シフターワイヤー交換

　ロードバイクの後ろ変速が不調なので調整していました。ワイヤーを張ったり緩めたり、どうしても治らずそれどころかどんどんひどくなりました。レバー巻き上げ部の不調だろうとばらし始めましたが、とうとう全く機能しなくなりました。何のことはない、ワイヤー切れでした。
　マウンテンバイク、旅行用自転車ではシフターワイヤー切れ交換は経験がありますが、ロードバイクのブレーキレバーとコンビとなったシフターのワイヤー切れは初体験です。なんとも難儀なものです。無駄に部品を外したせいもあるでしょうが、ワイヤーを変に差し込んでしまって、端末の太鼓が引っかかって抜き戻せません。ドリルで抜き穴をこしらえてやっと抜いたり、無駄仕事が続きます。元凶は老眼に鞭打って明るさの足りぬ状況でぼやけた視界での作業のせいです。
　本来ほんの数分で出来るワイヤー交換なのですが、ものにするのに数時間かかってしまいました。まさにジジイ仕事の効率の悪さです。
　変速不調の原因は、切れかかってささくれだったワイヤーが悪さしてワイヤーの巻き上げ、引き戻りが渋くなっていたせいです。

　シフトレバー根っこの切断のみならず、BB下のワイヤー通し部でも切れかけてささくれ立っていました。このニシキロードバイク、完成品で取り寄せて30年ほど乘り続けています。よくシフトワイヤーが持ったものだと言えるのでしょう。