2016年03月18日
エンジンの回転数に気を配りなさい
車を末永く使いたい、大事に乗りたいと思うなら、エンジンの回転数に気を配りなさい。
エンジンは減ります。
鉛筆みたいに減るのでなく、中で徐々に摩耗して減ります。
そして、いずれどっかのタイミングでオーバーホールが必要になる。
このタイミングが、維持か乗り換えかの判断時でもある。
オイル交換と冷却水交換をしっかりしていれば、摩耗はかなり抑えられる。
それでも摩耗が激しいは、「エンジンを回しすぎることでの摩耗」。
なかには「構造的欠陥」もありますが。
しっかりと冷却と潤滑が行われているのは当然としてエンジンが一番快適なのが
「一定回転数で軽負荷のままずっと推移する」こと。
うちの車を例にすると
・吸気抵抗が消えるのが2000rpm付近から、
・トルクが持ち上がるのも2000rpm付近から、
・燃料消費量が低くなるのも2000rpm付近。
・燃料カットが確実に利くのも2000rpm付近から。
車種によって違うが、キーワードは2000rpm。
ここの回転数付近を上手に使って、一定回転を保って走る様にできれば
エンジンにとっての「快適な」ゾーンになる。
また、回転変動が多い、大きいと他の補機への負荷も相応にかかるので、
避けるようにした方が良い。
通常のATであればアクセルを一定の開度で開けてやれば定回転のまま、
速度で順次シフトアップしてゆくはず。
MTであれば2000rpm+次のギアの2000rpm付近の速度でシフトアップとなる。
CVTはメーカー、車種によってプログラムが様々で勝手にやるからよくわからない。
扱いながらその癖を捕まえるしかない。
ただ、この一定回転数を維持するのは交通状況を加味すると結構難しい。
総車重に対して排気量が小さい車やギア比が高い車、
常に積載物が多い車になると速度が出ない、伸びないとなる。
交通事情や周りの状況に合わせてケースバイケースで。
無用な流れの阻害は、集団の中ではただの迷惑になる。
要は、
無駄に回転変動を与えない、闇雲にエンジンを高回転まで回さない。
これ、一般で言われないからか、知らないものなのかやらない人多い。
軽四輪のエンジンが長く持たないのは、回転変動が多い、大きいから。
エンジンは「一定回転数で軽負荷のまま」で動かせば
オーバーホールまでの期間はかなり持たせられる。
オイルも汚れにくく、熱量も一定になるから冷却も効率がよくなり、燃費も上がる。
でも、エンジン特性を勘案した扱いになるので良い回転数見つけるのが難しい。
やっぱり、常に自動車のカタログには燃料消費量も含めた性能曲線図が欲しいと思う。
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Posted at
2016/03/18 22:53:28
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