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新OSであるWindows Vistaが発売されましたが、要求スペックがかなり高いこともあってか、あちこちで批判を浴びているようです。

OSのくせに重すぎる・周辺環境が整っていない・脆弱性が多すぎるとか散々な言われようではありますが、同じ様な事は98・MEからXPへの移行期にもありましたね。

重すぎるというのは個々の環境に大きく依存するので何とも言えませんが、次世代IT技術のために様々な機能をサポートする必要があったり、そのための基礎とならないといけないのがOSの一つの役割でもあるので、ある程度は仕方ないかなと感じます。
周辺環境は時間がたてば精査され、対応も進むので心配無用の部分です。

脆弱性は多くの場合、修正プログラムを当てる事になるわけですが、積極的に公表されて修正出来るのであれば、ほったらかしにするよりもずっと安全のはずです。バグや脆弱性のない事が理想なのは理解できますが、現実的にこれだけ複雑化した現代のプログラムでバグや脆弱性を完璧に防ぐ事は不可能だと思います。
また、パソコンを利用する環境が当たり前となり、セキュリティに関心のないユーザーも増加しています。その分ちょっとした脆弱性でも大きな被害を生むこともしばしば見受けられる事例です。脆弱性に関してはユーザー側で防御出来る部分も多くあるだけに、それをOSや特定企業だけのせいには出来ないだろうと感じる部分ではあります。


個人的は今すぐアップグレードしたいとは思いません。マシンのスペック的には余裕でVistaを動かせますが、ソフトの互換性やウェブサイトの対応もこれからの話なのでアップグレードは様子見でしょう。周辺環境が整ってきたら考えるかもしれません・・・。現状はXPで十分です。
皆さんはどう考えますか？