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2017年10月26日 イイね!

リーフを乗り換える価値



バッテリーが劣化したリーフを乗り換えることが得かどうか検討しているのだが、金銭面と同様に重要なのが実際の利便性だ。
街乗りだけに使うなら劣化したバッテリーでも不都合はない。
劣化による不都合を強く感じるのは遠出する時だ。

セグ欠けが無い、または1セグ欠けだった頃は、北は青森から西は四国や山口まで乗り放題の利点を生かして遠くまで行く意欲があった。
ところが3セグ欠けてしまうと距離も走れないし、急速充電に時間がかかる。
走行中の回生発電も弱ってブレーキを踏む頻度も増えた。
遠くまで行こうという意欲が失せて、片道200キロメートル程度のプチ遠出ばかりになってしまっている。

現在、我が家のリーフが使えるエネルギーは13.1kWhしかない。
平均電費は9km/kWhだから電欠まで走れば118キロメートル先まで行ける。
しかし、実際には30キロメートルくらいの余裕を見ると88キロメートルまでの区間で充電しなければならない。
30分で70%まで充電するのがやっとだから、次の区間は53キロメートルしか走れない。
高速道路では各駅停車を強いられ、下道でも充電場所を選ぶことが難しくなっている。

30kWh車に乗り換えると満充電なら電欠まで238キロメートル、30キロメートルの余裕を見ても208キロメートル先まで行ける。
我が家のリーフより120キロメートルも距離を延ばせる。
充電するために立ち寄らなければならない場所が決まってしまうことが無くなり、「途中のどこか」で事足りる。
食事のついでに30分急速充電すれば、次は160キロメートル走る間にどこか道の駅あたりで「充電器が空いていれば充電」することで下道を使って一日に移動する範囲は十分に網羅できる。

乗り換えても電費が変わらないという前提でも、これほどの利便性の向上が見込める。
初期型リーフに比べると乗り心地が悪くなり、作り込みが落ちるところは我慢するしかないが、遠出するための交通手段としてリーフを位置付けると乗り換えによって得られる価値は十分にある。

先日、新たに宿泊割引クーポンの会員になって、半額で泊まれるチケットが手に入るようになった。
当然、遠くへ行きたくなる。
北海道と九州も視野に入れると、乗り換えないという選択肢は無くなったようだ。

ただし、新型リーフという選択肢はない。
車に付加価値を求める人の判断に異論はないが、費用対効果が今回の乗り換えの重要な要素であって40kWhのバッテリー容量に値する費用は202万円にとどまるところにある。(算出根拠は昨日の投稿に準じる)
来年には登場するであろう60kWhバッテリ―なら400万円の価値があるのだが、それとて二年もすれば陳腐化してしまうほどここ数年の進歩は目覚ましい。

やはり現時点で遠出するための交通手段として最も費用対効果が高い選択をするとしよう。
Posted at 2017/10/26 07:41:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | リーフ | クルマ
2017年10月25日 イイね!

交換と乗換、どっちが得か

前回は、走行距離が数百キロしかない新古車相当の中古車にお得感があると考えましたが、そもそもの動機はリーフのバッテリーが劣化しているところにある。
車自体には飽きが来ているわけでもなく、とりたてて問題もない。

乗り心地は初期型リーフの方が気に行っているくらいだ。
車の作り込みも中期型は安っぽい。
それならばバッテリーを載せ換えればいいのだが、残念なことに初期型には新型同等の40kWhはおろか30kWhも載せられずに、低容量の24kWhで我慢を強いられる。

標準的なバッテリー交換費用は約66万円。
新品の24kWhバッテリーが走行に使える容量は20.7kWhで、
我が家の9セグリーフが走行に使えるバッテリー容量は13.1kWhだから、その差は7.6kWh。
66万円÷7.6kWh=8.7万円/kWh が容量当たりの交換単価になる。

30kWhの新車相当のバッテリー容量は26.4kWhだから、乗り換えると我が家のリーフから13.3kWh増量して約2倍になる。
先ほどの容量単価から
13.3kWh×8.7万円/kWh=115.5万円 がバッテリー容量が向上した価値と見なせる。

新古車相当の30kWhリーフは160万円で売りに出されているので差額は約44万円。
中古車を買うと4年間乗り放題キャンペーンの対象だから約10万円の値引き相当になって、実質の差額は34万円くらいになる。

初期型リーフの下取りが14万円と見込めば、20万円の差額で、ひと月前までは現行車だったリーフを手にすることができる計算になる。
またも20万円の差額にお得感があるかどうかだ。(諸経費込みだと30万強ですが。)

※画像はイメージ
Posted at 2017/10/25 08:06:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | リーフ | クルマ
2017年10月24日 イイね!

