ゆ☆さのブログ一覧

この記事は、BMW、新エンジン搭載の528iを発売について書いています。

NAも6気筒も捨てたBMWが向かう先はいずこ・・・？

まあ、BMW AGの本社ビルは4シリンダービルなんて呼ばれてますし。

6気筒だけじゃないんだぜっ！

ってとこでしょうか。

っと、最近 急にバタバタしだして・・・師走先取りって感じです('A`)
そもそも、ヒューマンエラーに対する考え方が真っ向から対立しているのが悲し…
今時ヒューマンファクター や Dirty dozen について無知杉なんてありえないでしょ…
２０名弱の企業なのに体質だけは潰れかけの大企業…

という愚痴は置いておいて
トヨタのCMが面白いです。大企業はとかく保守的になるのに
こんなユーモアのあるCMつくれるのはスゴイな。と思います。

FT-86といい、現行Vitsといい、何かがトヨタの中で目覚めつつあるのかな？
ということを思っていたら 昔のWillの製品群をおもいだしました。

S-MXのLiving Legend･･･

みやもっさんのブログに書かれている
これ。

たとえ話ではなく、実際にあるんです。

ある日、エンジン警告等がついてエマージェンシー状態（出力が制限される状態）になるという事で
急遽お預かりした車があります。
サービスには予約のお客様よりお預かりしたクルマでいっぱいです。着手できたのはその日の夜
診断機にかけるとトランスミッションのコンピュータ異常を示すエラーコードがバッチリ載っています。
疑いようがありません。その日はそのエラーメモリを消去して保管です。

コンピュータ、約11万円・・・お客様に見積もりの内容を説明し承認頂き部品発注。
2日後の朝到着なので段取り組んで交換です。

交換後、５ｋｍほど試運転実施しエラーコードも現れない。Ok、完治でしょう。
お預かりから約1週間、お客様に納車。まぁありふれたサービスの光景です。
その日の夕方、そのお客様から怒りの電話。「直ってねーじゃねーか！！」（原文ママ。アンちゃん系のお客様でしたので）
店の近くにいたという事ですぐに来店して頂きそのままお預かり。やはり、予約作業が立て込んでいたのでその日は保管です。

次の日。症状が消えている・・・なんでやねん。その日から色んな条件で走行テスト。出ない・・・
どんどん時が過ぎて行き。お客様のいらいらも募ってくる・・・予約作業はあいかわらず山のようにあるので　それ1台に掛かりっきりになることもできず・・・お客様からは毎日のように督促の電話・・・

それから数週間後の夜、症状が出ました。なんで？？
みんな集まってボンネットを覗き込む。若きエースが一言
「社外のキセノン（HID）つけてますね」
DIY感満点の取り付け跡・・・ライト不灯でテスト走行（夜中なのに・・・やりたくないです。こんな危険な事）
無問題。それがライト点灯した途端に

警告当点灯！！

まぢで～～

詳しい原因はわかりませんが、社外HID との相性が悪くセンサーラインがHIDのノイズを拾ってミッションのコンピュータの誤作動を招いたのではないかと思われます。

それを報告したらお客様
「なに？それじゃコンピュータ換えなくても良かったってこと？そっちの診断ミスじゃん」と・・・
泥沼です・・・
この顛末はまた別の機会にするとして、社外品を取り付けることによってこんな予期せぬ不具合を
引き起こしたという事実と、診断のプロだってそんな状態のものを｣診断する事なんてほとんど神業なんだという事を知って頂ければ幸いです

みやもっさんのブログにて

チューニングショップに入庫してチューニングするのであれば、喜んで出すでしょうけど、
　　ディーラのサービスに出す時って喜んで出す人は少ないのではないでしょうか？


とあります。説明が重複しますが
・ディーラーの主な役割はメンテナンスと修理
であり
・ショップの主な役割はカスタマイズだからです
カスタマイズ、「吊るしの状態からより自分好みの状態に変更する」

そもそも、同じクルマを扱っていても やっている事が違うのですからその内容に優劣をつける
という行為こそが相互不理解のスタート地点だと思います。

例えば、これは全て私の主観で客観的データによるものではなく
解りやすさを優先して誇張した表現をしておりますが
お客様がそれぞれに求めるものはこうなるのではないでしょうか？



ショップへは品質をより高く要求し
ディーラーへはバランス（安定感といっても良いでしょう）を求める
ここから提供するサービスも変わって当然なのです。

どっちが良いとか悪いとかではありません。
両者はお互いを補完しあう関係なのです。

ここで、どちらかの基準を別のものに当てはめようとすると
相互不理解が生じると考えます