
(お別れ)
今度は、白ではない。
12月上旬です。もうすぐ年末です。
買い替える気が起きないと豪語していた小ランボを買い替えました。
自分でも何故だか分かりません。
V10エンジンを真冬にオープンで乗る、という粋を貫きたかった。
青いアクアと比べると車内がとても寒いクルマだったのですが、「オレの人生カッコだけ」が売り(*)のランボルギーニとしては、乗っていて寒いというのは大きな問題では無いのかと思われます。やせ我慢の美学というか。
*: 所説あります
それはさておき、密かに『ヤリスギ君』と呼んでいるウラカンSTOですが、小ランボの時と変わらず駐車場で大人しくしています。このクルマは色で選びました。ここ最近は赤や黄、それに青とか乗っていますが、所有歴の中で一番台数が多いのは白でした。でも、白は特に好きな色ではない。嫌いでもないけど。中古車はコンディションが最優先で色は選べないから結果的に白が多いというだけです。
今回は色で選んだ理由、というか選んだ色について紹介します。
・外装
外装色はVerde Hydraという名前が付いています。
このハイドラ(イドラ)ですが、ランボルギーニは神話や星、星座を色の名前に付ける事が多いので、語源はうみへび座、もしくは冥王星の衛星でしょう。ただ、大本を辿るとイドラとはギリシャ神話でヘラクレスに退治された九つの頭を持った蛇の事。九つの頭を持った蛇、その呼び方が九頭竜であれヒュドラであれ、ネーミングとしては微妙です。
うみへび座の緑と言われてもピンときませんが、実際の色はブリティッシュ レーシング グリーンに近いです。かつてMG RV8が欲しくて貯金していた頃に思い描いていた緑色。他にもミニやモーガンを買うなら選びたい色でした。奇しくもイタリア車で乗る事になろうとは。
この色を選んだ人に話を伺う事が出来ました。
「これは1960年代のスーパーカーのイメージ。当時、緑色に黄色のラインが入ったフェラーリがレースで活躍していた。だからイタリア車が緑でも何もおかしくない」との事。
このブリティッシュ レーシング グリーンな緑をベースに、
黄色ではなくマットカラーのブロンズをアクセントとしたのが外装色です。
・内装
一方、内装はMarrone Orpheus、茶色のアルカンタラ(東レ)です。
オルフェウスとはギリシャ神話に出てくる人の名前らしいです。茶色との関連性は無さそう。茶色をベースに、外装のアクセントカラーに合わせたブロンズ色のステッチとレザーのパイピング。フロアとリアシェルフ、そしてルーフは標準の黒。内装はこの三色です。
普通は三色も使うとゴチャゴチャするのですが、
どれも落ち着いたトーンなので気にならないです。
このクルマ、内外装を含めた全体の雰囲気は「京都っぽい」です。それは観光客の目から見た京都、すなわち古い町並み、寺社仏閣、それに抹茶を使ったお菓子。その様な印象を受けます。
写真で見る限りでは「京都っぽい」、
というよりはむしろ「ナマズっぽい」ですが。
こんな感じ。

イメージ(著作権フリー)
上のイメージを抱いたまま次にお進み下さい。

(ナマズ)
Posted at 2024/12/06 18:48:14 | |
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