ミジェットタカのブログ一覧

　アクティーHH4のタイミングベルトを交換しようとしましたが、クランクをから回ししてバルブを突くというとんでもないミスを犯してしまいました。マニュアルではテンショナーを緩めればベルト交換ができるように書いてますが、きつくてじたばたしたあげくの大ミスでした。アイドラーを外した状態でベルトをはめて、あとからアイドラーをボルト止めすれば何の苦労もなかったのですが。
　ヤフオクで中古ヘッドを取り寄せて自力交換しました。書いてしまえば一行でしまいですが、ドタバタ、ジタバタの連続の一週間でした。3回にわたってパーツ取り寄せの手数をかけたショップにも迷惑をかけました。
　何とか動けば御の字と思っていましたが、３０ｋｍほど走った状況では、水、オイル漏れは見られず、煙も吐いてないし、タペットギャップ調整をして乗せたおかげか、音が静かになったようですし、まだ５０００ｒｐｍまでしか回していませんが、前よりか回転の上りがよくなったように感じられます。何よりも、程度の良いヘッドをオークションに乗せてくれた出品者に感謝です。


取り寄せ中古ヘッドです。


エキマニカバーを止めているボルトが抜けませんので、カバーを破ってエキマニをヘッドから外し、そして付け替えました。破った穴は付け替え後に銅板を張り付けて勘弁です。


　ヘッドの吊り下ろし上げに活躍したのは、スキー現役時代に使った室内スキーキャリヤーです。延べ数百台のアルペンとXCスキーを運んだものです。初めは、フェローマックスバンの家根についていたものでした。そして、国道で拾ったトラック荷締め具です。


　タイミングベルトの切れた、我がアクティーのオリジナルエンジンです。これがためにホンダのショップで中古エンジンに積み替えてもらって、12年が経っています。これがトラウマで、タイベル交換を行ったわけですが、自分の手ででこれと同じ現象を起こしてしまったわけです。

　タイミングベルト切れでエンジン交換して12年、距離は5万キロほどしか走っていませんがタイミングベルト交換をすることに決めました。ネット通販で5点セットを買い、発電機ベルトやその他の用品もそろえました。エンジンマウントゴムが切れかかっているので、新品純正部品を取り寄せました。こいつが5千円以上で高い部品交換につきます。
　サービスマニュアルの関連ページもプリントアウトしました。来週は暖かさが戻るそうなので、週明けには作業開始予定です。

　ブレーキサーボ吸引エア速度コントロールでも、車室内ブレーキエア吸入窓ガムテ張りコントロールでも、期待した効果は得られず、今回は倍力装置内真空度をコントロールする試みをやりました。
　真空コントローラーを吸引ホースの間に入れて、まろやかな一定の真空度を保つようにするという試みです。

　真空コントローラーです。パイプを運転席まで引いて設置します。繊細な機器で振動、低温高温に弱いらしく、車室のほうがましに思います。そして配管です。

　
　真空コントローラー自体数千円して、相当な費用負担でしたが、効果のほどは期待外れです。空気取り入れ口にガムテを張ったほどの効果しか得られませんでした。つまり、ブレーキを軽く浅く踏んだだけで、無駄に強く制動がかかるのを抑えようとすると、急ブレーキが鈍ります。
　真空コントローラーの故障とか、余分な配管によるトラブルとか、不安要素がいっぱいありますので、まったくお勧めできません。高い出費の、骨折り損のくたびれ儲けに終わります。小生の場合はドア敷居であばらを圧迫したせいで痛みが出ました。ひびでも入っていて痛みが長引けば、泣きっ面にハチ、です。
　結局、急ブレーキ性能を落とさずに、軽く浅く踏んだ状態でのブレーキ効きすぎを抑えることは、倍力装置に出入りするエア速度なり真空度なりのコントロールでは対処できないということになりました。