ミジェットタカのブログ一覧

　ガスケットを見ても異常は見られず、本当にヘッドガスケット抜けが起こっていたのか確認できません。まずはシリンダー壁に傷や異常がないか確認します。

　傷みは見られず、安心しました。ブロック上面にひずみは見られず、平滑性は保たれているようでこれまたおおきに安心しました。

　クランクをプーリーロックナットから回すための巨大なボックスレンチですが、１インチスパナで回せるように工夫していました。しかし滑りやすいので、最近２４ｍｍメガネを取り寄せてそれが掛かるように加工しなおしていました。それがすぐさまに役立ちました。

　ヘッドガスケットやウォーターポンプなどのパーツが早くも届きました。MOSSアメリカへの発注、カリフォルニアから一週間余りで到着です。

　シリンダーヘッドを外しました。前日にスタッドボルトナットを緩めておきましたが１０個のナットを均一に徐々に緩めていくのは難義です。排気へのエアインジェクションノズルを抜かないと工具が入らぬ個所もあります。
　さて、ヘッドを持ち上げかけましたが車体が浮きかけます。２年前外した時同様にガスケットがこびりついているのかと一瞬思いましたが、すぐに思い至りました。１０個のナットを緩めはしたが戻し切って抜き取ってはいなかったのです。ホンダアクティーのヘッド交換をしたときはまったく同様に、ナット群を抜けるちょい前まで緩め戻しただけでヘッドを抜こうとしてナットに気づかず相当にゴンゴン叩きまわった末にやっとナットに気づいたのです。今回はすぐに気づいたとはいえ、同じミスを繰り返すのはいかにもジジイ仕事というものです。

　すぐににっくきファンクラッチ付きウォーターポンプを外しました。

　先週木曜夜発注からもう到着しました。eBay経由のアメリカショップへの発注、中国山東省発送のアルミラジエターです。なんだか長辺が湾曲していますが、そこはTU国制です。少々加工が取り付けには必要かもしれませんが覚悟の上の発注です。とりあえず気密性、漏れは問題なさそうです。

　キャブレターを外しました。ホース類やパイプ類、配線類も外します。

　マニホールドと触媒パイプの繋ぎを、3か所のWナットを外して分離します。キャブと熱シールドを外さないとここにはスパナが入りません。