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美カエルのブログ一覧

2022年09月24日 イイね!

普段着のポルシェ

普段着のポルシェ

(封はまだ開けていません)

お酒貰いました




正直な話、ポルシェと言えば911、
911こそがポルシェだという気持ちはあります。

ボクスターはポルシェ色が薄まっていると思いますが、
それは駆動方式の違いからだと感じています。

発進時の、背中が押されていく様なトラクションの掛かり方。
減速時の、まるで腰を落とす様な安定した姿勢。
そして、カーブでは曲がらない(*)。

*: 曲げられないのは私だけらしい

全ては特異な駆動方式から来る事は、
ポルシェオーナーであれば誰しも理解している事でしょう。

このクセの強い乗り物を上手く運転出来た時の喜びが
ポルシェファンの源泉であろうと思います。

997でさえクセの強さを感じましたから、
996や空冷はもっと顕著であろうなと。

ボクスターは違います。
コーナリングの苦悶から解放され自由を得た気分になります。

利便性を捨て、走る為の効率を最優先したレイアウト。
ミッドシップとは誠に贅沢な乗り物だと思います。

ミッドシップは四台目なのですが、ここまでコーナリングの
爽快さを感じた事はありませんでした。何れもスーパー
スポーツの類だったので、電子制御に守られた走りしか
経験してこなかったからだと思います。

そう、ボクスターに感じるのは爽快感です。

軽快なハンドリングに加えて、エンジンの吹け上がりも良し。
普通にドライブを楽しんでいる限り、このボクスターから
得られる物は爽快感以外の何物でもありません。

他にも色々列挙すると、

・屋根が開く
987の外観はボクスターよりもケイマンの方が好みです。
ルーフラインとリアフェンダーのバランスがとても良い。
ですが、やはりオープンカーの解放感が勝りました。

・細いタイヤ
フロント55%、リア50%とマイルドな偏平率。
乗り心地の良さは当然タイヤも寄与していると思われます。
そして何より懐に優しい。

・低燃費
まだ給油のログは少ないのですが、1リッターあたり
8kmとか9kmとか走ります。
勿論、国産のコンパクトカーには遠く及ばないのですが、
スポーツカーとしては十分燃費が良いクルマです。

・積載性
987はフロントのトランクが大きいです。
スーパーで買った食料品を難なく収納出来ます。
フロントだけで事足りるのでリアは使った事がありません。

・話題の先進装備無し
最近のクルマはインターネットにも接続出来、
遠隔からスマホで色々出来たり、他にも便利な機能が盛り沢山。

その様な物は個人的には不要です。
運転中は音楽すら聴きません。

2000年代のクルマなのでガジェット風味な部分は殆ど無く、
運転する為だけにクルマに乗る人向きです。

当然ながら高度な運転支援機能もありません。
これは有った方が良い気もしますが、
この時代のポルシェには搭載していません。

・イイモノ感
これは過去のブログでも書きましたが、ステアリングを握り、
ガスペダルを踏み、ブレーキを掛ける。時には変速もする。
その操作をする過程で伝わる信頼感がとても好ましいです。

世の中にはもっと良いクルマが存在すると思いますが、
その様な世界の事は分かりません。

ちなみに、スイッチやレバー類の安っぽさはご愛敬です。
その辺りのイイモノ感は求めていません。

・見た目
この表現は誤解を招きやすいのですが、敢えて使います。
控えめなフェンダーラインとか、ちんまりとした幌とか、
911とは違ってお洒落な印象を受けます。

イタ車のオープンの様に目立たない所もポイント高いと思います。
誰しもが目立ちたくてオープンカーを選ぶ訳ではないです。

ヘッドライトは威圧感とか睨みを効かせるとか、
不穏な要素が無いのでクルマとしての存在が友好的です。


動力性能は普通、アピアランスも尖っていない。
でも屋根は開くし走れば爽快感に浸れる。

普通のクルマとして気軽に楽しめる所が一番のお気に入りです。
Posted at 2022/09/24 22:42:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 重要度:低 | クルマ
2022年09月19日 イイね!

