので、下りて充電しても割高にならない。
・宿の100Vコンセントを利用して満充電するには、1)到着時の残量を半分ほど確保する、2)長時間滞在する、のどちらかが必要となる。奥琵琶湖では前者を、大原では後者を採用した。
・充電施設が充実している岐阜では、充電施設間の必要電力を予め計算しておいて、バッテリーをすべて使い切ってできるだけ先へ進めるように準備した。
・充電後半には充電量が低下するので、短時間充電を繰り返した方が充電に要する時間は少なくなるものの充電待ちのリスクが高まる。どちらが得策か、充電施設の営業時間との絡みもあり、その場で判断するための情報をどうやって得るかが重要だ。