2014年04月07日
国内の自動車販売は減税と助成金で利益を得る為の手法になりつつある。
既にユーザーにとっての車でなく、減税&助成金の為の車。
車検等をして貰うために残価設定リースで顧客を飼い犬にしていれば
黙っていても顧客は来るし整備価格を高めにしても逃げずに最低限は潤う。
助成金と減税でつられて客が来るので、本気で無理に売る気はないし、
黙っていてもリースで縛られた客が来る。
営業は昔から見れば相当楽だろう。
長くディーラー贔屓の顧客ではあるが、
店内で頭下げてる姿は年々見なくなった。
オートバックスやヤマダ電機の方がまだマシかもしれん。
また、昔はやらせっぽくなく自然に営業が頭を下げていた光景が
今でも懐かしく思い出す。
あの頃は平成であってもまだ昭和の時代だったのかもしれない。
今のスプリンターは営業マンが自宅に何度も来て商談した車。
車検も営業マンが数か月前に電話で伺い来て見積してもらい、
自宅へ車を取りに来て代車を置いてもらい車検をだしていた。
持ち込みで整備を依頼する以外は店へ行かないのが普通で
全て営業マンがしっかりとサポートしてくれていた。
メカにも強い方だったからメンテも話が通じるから楽だった。
当然、町の整備工場よりディーラーなので若干は高い。
でも、そこは営業マンの心配りの御礼分として意識していたので
高いとも思わず、逆に「またお願いします」という関係だった。
5年位前まではね。当時は。
今は・・・。コメントに困るね。
メカになると整備へ丸投げ姿勢は営業失格。
車はメカなのでメカに弱いのは致命的。
そんな方は職替して家電かハウスメーカーの営業を勧めます。
まぁ、今時代では考えられないのかもしれない。
そこまで顧客に熱心だった。
逆言えば、
今時代の客がそういうのを知らないのを良いことに
本来のサービスケチってるだけ。とも、言える。
思い出すね。
今度帰郷したら訪ねてみよう。居るかなぁ。
さて、昔話はさておき、
トヨタは販売チャンネル毎の固有車種が年々削って少なくなった。
昔はカローラ、スプリンター。
バブルはマーク2、チェイサー、クレスタ。
など。
今はタウンエースノア、ライトエースボクシーとか。
ドル箱もマーク2兄弟からワンボックス兄弟になっている様子。
そろそろ、販売チャンネルの刷新が必要になっている様に思う。
ネッツはもう必要でなく、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店。
この三種で事足りる気がする。
ネッツが無くなると個人的に困るが、
若者が車を離さざる得ない時代である以上は仕方ない側面もある。
顧客の絶対数が離れてきているとすれば、散らばっている販売店も
営業成績順に整理、廃合しても問題ない様な感じも同時に・・・
と、ふと思った。
Posted at 2014/04/07 22:07:01 | |
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