青いアクアの印象、もう少し

青いアクアの印象、もう少し
(写真は納車の時)

アクアブルーメタリック



三週続けて走らせて感じた印象です。

まずは気になる点から。

・乗り心地が良すぎる
もう少し分かりやすい表現を使うと、足が柔らかいです。
オープンボディとの兼ね合いも有るのかと思います。
良く言えば乗用車感覚で乗れる、逆を言うならば拍子抜けします。

PASMが付いているので、高速道路ではスイッチオンしています。
ただ、これまでPASMをSportにする場面は殆ど無かったので、
個人的には異常事態です。
サーキットでもNormalのままで走れましたから。

・トルクが細い
これまでクラッチはアイドリングの状態で
繋ぐ事を徹底してきました。それはヤリスの時も同じです。
噂には聞いていましたが、ボクスターで同じ事をすると
簡単にエンストします。

・ヒルスタートアシスト
コレが付いている事は買ってから知りました。
坂道発進の大きな障壁です。

前述の通りクラッチはアイドリングで繋ぎます。
坂道発進の時も同じです。この様な発進の仕方をすると、
ヒルスタートアシストが発進を阻んでエンストします。
その為、アクセルを踏みながら繋ぐ必要が有り、
アイドリングからの発進に慣れた身としては非常に困惑します。

991の時も、ヤリスの時も、この機能に悩まされました。
今はアクセルを開けながらクラッチを繋ぐ練習をしています。
ですので坂道発進の際は違う意味で緊張を強いられます。

・加速がマイルド
よくよく考えてみれば、991の半分くらいしか馬力が無いので
当然とも言えますが、個人的には少々驚きました。
ターンパイクの入り口からの上り坂で感じた印象です。

・音が静か
停止状態で軽くブリッピングするとそれなりに吠えてくれますが、
スピードが増してくると段々ノイズにかき消されます。

最近の演出過剰なクルマとは違いアッサリしています。
でも思えば、ポルシェって元々地味なクルマであった気が。

・オープン/クローズに戸惑う
987は手動でロック/ロック解除を行う必要があります。
電動オープンはスイッチだけで完結すると思っていたので、
最初と最後にロックレバーの操作をする事に中々慣れません。

次は良い所を書きたいなと思います。
Posted at 2022/09/19 15:19:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 重要度:低 | クルマ
2022年09月12日 イイね!

青いアクアの印象、続き

青いアクアの印象、続き
(写真は先週の房総半島より)

GR86はどことなくケイマンに似ている



数えて四台目のポルシェは987型ボクスターの後期モデルです。

今回の選択は私のクルマ選びの基準に素直に従った訳ですが、
それはすなわち、左ハンドルである事、マニュアルである事、
そして後輪駆動である事、です。

それに加えて屋根が開くというエクストラが加わると、
それらを満たすクルマはボクスターしかありませんでした。

勿論、981も良いなと思うのですが、
これまで997を二台乗ってきて改めて思うのは、
この世代のポルシェが好きみたいです。

世界的な景気後退に直面した頃のクルマなので台数が少ないのですが、
運良く手頃な価格の認定中古車を見つける事が出来ました。

今回、初めて試乗して買った中古車なのですが、
実は試乗した印象は然程良くありませんでした。

運転席に座った最初の印象は、
(ヤリスと比べて)乗り降りがし易い事、そして
(ランボと比べて)頭上空間が広い事でした。

ポルシェはスポーツカーのカテゴリーに入りますが、
使い勝手にも配慮している所にポルシェの良さは有ると思います。

そして運転した最初の印象は「重い」です。

・ステアリング
アシスト量が明らかに少ないです。
997前期のカレラSも重かったと思いますが、
ここまででは無かった気がします。

ちなみに997前期のGT3はカレラSよりも軽かったです。
クラッチだけは重かったですが。

あと、ステアリング自体が大きいです。
ちょっと回し難い。

・重量
最初の一転がりが重い。

以前、ロータスエリーゼを試乗した際、
出だしの軽さに感動を覚えましたが、
ボクスターのそれは正反対の印象です。

もっとも、試乗の直前までヤリスを運転していたので
自分の体が軽量なクルマに慣れてしまっていた、
というのもありますが。

他にもブレーキが気になりました。
ポルシェなのに、あの「鉄板を踏みつけている」感覚が乏しい。
どこかで勘違いしているのかも知れませんが。
ただ、カレラSに感じたシッカリ感が
ボクスターには無いかなと思いました。

それでも、購入するからには良かった点もある訳で。

・エンジン
排気量が小さいながらもポルシェ独特の振動が伝わってきて、
加速する時の伸び感というか、滑らかな回転上昇が
やはりポルシェのエンジンだと実感します。

・緩みの無さ(少なさ)
クラッチを繋ぎアクセルを開けブレーキを踏む。
またはステアリングを操作する。
ピシッとした感じが古さを感じさせませんでした。

新車登録から13年では、ポルシェとしては古くは無いですが。

・雰囲気
「一生懸命スポーツカーしてますっ」的な感じが無く、
リラックスした感じが非常に好印象で、
普段着として使うには丁度良いと思いました。

他にも内外装がキレイな事とか、整備手帳の内容とか、
基本的な部分が問題無かったので買う事にしました。
Posted at 2022/09/12 21:06:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 重要度:低 | クルマ
2022年08月27日 イイね!

