そもそもE46を増車した理由から。
今春に就職した長男が配属先の下関へ、ベンツSLKを持って行ったところ、職業柄荷物が積めないクルマでは役に立たないのだと。
本人は「買ってほしい」とは言わないのですが、そこは親バカ。先回りして買ってしまいました。
各家庭毎に子供の教育方針は異なるでしょうが、私が3人の子供たちに使わせたいクルマ像というか、求める性能は、
①安全で、②美しく、③運転して楽しい。そして④適度に壊れる、の4点。
最後の『適度に壊れる』という事を、今は特に重要視しています。
もちろん壊れ過ぎるのは財布がもたないからダメ。
壊れるから修理の喜びを覚えるし、壊れないクルマは、腐らないコンビニのおにぎりと一緒で信用できません。
食べ物は腐る一歩手前が最も旨い(と思っているのは私だけか)。野菜や果物に賞味期限は無く、自分の目と鼻と舌で判断する能力が鍛えられる。賞味期限信者と化した今の日本人のマニュアル思考は、クルマ整備の世界にも蔓延っているように感じるのは私だけか?この世に壊れないモノなど無く、あらゆるすべてのモノは、いつか必ず壊れる。「木は鉄を凌駕する」と西岡棟梁は言いましたが、1300年を超える法隆寺や東大寺の木造建築も、途中のメンテナンスは必須です。
厳選した最高の材料を組み合わせて、自らの“思想”をカタチにして表現する。クルマも料理も建築も根本は変わらない。
使い手は、作り手の“想い”を理解した上で、慈しみと工夫で手を加えながら、永く永く味わい尽くし、いつまでも使い続ける…
文章が永遠に続きそうなのでまとめますと、今の彼(長男)には、E46に乗ることが最も適していると私が勝手に判断した次第です。
関西でE46に関してなら最も信頼できるショップで買ったとはいえ、2003年式の16.6万キロの個体です。やはり不安はあるので、普段ベンツCLKを使っている妻に毎日通勤で使ってもらい、問題無いか見極めてもらいました。
結果、街乗りでは問題無し。
では長距離は?と、11/29(日)に、うどん県まで日帰りの試運転に出掛けました。
早朝に奈良を出発。
明石海峡大橋を渡り四国に上陸。
道路は空き空き^_^
朝食の目的地は名店「手打十段 うどんバカ一代」さん。親バカならココしかないでしょ。
朝の8時過ぎだというのに、既に満席状態💦さすがうどん県‼️
こちらのお店イチオシの釜バターうどんをいただきました。これは‼️
カルボナーラみたいでメチャウマです👍
食後には、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得したことでも知られる名勝『栗林公園』 へ。
美味しいお抹茶を一服^_^
昼食は、これまた香川県の名店「骨付鳥 一鶴 丸亀本店」さんへ。
スパイシーで旨し👍
ひなどり、おやどりを其々テイクアウトも購入^_^
四国日帰り試運転の結論は、何ら問題無し。高速、低速、ワインディング、走る、止まる、曲がる、内装も外観も、どこもかしこも完璧!
コイツは最高の個体と言えます。
スーパースプリントが奏でる排気音も痺れる音色でたまりません。
いやぁ〜良い買い物しました^_^
これなら安心して下関の長男に渡せます👍
支離滅裂な長文失礼いたしました🙏
Posted at 2015/12/17 14:20:32 | |
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