前回の記事からもう半年過ぎてるんですね・・・TA02にハマっているうちにそんなに経っていたとは驚きましたf^^;
そのTA02、テスト走行も進んでだいぶ良い感じになってきたので、TRF414Mのオーバーホールに取り掛かりました。
↑画像上の古いシャシから各パーツを取り外し、洗浄・調整しながら下のカーボン板に組み込んでいきながら、オーバーホールを進めていきます。
↑まずは、フロントサスペンションから。
↑ばらすと、こんな作りになってます。
TA02に比べ、ロアアームがかなり長くなっているのがわかります。
現代のシャシは、ロングサスアームが主流となっており、ロードホールディングが高く、シャシグリップが良くなり、車の動きがゆったりする傾向にあるようです。
一方、サスアームが短くなると、ギャップ走破性が良くなるとともに、車の動きがクイックになる傾向があるようです。
⇒一言でいうと、ゲインが高くなるということですね。
実車で例えると、クイックな動きのGC8に対して、サスアームが10mmほど長くなっているGDBは、少しマイルドな動きとなるとともに、シャシグリップが高いことを体感できます。←特に雪道では・・・
※ただし、この傾向は単純にサスアームの長さだけでなく、GDBのロールセンターが15mm高くなっていることも影響しているようですが。。。
ラジコンでも、だいたい同じ感じの印象を受けます。
↑アップライトからユニバーサルシャフトを抜いて、洗浄・グリスアップするとともに、
↑ベアリングも
↑シールを外して、摩耗チェック・洗浄・ベアリングオイル注入します。
このベアリング、グリス抜きをしたものなんですが、長年の放置で錆びてるかな?と思ったけど、大丈夫でした^^
ほっと一安心!
※ベアリングのグリス抜き:ベアリングの中にグリスが注入されているのですが、駆動ロス低減のためクリーナーやシンナーなどで、グリスを洗い流し、さらさらのオイルで潤滑をさせるものです。当時流行ってたけど、今でもそうなのかな~?
↑各部グリスアップ、クリアランス調整しながら組み立て、シャシにサスブロックを組み付けます。
↑フロントサスの前サスブロックには、0.7mmのスペーサーを入れてます。
↑後サスブロックにはスペーサー無しです。
ちなみに、サスブロック取り付けに3×8mmの皿ビスを使ってましたが、サスブロック保持剛性アップのため、3×15mmの皿ビスに変更しました。
↑フロントサス組み込み完了。
次にリヤサスです。
↑リヤサスの分解です。ステアリング機構が無いだけフロントより簡単な構造です。
↑こっちもユニバーサルシャフトを分解清掃・グリスアップでしました。
↑もちろん、リヤのベアリングも洗浄・オイル注入します。
↑そして、組み立て。
↑リヤサスの前サスブロックには3mmのスペーサー。
↑後サスブロックには、2mmのスペーサーを入れてます。
↑スペーサーを入れることにより、このようにロアアームの取り付け位置が上げるとともに、アームに角度が付くことにより(スキッド角)ギャップ吸収性が上がります。
それとキャスター角も付きますね。
↑リアサス組み込み完了。
↑前後サスの要と言える部分が出来ました^^
アライメントの調整箇所が多い上、調整範囲も広いハイエンドカーですが、勉強には持って来いの車です。
※と言っても、いじり過ぎると訳が分からなくなってしまうので、自分でアレンジしているところは、ほとんどないけど・・・f^^;
注:文中のコメントは、あくまで私個人の見解となっておりますので、もしかしたら間違いがあるかもしれませんので、ご了承を。
もし、間違いがあれば、ゴメンナサイ🙇
久しぶりに、TRf414M組み立てを行いましたが、ガタが無く剛性感タップリでスムーズな動きのサスペンション、カチカチッと決まるハイエンドカーの組み立てをしていると本当に楽しいですね^^
組み立てにナーバスになるかなと躊躇していたTRF414Mのオーバーホールでしたが、これからの作業も楽しみながら進めそうです。
Posted at 2016/06/27 01:24:55 | |
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