アクア、カムバック!!

アクア、カムバック!!

(五年前の写真から)

この日はアイスココアでした。




8月も終わりです。
「夏休み」はどこに行ったのでしょうか。
今年も只の一ヶ月が普通に過ぎ去ります。

突然ですが、ヤリスを売りました。

初めての新車(国産の)でしたし、注文してからの
三ヶ月間も後付けのパーツを探したりして
ワクワクしながら過ごしたのに、
一年経たずして手放しました。

売却の前日。


日光へ最後のドライブ。

いろは坂には閉口しましたが、あれ位の道が
ヤリスには丁度良いかも知れません。


今回初めて買い取り業者にクルマを売りましたが、
ディーラーよりも高値で売れたので満足しています。
しかも代車を出して貰ったので、引き取られた後も
日常の足が無くなる事はありませんでした。

ヤリスは元々アクアの入れ替えでした。

ヤリスは殆どの面でアクアを上回っていましたが、
気になる所が無かった訳ではありません。


まずは燃費です。
アクアはハイブリッド車なのでガソリンが殆ど減りません。
最初は燃料計が壊れたかと思いました。
一方、ヤリスは同じクラスのコンパクトカーであっても、
普通のガソリン車でしたので(*1)、非力な上に高回転域を
多用していたので当然ながら燃費はそこそこでした。

アクア平均:21.43km/litre
ヤリス平均:13.95km/litre
(美カエル調べ)

そもそも、あまり燃費は気にしていないのですが。

*1: ハイブリッドもあります


そして乗降性。
アクアは普通の乗用車でしたので全く問題無かったのですが、
ヤリスにはサイドバーが付いていたので一苦労でした。
乗り降りする為にはドアを大きく開けなければならないので
駐車する場所も限られます。

本家ポルシェのカップカーよりはマシでしたが、
それでもバーを乗り越えながらの乗り降りは若干面倒でした。
その事を理解した上で買ったとしても、です。


上に挙げた部分だけを読むと、ヤリスは良くないクルマだと
誤解を受けそうですが、肝心の運動性能は比べ物になりません。

ヤリスはボディが新設計だからでしょうか、
高速道路での安定性は比較にならない程良かったです。

しかもヤリスカップのレギュレーションに則した形で
タイヤやホイール、ブレーキパッドに油脂類を交換すると
非常に魅力的なコーナリングマシンになりました。


(2021年10月7日@GRガレージ)

すなわち、ヤリスは日常の足として、そしてドライブの
パートナーとしてだけではなく、それ以上に
運転の練習用として活躍する事を期待していました。


ヤリスでしばらくサーキットに通って練習しようと誓ったのですが、
結局それは実現しませんでした。

初心者としては、サーキット走行は平日に限る、と思っています。
混雑したサーキットでは気疲れしてしまい全く楽しめません。

しかし、最近生活が変わり平日にサーキットに行けなくなりました。

そうなると普段遣いしかしないのでネガばかりが気になります。
スーパーへの買い物と遠方への買い出し(*2)しか使わないのであれば、
アクアの方が良いかなと思う様になりました。

*2: ドライブとも言います


何となく中古車情報誌(のWebサイト)を見ていると、
予算に見合う物が有ったので買い替える事にしました。

7月最後の週にそれを見つけ直ぐに販売店に見に行き、
その場でデポジットを入れ、その後契約。

同じ週にヤリスの売却を決め、
その翌週早々に引き取られて行きました。

そこから四週間後、新しいクルマと対面です。
新しい、と言っても中古車ですが。


振り返れば、五年前にアクアと対面。


(2017年8月28日)

この頃は青いポルシェとか、赤いアクアとか、
混乱するネーミングが多かったです。

一年前は、ヤリスに乗り換え。


(2021年8月6日)