どっちのリーフにお得感

同じ年月に登録された二台の中古リーフ(30kWh)があって、一方は走行距離が1万キロ超え(A)、もう一方はわずか数百キロ(B)。
前車は試乗車、後車は企業向け貸し出し用デモ車。

両車の価格差が20万円(B>A)だったら、どちらに価値を見出しますか?

たとえば、
考え方(1)
30kWhリーフでも短期間でセグ欠けしている車もあるので、バッテリーの劣化が少ない可能性が高くなる距離が短いことに価値がある。→Bを選択

考え方(2)
乗った距離が違っても製造されてからの期間が同じだからバッテリーの劣化は大差ない→Aを選択

考え方(3)
走行距離が短い=乗っている時間も人数も少ない。新古車相当とみなして20万円の差は安い。→Bを選択

考え方(4)
乗った人数や使われ方は違っても所詮は中古車だから安い方が得。→Aを選択

人それぞれの価値観の違いで選択が異なりますよね。
私は、リーフのバッテリー劣化は一回当たりの走行が短距離で走行回数が多いほど劣化すると見込んでいるのでBに20万円以上の価値を見出す派です。
Posted at 2017/10/24 07:57:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | リーフ | クルマ
2017年10月22日 イイね!

来るときはパッとくる。最後は電気自動車になる


EVでエンジンが消える? 苦悩する社長たち


自動車産業を支える部品供給メーカー、とりわけエンジン関連の部品メーカーは内燃機関が自動車から消えることに対する危機感は強い。
自動車メーカーよりも深刻に捉えている。

キャブレターで世界に名をとどろかせるケイヒンも先を見据えて従業員を電動化にシフトした。
機械工学系を減らして電気工学系を増やしている。

日産リーフなどの黎明期の電気自動車を知っている人たちの多くは、良くも悪くも電気自動車が一般に普及するには課題が山積していると思っている。
しかし、産業界の流れがEVに定まれば雪崩を打つように課題は克服されてしまうだろう。

そうなると初期型のEVは文化遺産として価値が生じるかもしれない。
何年先のことになるのか分からないが、初期型リーフを保存すると面白いことになる可能性もある。
次のEVに乗り替える時には、二束三文で下取りに出すよりも納屋の片隅に安置することも選択肢の一つにある
Posted at 2017/10/22 07:33:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | EV | クルマ
2017年10月19日 イイね!

地に落ちた日産車の信頼

日産問題公表後も不正 日産車体湘南工場、無資格検査継続

社長が「9月20日以降は、すべて認定した検査員が行う体制に100%なっている」と説明していたにもかかわらず、現場では認定外の検査員が行う体制を継続していた日産。
さらに、「安全基準に適合しており、顧客にご迷惑を掛けないという判断で公表しなかった」というのだから呆れるほかはない。

日産ブランドの信頼性は地に落ちた。
すでに地に落ちていた三菱ブランドとの提携がお似合いといった皮肉も納得するしかない。

この問題が発覚した時、日産ユーザーの一部にも「たいした問題じゃない」とか「競合他社が暗躍している」などと日産を擁護する意見も散見されたが、そうした日産びいきのユーザー意識と法令を順守しない日産社内の意識は共通するものがある。

日産車の信頼性が損なわれると、現状で日産車に乗っているユーザーは所有する車の価値低下という悪影響を被ってしまう。
ただでさえ中古車市場で冷遇されている日産リーフは、一層の低評価が危惧される。

30kWhリーフの中古車価格が下がって買い時がやってくると喜んではいられない。
所有する旧型リーフの下取りや買い取り価格も連動して下がってしまうからだ。

大変なのは一生懸命に頑張っている販売店のスタッフさんたちだ。
スタッフさんたちとのつながりがなければ信頼性が地に落ちた日産車に乗り続けることはできません。
Posted at 2017/10/19 07:52:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

プロフィール

「[パーツ] #リーフ LEDヘッドライト用バルブ H8/H11/H16 / LEH102 http://minkara.carview.co.jp/userid/2063701/car/1565974/8003679/parts.aspx
何シテル?   10/04 19:14
《ディープリンク禁止》 日産リーフ初期型から初代後期型30kWhに乗り換えました。 電力消費シミュレーションを独自開発して未知の道路でもリーフの電力消費...
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