イグレスのオーバーホールも、もう少しといったところです。
ショックのオーバーホールに入る前に、
↑搭載する「タミヤ スーパーストックBZモーター」のブレークインをしておきます。
↑実車でいうエンジンベンチみたいなもので、30分ほど回しておきます。
3V位の低電圧で3~4分で良いという話もあるんですが、私の場合はこれでやってきたので、今まで通りやってみます。
さて、本題のショックアブソーバーのオーバーホールです。
その前に、ショックアブソーバーの働きについては、以下の動画がわかりやすい感じなので、ご覧ください。
いよいよばらします。
↑まずは、スプリングを外します。
↑そういえば、これもアフターのスプリングでした。
何の効果があるか忘れましたが、当時角断面のスプリングが流行ったような気がします。。。
これで下準備完了~
20年ぐらい手を付けていないショックアブソーバー、どんな感じなのかドキドキです。
エンドキャップ(ショックの頭です。)を取って、オイルを抜きます。
↑あぁ~、、、オイルシール(青いキャップ)が硬化しちゃって一枚は破けちゃってますf^^;
金属物は良いけど、やっぱりシール類はダメですね~。
↑さらにピストンをシリンダーから抜きます。
↑これがピストンです。
これがオイルの中を動く際に抵抗を受け、減衰するわけです。
このピストンは4つ穴となっていますが、減衰力を強くしたい場合は、3つ穴や2つ穴に交換したりします。
当時はこのようにただのプラスチック製でしたが、今ではピストンがテフロン製で、シリンダーやシャフトにフッ素加工を施したものが主流ですね~。
このような部品は、フリクションが無いほど動きが良いんですよ。
↑続いて、シリンダーとシャフトの隙間を埋めるOリングも交換。
こちらも硬化してて、オイルが滲んでました。
↑シリンダーにピストンを組み込み、オイルを注入。
時間をかけてエア抜きをします。
↑手持ちの緑色のオイルシールを載せて、溢れるオイルをふき取りながら、エンドキャップを慎重に締め込みます。
↑スプリングを組み込み、スプリングテンショナー(エンドキャップ側の黒い部品)を説明書通りの位置に固定します。
※このスプリングテンショナーによって車高の調整を行います。
※メモ 説明書数値 フロント:5mm、 リヤ:3mm
↑ショックアブソーバー・モーターを取り付け、いよいよオーバーホールも佳境に入ってきました。
併せて、アッパーアーム、タイロッドの長さを説明書数値にあわせました。
モーターピニオンギヤは、とりあえず19Tを選択。
※メモ 説明書数値 アッパーアーム フロント16mm、リヤ22mm
タイロッド 16mm
ギヤ比 17T:10.67
18T:10.00
19T: 9.54
20T: 9.07
ESC(スピードコントローラー)、受信機を取り付け、コードの取り回し処理します。
ESC、受信機とも小さいので、搭載位置の自由度が高くって良いですね~^^
おかげで、コード長さも必要最低限に出来て、取り回しも楽でした^^
そして、いよいよ・・・
↑タイヤ、ボディを取り付けて完成です!
サスペンションの動き、駆動系の回転もフリクションが少なくて、今触ってみてもウットリする車ですね^^
特に、サスペンションのフリクションが少ないスムーズな動き、気持ちが良くてついつい何度も上下させちゃいますf^^;
バッテリーを繋いで動作チェックをした際、トーインがきつ過ぎて前後進で抵抗感があり過ぎ!
タイロッドを15mmにし、トーゼロに近いくらいに調整しました。
(復刻版では15.5mm、走行テスト後に良いところを探っていきたいと思います)
★セッティングデータ★
プロポ サンワM12S
受信機 サンワRX-482
サーボ サンワデジタルサーボSDX755
ESC サンワF2500 (バックキャンセル無し)
モーター タミヤ スーパーストックBZモーター
ターン数:23T
無負荷時回転数:26500r/min(7.2V)
トルク:49mN/・m(7.2V)
適正ギヤ比:9~11.1
ピニオン 19T(9.45)
ショックアブソーバー ピストン穴:4穴、オイル:#400
スプリングテンショナー フロント:5mm、リア3mm
アッパーアーム フロント16mm、リヤ22mm
タイロッド 15mm
※アライメント値は、後日アライメントゲージで測定して、それを基準にしていきます。
次はいよいよテスト走行ですね~^^