2016年03月17日
車を末永く使いたい、大事に乗りたいと思うなら、冷却水(クーラント)は定期的に交換しなさい。
エンジンオイルは定期的に交換しなさいと、文章が同じフォーマットで申し訳ない・・。
メーカー推奨交換時期は「6年 OR 10万キロで買換え」を予定してる場合の話。
末永く大事に使うなら交換は「シビアコンディション」で考える。
<冷却水>
・普通のクーラントであれば車検毎に全量交換する。
・長寿命クーラントであればメーカー指定期間で全量交換する。
但し、長くても4年程度で全量交換する方が安心。
可能な限り、純正品を使うようにする。
パッキンやホースなどの部品との相性でハズレにくい。
冷却水はエンジン内のウオータージャケットや
ラジエータの腐食や詰まり等を防ぐ為にも交換は必須。
効率よく冷えなければ、内部の摩耗などが起きやすい。
エンジンオイルと同様に冷却水の交換も
総走行距離が延びれば延びるほどに、
後になって寿命として効いてくる。
交換でお金は確かにかかる。
しかし、後でトラブルになると、もっとお金がかかることになる。
必要な事と思い、頃合い見て惜しまなく交換する。
交換は時間がかかるので車検時に行うが理想的。
もし、10万キロでタイミングベルトの交換予定があるなら、
そのタイミングでウォーターポンプの交換をすれば、冷却水は全量交換になる。
更にそのタイミングでラジエータホースの交換もやれば尚効率よい。
工賃は10万位?は、かかるが個々の単品交換より安価になる場合が多い。
10万キロ超えであれば、この辺の部品はどのみち交換しないといけない。
作業はディーラーか信頼置ける整備工場へ頼むこと。
カー用品店やスタンドだと全量交換どころかエア抜きすらしない場合もあるから要注意。
クーラントの濃度。
寒冷地は濃度は50%~位、それ以外は30%~位。
(メーカーや整備工場、地域によって差異あり)
冷却水は水に近い方がよく熱を奪う(冷える)っぽい。
スプリンターが寒冷地で使っていた頃のままの濃度だと、
首都圏の猛暑では少し水温が高めで推移して、
電動ファンが頻繁に回る割に冷えるのに時間がかかる。
首都圏の濃度にすると、通常の針の位置(水温)になり、
電動ファンが回る頻度が下がり、寒冷地濃度よりは効率よく冷える様子。
逆に北海道では夏は涼しいのか寒冷地濃度でも全く問題なし。
使用する地域に合わせて、しっかりと濃度の管理はした方がいい。
寒冷地で冬のシバれた夜に外に一晩停めておくと、クーラント薄いとシャーベットになって凍る。
オーバークールもオーバーヒートもエンジンには良くない。
Posted at 2016/03/18 00:12:41 | |
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