2018年05月19日
法定速度も制限速度も法律で定められた「最高速度」だよ
春を過ぎると増えるのが「速度超過」。
昔からみれば今のドライバーの速度超過って可愛いもの。
昔よりも酷いのが速度の認識が自己中なこと。
安全や法規よりも自分中心に「流れがー」という話題が多い。
私からすりゃ「遅いなら抜けばいいべや」って言うだけなんですが、
抜く技量が無いものなのか、「流れがー」と「他の車のせいにしたがる」のが多いこと。
歳もとったのでこういう会話を若い人とすると疲れます。
どうも、「流れの速度=正義=法定速度」とはき違えてるのかなと・・。
法定速度は一般道で60キロ、高速で100キロ。
「これを超えて走ってはいけません」
制限速度は「制限速度を超えて走ってはいけません」
これが法律の原則。
一般人は如何なる時もこの原則が絶対で、「ネズミ捕り」もこれが土台。
即ち、
「法定速度や制限速度は超えて走ってはダメだけどそれに満たないなら遅くとも良い」
という事。
自動車専用道路は「最低速度=50キロ」が殆どあるから50キロ以上で走らないといけない。
でも、最低速度違反で捕まった事は一度もない。
若い頃に高速でパトカーと出くわした時に冗談半分で試したことあるが
パトカーに追い越されて終わったので最低速度はお目こぼし頂ける様子。
それはさておき、
ところが、交通には「流れ」というのがある。
「ここの道路は40キロ制限だけど、60キロで流れているんだから~」
と、いうケース。
交通の流れ=許容速度
ではない。
あくまで、法律に沿って運転しないといけないので、この場合は「暗黙の違反」。
流れに沿っての速度超過が正しいのかと言えば正しくはないので、
超過してる車は善悪でいえば「悪」、法令順守で走ってる車は「善」である。
すると、流れの阻害というのが起きる。
これが、一部の「煽り」という現象をも生む。
素直に暗黙の違反で交通が流れれば「ラッキー」。
そうでなければ「やむないね」とその場は安全運転に徹する。
こういう気持ちを持つ「大人の心」を持っていない人が
顕著に目立つ時代になっていると思う。
法定速度や制限速度の範囲で走ることは決して悪いことではない。
時には「ゆっくり」もあるでしょう。
そんな時は、ただ漫然とノロノロ走るのではなく
「自分の車を無理なく追い越させる状況を作り込む技術も必要」だということ。
キープレフトしたり、右車線の流れを早めにと自車の速度を調整したり、
時には広い路側やコンビニの駐車場を借用して後続車を逃がしたりという
配慮も必要。
追い越す技術より追い越させる技術を身につけろ。
これが一番大事。
一番アホでヘタクソは
「追い越す事しないで無為に自分のレーンをと執着して煽る奴」。
追い越す技術の無い人は免許の資格は無いです。
ヘタクソほど、「オレオレ」運転したがるもの。
この傾向が、車乗りに小心と乞食が増えた21世紀に入ってから
目立つようになったと思います。
上手い人って「オレオレ」やる前に先に抜いて目的地へ行っちゃうからね。
目先の運転で「オレオレ」やっても無意味だし、そもそも意識していないから。
運転技能で一番難しいのは、「円滑にゆっくり走る」だと思う。
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Posted at
2018/05/19 14:25:29
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