足回りの次は、駆動系のオーバーホールに入ります。
↑フロントギヤボックスをばらします。
ギヤボックスとはいうものの、部品点数が少なくシンプルですね^^
↑フロントは、この車もデフギヤではなくワンウェイベアリングです。
最近は、フロントをリジットにして安定性を高めるのが流行っているようですが、当時はワンウェイベアリングを組み込んで、レスポンスを高めるのが主流でした。
ワンウェイベアリングをバラシ、洗浄・グリスアップ・組み立てしました。
↑組み立ててフロントギヤボックスの完成~^^
というか、ワンウェイベアリングを2枚の板でサンドイッチするだけなので、非常に簡単です^^
次にリヤギヤボックスに取り掛かります。
↑リヤは、ボールデファレンシャルです。
リヤについては、現在の主流は、デフギヤタイプ(
【タミヤ イグレス】オーバーホール③参照)で、ベベルギヤを硬いオイルやグリスで満たして作動制限しているようです。
でも、LSD効果はこちらの方が上と説明されているものが多いですね~。
調べてみると、TRF414Mにそれらのシステムを組むこともできそうですが、使い慣れたフロントワンウェイ&リヤボールデフのままで進めていきます。
↑構造が簡単なので、あっという間ですが、こちらも慎重に丁寧に組み上げます。
そういえば、駆動系軽量化を狙って、デフジョイント(画像の白い部品)もアフターパーツのテフロン製に交換してましたね^^
年月が過ぎて、自分で手を入れているにもかかわらず忘れてるものが、多いな~汗
↑リヤデフも2枚の板で挟んだ上でシャシに固定。
キットでは、3×6mm2本と3×8mm4本の皿ビスで組んでましたが、今回、こちらも剛性アップを狙って、3×8mm2本と3×10mm4本に変更。
フロントのギヤボックスも、3×8mm4本から3×10mm4本に変更。
↑前後ギヤボックスを組み込み、センターワンウェイ&プーリー&スパーギヤを組み込み駆動系の完成。アッパーデッキを組み込んだうえで、残りのサスペンション、アッパーアーム、スタビライザー、サスマウントを組み付けて、いよいよシャシの形が出来ました。
この中で、サスマウントの取り付けビスも、3×8mmから3×10mmに変更。
お気づきと思いますが、今回シャシを組み上げるにあたって、ビスの長さを取り付け可能な長いものに変更しました。
これは、サスペンション取り付け剛性及びシャシそのものの剛性アップを狙ってのことです。
カーボンシャシの場合、シャシ剛性を落とし、ねじりを出させることでタイヤグリップを上げるというのが流行りのようですが、今回逆に明一杯剛性を上げるように組んでいます。
↑偏屈じじぃですから・・・。。。いやいや、流行りに逆らうつもりはなったくないんですけど・・・
今回、シャシ剛性を明一杯上げて、サスペンションを大きく動かすというセッティングを試してみたいと思っているのです。
その効果は???
けっこう、良いと思うんですけど・・・
さて、次に進みます。
↑使用するステアリング用サーボも新調しました。
↑
サンワM12Sのハイレスポンスと、電圧の違うLipo&Lifeバッテリーに対応するサーボです。
併せて、タミヤのハイトルクサーボセイバーからヨコモ製に変更。
車のスピードが上がるにつれてサーボに対する入力が大きくなるんですが、こちらの方がより強固とのこと。
組んでみると、明らかに硬い感じですので、サーボと合わせてかなりステアリングの剛性感&レスポンス&正確性が上がりそうです^^
次は、パワートレイン!
当初、使用する予定だったタミヤのスーパーストックRZモーターをTA02に積んじゃいました。
じゃぁ、TRF414Mはどうすんの???
てことになるんですが、しっかり別のを準備してました^^
↑人生初のブラシレスモーター、【
LRP ベクターK7 13.5T】です!
↑RZモーターのパワーが約140Wに対し、ベクターK7は230W(公式)!
回転数が27,500rpmから22,570rpmにダウンしますが、このパワーだと、よりギヤ比を下げることができるので、かなり期待できます^^
眺めてるだけで、ワクワクしてきますね~^^
↑搭載完了!
実は、エンドベル部分が大きくて、そのままでは収まらなかった・・・汗
画像はありませんが、ロアデッキの穴を慎重に少しづつ広げ、ギリギリのスペースを作りなんとか収めましたf^^;
若干、穴を大きくするために片方だけ削る形になったけど、ちょうどリヤバルクヘッドで囲まれているところだし、取り付けビスの延長化もしているので、左右剛性には影響ないでしょう・・・を願う。。。f^^;
↑モーターがブラシレスになったのに合わせて、ESCもブラシレス用の
サンワHV-01を導入。
この2点は、お世話になっている弘前市の
ニシムラ模型さんに相談して購入しました。
入門用でお勧めしてもらいましたが、本当はワンランク上の物をお勧めしたかったみたい。←
レース参戦も考慮に入れて。。。
でも、初お目見えは控えめに・・・です^^
↑制御基盤が大きいのかな???ブラシモーター用に比べて大きくなったな~
↑とりあえず、タミヤコネクターをぶった切り、2Pに交換!
↑大きくなったな~と思ったけど、幅・奥行はそうでもないみたい。
受信機と並べて搭載できました^^
でも、コードが長くて取り回し(?)に苦労した。
そのうち、モーターとの接続はコネクターレスで直付けにしてしまいたいと思う。
その方が、コードがごちゃごちゃしなくてスッキリしそう~。
↑シャシが組みあがってメカを載せて、ようやくマシ~ンらしくなってきました^^
復活まで、もう少しです!