車内に張り巡らされたロールケージを目にして、
一瞬、青いGT3と名付けようかと思いました。



そして本日。
都内の電車を乗り継ぎ販売店まで。


ここは京王線仙川駅。人生初仙川です。

思えば前回、京王線に乗ったのは、
アクアを引き取りに行った五年前でした。

五年前はアイスココアでしたが、
今回はアイスカフェモカでした。


(HARIBOは大好物)



車両の説明を受け、引き取ります。




運転席のドアを開けて乗り込むと懐かしい感じがします。
内装は黒一色から明るい色になったので
雰囲気は大分変わりました。





走り出すと、やはり懐かしい。
でも、違いも明確にあります。






車体色はアクアブルーメタリック、
何やら不思議な縁を感じます。









これが新生『青いアクア』です。

幌車二台体制が始まります。
Posted at 2022/08/27 22:09:45 | コメント(11) | トラックバック(0) | 重要度:低 | クルマ
2021年08月06日 イイね!

四年間を共に過ごして

四年間を共に過ごして

(四年前はアイスココアでした)

さて、今回は何を頂きましょう。




暑いです。
太陽が容赦なく照りつけます。こんな日は、
エアコンの効いた部屋でアイスでも食べましょう。

今月、アクアは車検を迎えます。
2014年式ですので新車登録から7年、
手元に来てから丸4年が経ちました。

半年ほど前の事ですが、
丁度ポルシェを手放そうと思っていた頃
アクアの営業の方から連絡を貰いました。

メンテナンスパックの更新の話かと思いきや、
車検が近い事から買い替えを勧められました。

先方は自動車販売の営業ですから当然の事です。
しかし、アクアは大変気に入っていました。

足は柔らかいのですが、その分挙動が掴み易いですし、
ブレーキは煙を吹きますが、公道を走る分には問題無いです。
何よりランニングコストを気にしなくて済む所が最大の美点でした。

ただ、高速走行が辛い所が難点(*)でした。
普段から高速道路の運転は苦手なのですが、
アクアでは輪をかけて箱根への足が遠のきます。

*:個人の感想です

今思うと、阿智村へのドライブ旅行は大冒険だったなと。


(2017年11月、阿智村にて)

ポルシェの買い替えの話が先に進んだ為、
アクアの方はしばらく放っておいたのですが、
結局こちらも買い替える事にしました。

4月には正式に注文書にサインして、
後は来る事を待つばかり、の筈でした。

これまで新車を購入した事が殆ど無かったので、
注文してからの納期を甘く考えていました。
(いくら何でもポルシェよりは早いだろうと)

確かに早かったのですが、3ヶ月以上も待ちました。
これは思っていたよりも大分長かったです。
たまたまレンタカー業界の車両入れ替えと重なった事も
長かった理由の一つらしいですが。

待っている間はドラレコを始め、
後付けするモノを探していました。
これまでは全てディーラーに任せていましたので、
この期間は色々と勉強になりました。

振り返れば、アクアを買ってから世界観が変わりました。


(2017年8月28日、アクア)

元々は、ポルシェからフェラーリに買い替える時に
さすがに一台では無理であろうと気付いた事から、
とにかく動けば良いという考えで選んだクルマでした。

予想に反し色々使える事が分かったので、
その後のドライブはアクアがメインとなりました。

コンパクトカーは本当に便利な乗り物です。
この便利さには抗えません。
良い出会いでした。


そして本日、いよいよ対面です。


アクアの最期のドライブは近所のディーラーまで。

10,954kmから乗り始めて22,024kmまで、
延べ11,070km、年平均で約2,770km。
沢山乗った気でいましたが、案外少なかったです。

この数値は、2年間で5,168kmしか乗らなかった991型と大差ないです。
乗る頻度は圧倒的にアクアの方が高かったのですが。
実に興味深い結果です。


今回はカルピスを頂きました。
(コーヒー牛乳はありませんでした)

ディーラーでアクアを引き渡し、
営業の方の運転で違うお店まで行きました。

事前に社外品の取り付けをお願いしていたのですが、
車両に慣れている店の方が良いとの事でした。
今後のメンテナンスについて一抹の不安を感じます。

アクアの代わりとなるクルマは、


(これは違う)

こちらです。


(2021年8月6日、ヤリス)

アクアからヤリスへの買い替えは順当とも言えますが、
もし新型アクアがもっと早く出ていたら、
どうなっていたのでしょうか。

ヤリスとアクアはホンの少しだけ違うのですが、
その違いが買い替えの大きな理由でした。

普段の生活の足として活躍してくれる事を期待します。
Posted at 2021/08/06 23:09:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 重要度:低 | クルマ

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