16万3千キロ超えまで乗りました。
年式が古くなり車検が1年単位となるためやむなくAE110へ。
若い人は知らないだろうけど
当時は10年経過で古くなると1年毎車検だった。
手放すのが惜しかったけどまだ若かったから。
10年以上経って未だに後悔しながらも
乗っていた11年間の想いでの車。
平均燃費は廃車までで平均20キロ/L近くで推移できました。
マニュアルとNAディーゼルは今でもいいと思い出します。
軽油が安い時期(1Lが60円後半)に一番乗っていたから
満タン3000円程度。更にリッター20キロ走るんだから
財布に優しいことこの上なかった。
ガソリンがバカ高い昨今となってはもう・・・。
財布エコの神様の車みたいな感じ。
おまけにミッションのフィールが「コク!」としっかりと
あるから操作していて心地よい。
加速はガソリンより俊敏さに欠けて、
最高スピードは出ませんけどね。
エンジンの美味しいところをうまく使えば
燃料も食わず普通に走れてあまり黒煙も吹かずに低燃費。
後続車に煽られたりで「ムッ」と来たら
一気に吹かして黒煙スカンク。
今の時代にはないある意味、便利な車でした。
ピラーも今みたいに幅広でないので
視界が開けていて運転しやすく、見切りも良かった。
昭和のキャバレーライクな色の座席も好きでした。
車内が狭かったから後ろ座席のレッグスペースが
あまり確保できないのは今となってはスプリンターの伝統と
なって終わりました。
時計とラジオの位置は素晴らしい。
あれは良き伝統であったほしかったけど。
AE110後期でラジオは上に来たものの時計が真ん中へお引越し。
残念。
高級車ではないけれど、ディーゼルは「SE」のグレードが
当時は最上位でパワーウインドウも電磁ドアロックもなかったけど、
あのフェイスとハードトップフィーリングは今でも忘れられない。
なので未だに乗ってる人見ると微笑ましくなる。
部品入手も税金も大変な側面あるけど、無理せずで頑張って大事に乗ってほしいなと思ったりする。
AE90のCMの様にデートして結婚したのがうちの嫁さん。
デートはAE110でしたけどね。
この車のカタログは捨てられずに未だに時々眺めてます。