もう肌寒い季節になってしまいました。
これまでFM-VICSに関しては
①メーカー対策品
②自作補助アンテナ
③自作ルーフアンテナ
④市販のフィルムアンテナ
を試してきました。
①は都市部で有効ですが、弱~中電界では無力
②はごく限られた受信しやすいところで拾いやすくなるかどうか程度
(試した中ではループアンテナが良かったが、指向性が強いので合格にならない)
③ナビとはつながっていないにもかかわらず影響が見られた気がする。不思議。
④高価なパナ純正(他ナビ用)を複数購入したにもかかわらず全て撃沈・・・
オークションで中古のFM対応ブースター(約30dB)を接続しても、かえって受信しない状況でした。
ということで、直接ルーフアンテナ(ラジオアンテナ)から分岐することにしました。
ピカソのラジオは見えないのでDの方に聞いたところ運転席ハンドル右下にラインがきていると教えていただき、パネルの外し方とライン(以前、メーカーからグレーのラインより分岐するよう指示があったとのこと)を教えていただきました。
パネルは足音の方からバリバリ引っ張って外しました。すると3つのコネクターがありました。
(写真はコネクターを外した後です)
特殊なコネクタです。調べるとFakraと言い、色によってラインを示しているそうです。
(A・B・C・・・・・・・・Zとあり、Zは全てに利用できる汎用コネクタになっています)
そしてよく見ると
グレーはラジオアンテナ線ではありませんでした。キーレスエントリー用のアンテナ線と思われます。
写真の3本の中では白がラジオアンテナになります。白はファンタム電源付きとのことなので、ルーフアンテナ台座からここまでのどこかにブースター回路が入っているものと思われます。
確認のため、グレーを外してラジオを受信。普通に聞こえます。
白を外してラジオを受信・・・地元fm1局がガサガサするだけです。間違いなく白がラジオアンテナ線です。(メーカーさん、Dさんしっかり!)
ということで各種コネクタや変換ケーブル、ミニブースター(12Vで作動)など、手当たり次第に注文しましたw
既に工具や材料等で片手は超えてしまいました><。良いポータブルナビが1台買えますね^^:
ブースターも様々あり、間違えて送信用ブースターなどを買ってしまったりして泥沼ですが()、ここまで来たらダメでも手を尽くすのみです()。
アンテナ線の分岐ケーブルがまだ作成できないのでラジオのラインをミニブースターに接続し、そこからナビのVICSアンテナ接続プラグにつなげます。
今回使ったブースターは写真のものです。
32dBのブースターを使用しましたが、受信範囲はさほど広がりませんでした。
しかし、地元市内の電波が「受信中」となり、乗車直後というわけにはいきませんが気がつくと文字情報・FM-VICSの図形情報・ナビ画面への矢印表示が出るようになりました。
5分おきに更新されることも増えましたが、まだちょっとしたところで「未受信」になったり、30分走ってもVICS受信なしの場合もあります。(一度も受信したことのない地域もあります)
そのため、更に64dBのブースターと40dBのブースターを注文(サイズは写真のものと同じ。40dBブースターの方が32dBや64dBのものより出力電流が強いので両方注文)。このミニブースターは全て50Ωなので75Ωのブースターもヤフオクで入札しました()
目指すは受信地域広域化です。(できるかな~?w)
最終的にはラジオへの影響も考えて分岐前と後のどちらにブースターを付けるかなど、ケーブル・コネクタが揃ったところで試してみます。
なお、メーカー対策品のVICSアンテナにこのブースターをつなげたところ、受信には全く変化がなく、ルーフアンテナ側にブースターを付けると比較的早く地元の局を「受信中」となります。
結論が出ておりませんが、途中経過報告とさせていただきます。
追記
>文字情報・FM-VICSの図形情報・ナビ画面への矢印表示が出るようになりました。
文字情報・図形情報はメニュー⇒情報⇒・・・を選択しないとみられません。(自動的に出てはきません。設定なのか、仕様なのか? )別途ビーコンの情報は自動表示されます
Posted at 2017/10/15 22:42:40 | |
トラックバック(0) |
グランドC4ピカソ | クルマ